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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

熊肉は 手ごわい 熊肉の旋毛虫にやられた人6人出ました これも「食中毒」とか 

2019-12-25 11:33:21 | 

「40年ぶり 熊肉食べ 旋毛虫に侵される」

私は病院に昨年2ケ月ほど入りました。その時隣の病室に熊撃ち(またぎ)で生活してられた方がおられました。

親しくなり、熊撃ちの話を興味を持って聞きに通いました。

47年で46頭の熊を倒したとの事。何頭もとれるわけではないのですね。斜里町の方に住んでいたとか。

クマの中で食べておいしい所はと聞くと、私の身体の背の部分にさわり「ここが一番美味しい」のだと言います。

「熊肉には特種な虫がいて、大変と聞きますが」というと、「撃ち殺した時の肉にはその心配はない」のだそうで、現地で生肉を食べたものだそうです。

もう40年前の話ですが、札幌で「熊肉のルイベ」を出す飲食店があり、熊の旋毛虫に侵されたとのことでした。熊肉は凍らしてもこの虫は死なないというのですから用心がかんようです。

家内に言われました。「あなたは珍しいものにはすぐ手を出すから、この被害に真っ先にあうでしょうよ」とのこと。この時は地方にいましたのでやられることはありませんでした。

あれから40年、クマ肉ルイベの話は無くなりましが、今年12月21の道新にクマ肉のローストを食べた6人が、旋毛虫による食中毒を発症したと発表されました(20日 札幌市保健所発表)。

札幌市南区のイタリア料理店「純や(じゅんや)」(澄川3の2)でのことです。旋毛虫にやられても「食中毒」というのかとびっくりしました。

熊肉と言えば、「珍しいし 俺、熊肉食べたよ」とも言って見たいし、興味津々な話なのですが、生肉は絶対駄目なのです。虫に侵されると強烈な状態となるそうです。重症の時は死亡することがあるという虫です。

市保健所によると、11月10日に同店「純や」が調理したクマ肉のローストなどを食べた1団体8人のうち、30から70代の男女6人が11月以降、発熱などを訴え、一人が入院(すでに退院)し、5人が通院治療を受けたといいます。いずれも現在治療中たが回復傾向にあると言います。

※ 野生の鳥獣肉を調理する場合は、十分に加熱することが必要です。イカの刺身の虫にやられた人の話を聞いたことがありますが、ひれは大変だったと言いますので、クマの旋毛虫にやられたらとんでも無い事になってしまいます。