「春は 足早にやって来た」
「一月は行ってしまい・・・・ 二月は逃げてしまい・・・・ 三月は去ってしまい・・・・・」 ました。
そして、今日は四月、一年の4分の1が終わったことになります。春の到来を心待ちしていたら、月日の経つのも早い物。この間まで札幌郊外の畑は雪に深く覆われていましたが、3月30日に郊外に出向いたら、すっかり雪は消えてしまっていました。
T君からクラス会のお礼と写真が送られてきました。中にフキノトウ味噌を作りましたとの便りが入っていて、我が家でもフキノトウを取ってこなくてはと採取に出向きました。
3月になり雪も降らず、例年より数段春は早いようです。毎年取りに行く場所に出向いてみましたら列状に見事にフキノトウが芽吹いていました。花が咲く前で、フキノトウのテンプラ揚げに丁度よさそうです。少しの恵みを戴こうと摘み始めたのですが、フキ味噌分も、テンプラ揚げ分もと取っていたら40個近くになったでしょうか。
以前、上富良野の「吹上温泉(銀嶺荘)」に泊ったおり、隣のグループがフキノトウのテンプラ揚げをしており、会話を交わしている内に「好きなだけ食べなさいよ」と云われ、嬉しくなって戴いたことがあります。山の温泉で、親しく会話した方から戴いたフキノトウのテンプラ揚げの味は忘れない味となりました。
フキノトウを取った時の、かおりは何とも云えません。あの灰汁のある匂いが好きなのです。人によってはフキノトウは「まったく受け付けない」と言いますが、我が家ではなぜか野の灰汁のある山菜が好きなのです。
春の恵みは、まずはフキノトウの恵みを戴くことからはじまります。次は「コゴミ」でしょうね。アイヌネギも芽ぶきも早いのですが、だいぶ郊外に行かないと取れませんので、まれにしか取れないでいます。
今年も春の山菜を楽しみます。
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