雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

あなたは「ガガイモ」なの 「イケマ」なの

2016-09-14 22:21:39 | 草花

「その植物の名は ガがイモ」

名も知らぬ植物にもすべてに名が付いているのに驚きます。珍しい花を咲かせる植物の名はすぐ覚えますが、雑草と言われる目立ちもしない花は一切覚えようとしていないじぶんがあります。

真面目に植物の名を覚えようとするとパニックに陥ります。

そのような時、無理に覚えなくても好きな植物の名だけ覚えれば、気が楽になります。

何度も自然に触れていると、その内自分の植物の世界が少しづつ広がります。

関心のある植物の名だけ覚えればよいのです。

我が別荘の野に見られる植物で「ガガイモ」と云うものがありますが、素人にはこの名がガガイモなのかイケマなのか分からなくなります。

 

イケマの花

今年になって私は完全に名を覚えました。別荘地の野に多く見られるのは「ガガイモ」なのでした。花は紫がかったあまり目立たない花です。

イケマの実

そして、もう一方の「イケマ」ですが、襟裳岬悲恋沼の通路脇に咲いていました。また、今年は美深町に入る峠でもイケマの白い花を付けました。

二つ植物を見つけてみると一気に名前が頭の中に入ります。

山菜図鑑にガがイモの芽だしとイケマの芽出しの部分は料理によっては食べれるとあるのを見ましたが、私はまだ実験はしておりません。

 


北海道台風直撃 2016年7号、11号、9号、そして10号 農林水産被害額440億円

2016-09-13 12:55:23 | 自然

「4つの台風による北海道の総被害額 440億円 どう立て直すか?」

台風襲来のない土地として安心しきっていた北海道に、8月後半から立て続けに4つの台風が襲いました。これは地球異変です。

一度目に台風でもたらされた水が土にしみ込み満杯の土壌に、次々に襲う台風の雨が降り注ぎ、土壌が耐えられなくなったことが誘引して大きな被害にもつながりました。

4つの台風が立て続けに北海道に襲来するなどと誰が予想したでしょうか?

広範囲で河川が氾濫した十勝やオホーツク管内、空知地区中心に農業被害が341億円に達し、1970年以降の風水害では最大だった「56水害」(81年)の農業被害約645億円に次ぐ規模になっています。

農林水産の他河川や橋などを合わせたら、全体の被害総額は2千億円に迫るとみられています。

農作物が泥にまみれ、不作の年となり、今年は野菜の高騰も懸念されています。

今の内にジャガイモやタマネギを買い貯めておいてはという仲間もいます。

★台風10号の農業被害1万2千311ヘクタール 十勝管内が約7割。被害面積は7・11・9号合わせた被害面積 1万2千094ヘクタールとほぼ同じでした。特に10号では宗谷地方で記録的な大雨となり、土砂崩れ、浸水が相次ぎました。

稚内市、利尻町、利尻富士町で24時間降水量の多い所では190㎜を超えました。


銀色の道 宮川泰 鴻之舞にゆかりの人

2016-09-12 18:33:29 | 紹介

「銀色の道は鴻紋軌道を歌う」

ダークダックスが歌う「銀色の道」はよくテレビで流れていました。ザピーナツも持ち歌としていたようで、多くの人に「銀色の道」は歌われました。

ダークダックスのメンバーの一人が先日亡くなり、「銀色の道」の歌を思い出しました。

「銀色の道」は、「オホーツクの紋別(市街)と鴻之舞鉱山」を結ぶ「鴻紋(こうもん)軌道」の汽車のイメージから生まれた歌なのです。

高校で使う「高等地図帳」には「鴻之舞(鉱山)」が書かれており、子供のころからぜひ行ってみたいと思っていました。当時、東洋一の金山が鴻之舞だったからです。

 

ハロインカボチャの花     ズッキーニ―の花   記事には関係ありません。

銀色の道の作詞者は宮川泰氏で、すでに亡くなられましたが、氏は鴻之舞に子供の頃住んでられたことがあり紋別ゆかりの人として鴻之舞鉱山閉山記念行事が行われた際招かれて鴻之舞鉱山記念碑広場で女性コーラスを指揮して銀色の道が歌われ記念行事が行われました。

その夜、紋別市内で祝賀会が行われ鴻之舞にゆかりの人が集いました。

当時カムイラピットは鴻之舞鉱山の遺構調査をしていましので祝賀会にも出させて戴き、宮川泰氏ともお話しさせていただきました。

お会いして後、数年して宮川氏は無くなりました。

★宮川泰氏は宇宙戦艦大和の唄と係わりがあり、NHK紅白歌合戦の最後のホタルの光の指揮をしていたのも氏でした。ご子息の宮川彬良(あきら)氏は現在作曲家として活躍されています。

★鴻之舞鉱山の全盛期には14500人の人がこの地域に住んでいました。

★鴻紋軌道は鴻之舞鉱山閉山とともに廃止されましたが、鴻之舞鉱山遺構調査の時は共同調査の横平弘氏と「鴻紋軌道」全コースを歩いて調査もしました。報告書は北海道図書館に保管されています。


秋が進んでいる 色づくナナカマド

2016-09-10 12:40:11 | 樹木

「ナナカマド色づき 秋近づく」

9月も最早中旬、まわりの風景も、気持ちも秋模様になってきています。

9月3日に手稲のコスモスロード仲間(家族会議)と設立10周年記念の会を行った際、会場から駐車場に車を取りに行く中で手稲区役所のナナカマドの実が目に入りました。

美味しそうですが、まだまだ硬い実です。

木の葉の中に黄色く色づいた部分があり、良く見るとナナカマドの実ではないですか。

今の季節の黄色の実も魅力的です。

9月ともなればもうすでに秋の色にまわりがなるのだと思うのです。

9月3日 手稲区役所横のナナカマドの実

札幌の街路樹にはナナカマドが植えられています。極端に大きくならず、排気ガスにも強く、秋から冬にかけて赤い実が市民の心をやわらげてくれます。

今年はナナカマドの実りの良い年となりそうです。

★ 手稲のコスモスロードは稲雲高校の通学路脇に植えられており、「稲雲坂コスモスロード」と名がついています。カムイラピットが稲雲高校に勤めていた当時から始められました。瓦礫の多い所でしたが、今では土地も整理され種も植えやすくなりました。この時に結成された会が「花族会議」です。

当時から手稲の街の人たちとのつながりを深めています。


畑の秋は ツユクサとミゾソバ満開

2016-09-09 19:57:13 | 草花

「ツユクサ ミゾソバの花も魅力的」

秋は草花にとって子孫を残すための大事な季節です。

野菜の成長よりも旺盛に雑草が伸びて、わが物顔に背丈を延ばします。手のかからないカボチャ畑はその最たるもので、土の部分には雑草が生えます。

油断をしていると手を抜いた畑は雑草に覆われてしまいます。

ミゾソバの花の咲き始めはピンク色で綺麗です。 

その雑草の中でも我が野菜畑を占領しようとするのが、ツユクサとミゾソバです。

ツユクサの花も愛嬌のある顔。

手を抜いていると手の付けようもない雑草畑となるのです。

それらの雑草もひとつひとつ覗いてみると、思いもかけぬ美の持ち物であるのに気づきます。

 


モエレ沼公園(札幌市)で蜂の巣見つけました

2016-09-07 20:55:53 | 生物

「蜂の巣と云えば スズメバチの巣?」

モエレ沼公園のモエレ陽だまりの活動の中で、会員の方が「蜂がいる!」「蜂の巣もあります!」と驚きの声を上げました。

蜂の巣に慣れっこになっているカムイラピットには驚くことではなく、どれどれという感じです。

それでもスズメバチでなくてほぉっとしました。

この蜂の姿は今まで見たことはなく名も分かりません。

これはカメラに納めなくてはと早速の撮影です。

活動から帰りさっそく夜にメールが届き、活動のご苦労さんの挨拶とともに蜂の名が書かれていました。蜂の名は「フタモンアシナガバチ」とのことでした。Kさん有難うございます。

私よりやる気が十分な人なのだと感心しながら、この日の作業を振り返りました。

蜂の巣は縁起が良いと聞いていたので、この蜂の巣はカムイラピットが戴きです。


海の景色 人を引き付ける何かがある 浜益の海

2016-09-06 13:10:16 | 自然

「海の風景」

秋は空雲に魅力があります。

昨日(5日(月))はモエレ沼公園(札幌市)の活動日、モエレ陽だまり会員として出かけました。

青空とモエレ山にかかる秋空の姿が見事で、雲のたなびきも見応えがあります。

カメラでも向ければよかったのですが、作業しているところからでは立ち位置が悪く、帰りの時にでも撮影しようと思ったのが間違いでした。

この日は雲の撮影をしないで終わってしまいました。写真は思ったが吉日の気持ちでないといい物(写真)は残せません。

この日の雲は見事で、カメラを手にしなかったのが悔やまれるのでした。

そこで前に出向いた浜益の浜辺での撮影を思い出しました。

アイヌ語地名探訪下調べに出る朝の雲

積丹半島が向こう岸に見えます

前に浜益(石狩市北部)までアイヌ語地名探訪の下調べに出向いたことをブログに載せましたが、この日は、雲の姿が景色となっており、ここでは海の景色として何枚か写真を撮りました。

ただ海だけ撮影しては面白みがなく、雲の姿や岩や建物などの何かがあって風景が引き立つのです。

空の色がまぶしい

濃昼(ごきびる)の海岸 「濃昼」は難読地名のひとつ。

日本海も日によっては見事な風景に出会えるのです。


石狩市浜益 にしん千石場所

2016-09-03 22:31:40 | 昔語り

「浜益 海の幸最高」

 浜益(石狩市)の地名の起源は「ハママシケ」で、にしんの群れに集まるカモメ群れるところと云う事から言われた地名と言われている。

その浜益にこの一週間の間に二度訪れました。浜だけあって昼食に食べた海鮮丼にも満足し、食事処の近くの回転魚干し器の魚にも参加者が「美味しそう」と感嘆の声を上げていました。

帰路にはこの店に寄れないともおすでに買い求める者も居たほどです。

昼食の海鮮丼 民宿日本海 のちに値段を聞きましたら1700円でした。

  

半乾きの回転干し魚 美味しそうです。

浜の魅力は新鮮なお魚です。

今では浜益の海産物はどうのこうのと云うほどの水揚げでは無く知名度はありませんが、昔のニシン番屋の時代には無数にニシンが取れたのだそうです。

昔の水揚げ高の番付表を見ると、浜益の漁師の名が上位に何人もあげられていて、浜益の昔は大変な魚の水揚げ地であったらしいのです。

浜益の郷土資料館に展示されている当時のニシン漁の様子。

ニシン番屋は今浜益の郷土資料館として存続していますが、今に現存するニシン番屋に並びもう一つ同じ大きさのニシン番屋があったそうです。道路整備のために撤去してしまったようです。

昔のニシンで賑わった浜の浜益の様子。文化財保護協会の浜益、増毛探訪の時に食した昼食と近くの魚干しの姿をお見せします。


蚊の攻撃 かゆいかゆいで撃沈 台風一過蚊の大発生

2016-09-02 23:34:00 | 助けて

「蚊の大発生で撃沈」

今年の北海道、三つの台風襲来で大変な被害を受けました。特に台風10号では死者も出たり、農地が荒らされたり、家が流されたりと大変なことになっています。

先にも書きましたように、我が菜園は全滅に近い被害を受けましたが、更に変な所に異変が起きています。

台風でもたらされた連日の雨で、じめじめした日が続いたせいか蚊が大発生しているのです。

昼間は暑いので菜園にも行きませんが、涼しい時間の朝早くとか夕方野菜取りにでかけますと、蚊が一斉に襲ってきて服の上からでもさすのです。

少しの時間の間に襲い掛かってきて、逃げ帰るまでに痒さが頂点に来て、蚊の痒さで撃沈された気持ちになります。

家に帰るなり「撃沈、撃沈!」とラビ妻に伝えるのですが、蚊の襲来を受けたことがない妻には「何が撃沈なの??」と無言で、返事さえないのです。

この蚊の発生は台風の置き土産でもあります。例年にない蚊の多さで苦悩しています。

蚊に刺されない様に多めに服を着たりもしますが、連日の暑さにはこれも参ってしまいます。


夕日に映える フヨウ 

2016-09-01 21:06:46 | 草花

「フヨウの季節」

「夕日が綺麗よ 見ておいで」とラビ妻が言います。

何度か繰り返して言うので、カメラを抱えて外に出ました。

夕日は住宅の合間から見れるのみ。位置を良い所に移動する時間もなくその場所でシャッターを押します。

住宅の谷間からの撮影では満足するものではありませんでした。

近くに目を落とすと近所の庭にフヨウが花を咲かせているではありませんか。この家では山吹の花とフヨウしか植えておりません。スッキリした庭です。

 

フヨウとタチアオイの花の質が似ているなあと思いながら、夕日に映えるフヨウの撮影です。

フヨウにもいろいろあると見えて別な家の庭には色違い、大きさ違いのフヨウが見られます。

今年になり初めてフヨウを撮ることになります。