雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

野に目を転じれば 

2015-05-18 22:49:14 | 草花

北海道の夏

北海道の夏の写真展を北海道医療大学でするそうです。考えてみると秋は9月、10月、11月と考えると、秋の前の夏は6月、7月、8月となるのですが、北海道の春は気持ちの上では5月ばかりでなく、6月も春に思えたり夏に思えたりと、季節感が東京とはまったく違います。冬は長がーく、春は短期なのです。

畑の作付が終わると夏かなあーと思うのですが、カッコウが鳴くでもなく北海道は夏の手前の様相です。

20日から札幌で「ライラックまつり」が開かれます。19日夕方大通りを通りましたら明日からの祭りの準備をしておりました。札幌ではライラックも咲き、蕾も残り少なくなっています。

カムイラビット宅近くの街路樹のナナカマドの花も今白い花を開花しています。多くの人は赤い実を付ける季節になって、ナナカマドの花はどんな花何んだろうと思うぐらいで、ナナカマドの花の存在を知る人は少ないようです。

2日前(17日)に、もう終わりの採集になるだろうとヨモギ摘みに出たのでしたが、遅れて芽を出したコゴミを一食分、タチツボスミレ一食分、大きくなりすぎたけれどタラの芽一食分を野から摘んできました。ヨモギはさっそくヨモギ餅にして食べています。

ヨモギ餅は栄養たっぷり、健康によさそうに思えます。葉の柔らかい部分は餅に突き、茎の部分・余分にとってきた取ってきたヨモギは風呂の薬湯に使いました。

タチツボスミレは今年初めておひたしにして食べてみたのですが、「可哀想に」というラビ妻は食べてみてなかなかおいしいと評判になりました。

春の野は我が家の野菜(山菜)畑です。山菜摘んでの夕暮れ、今年初めて「オオジシギ」の羽音を聞きました。まだ一羽だけでしたが、これからの別荘(?)近くの空は賑やかになります。なかなか空は見がえのある光景が展開されるのです。オーストラリアの方から飛んできたものと聞きますので、オオジシギは生活力大せいな鳥と言えましょう。

自宅の通路にはクサノオウが黄色の花を咲かせ、マイズルソウが白い花を満開に咲かせています。オダマキも蕾を膨らませています。

菜園の作業には大半仕事を残しています。カッコウが鳴けば豆の種まきをします。もうそろそろワラビも取れています。フキもワラビも田舎の店(市場)に売られていますが、野に行けば取れるのにとおかしくも思います。