時計コレクター

父は腕時計とオールドカメラのコレクターだった。父がなくなって１００日過ぎてようやく遺品の整理にとりかかった。とりあえず時計に値段をつけなきゃならない。なにしろ１０００本超えるから時間がかかってしかたない。国産物はKING SEIKOとGRAND SEIKOを除いては５００～２,０００円にした。GUCCI・COACH等ファッション物は５,０００～１０,０００円。他は私の鑑定眼とインターネットを駆使してできるだけ正確な値段を弾き出すよう努力した。

結果（質に出したときに幾らまで借りられるかという値段）
　おおよそ ６０,０００,０００円
　　最高値：オーディマ・ピゲ
　　次　点：ヴァセロン・コンスタンチン

ピゲもヴァセロンもたくさんあった。ロレックスやオメガにも高価なものが多数あり、結局こうなった。パティク・フィリプやユリスナルダン・コペルニクスはおそらく妾さんの隠し金庫にしまってあると読む。あれだけで数千万は違ってきちゃうけど、まあ仕方ない。珍品・奇品が多数あったのも見逃さなかった。評価はかなり低めにしちゃたけど。

とりあえず一時的に貰っておいた時計。
　１. ヴァセロン・コンスタンチン（ケース等１８K）
　２. ロレックス・エクスプローラⅡ
　３. コルム・アドミラルズカップ

まあ、バンドの設定やオーバーホールにいったいいくらかかるのやららってな感じだねぇ。しかしやっぱり私の親父。金はほとんど遺さなかったけど、時計だけで６,０００万円超遺すとは…。

カメラはどーすんだろーね。オールドカメラの値付けなんてできないよ。

H23.5.2 14:27 豊住橋 LYNX+HW-01C