「雪の死傷者 道内351人」
落雪やら除雪機事故などによる死傷者が今年は特に多くありました。事故数は昨年の3.6倍にもなっています。
今年は降る雪の少ない年と思っていたのですが、札幌は雪は少なかったものの、岩見沢や空知管内などは思いの外大雪で、屋根の雪下ろしなどで雪と共に落ちたり、梯子から転落したりと事故にあった人が多く出てしまっています。
2月末時点で道内で351人の死傷者が出てしまっています。昨年の3.6倍だそうで、事故にあった家では大変であったことでしょう。
大雪の後に暖気になると一気に屋根の雪が滑り落ち、屋根の雪と共に下へ落ちたり、雪の下敷きになって死にいたることがあるのです。
「複数で屋根の雪下ろしを!」 などと注意していますが、老人が多くなり、人口が少なくなっていることもありで、現状ではその様にはなっていません。
岩見沢では落雪した雪で隣の家がつぶれたり、空き家の家が雪で押しつぶされたり危険と隣り合わせになっている所もあったのです。
★ 3月5日 4月並みの暖気で 雪どけが一気
建物倒壊 9件 、一人が怪我。
事故を抜き書きしますと。
死者は 上川管内や空知管内を中心に19人
重軽傷者は 332人
雪下ろしや除雪に伴う事故が 全体の9割を占めています。
昨年11月以降2月末までの死傷者数の内訳では
上川管内 108人
空知管内 107人
石狩管内 41人
死者数では空知管内の 8人が最多でした。
月別で見ると
11月 0人
12月 116人
1月 143人
2月 92人 でした。
事故原因では
屋根からの転落事故 119人
ハシゴからの転落事故 67人
除雪機による事故 16人
その他による事故 99人 でした。
道は 落雪が多くなる晴れた日には 軒下を通る時に注意する事。雪下ろしはしないことなど注意することと呼びかけています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます