例年秋に行われている防災訓練が団地の中央公園で行われました。
秋晴れの快晴の中で200人近い人が集まって、皆真剣な面持ちです。
昨年は用事があって参加してなかったので、今年は出かけてみました。
中央公園
夏祭りや防災訓練も何時も同じ場所ですが、万が一雨が降ってもよいように、隣には
小学校があって、お天気を心配しての会場準備がいつも用意されています。
各町内ごとに本部がおかれてあって、班長さんの指示に従って色々な体験をしてきました。
私達の町内が最初に訓練したのは、バケツリレーによる消火訓練です。
2列に並んで模型の火の元に水をかける訓練だったのですが、今時には一寸そぐわない
感じがしました。第一殆どお付き合いのない団地の人達がこれだけ集まってくれるか
問題です。
放水訓練
かなり水圧があって中々思うように目的の場所に水が行き着きません。
地元の消防署の方も大勢立ち会ってくれて色々と指導してくれました。
地震等による建物崩壊で柱などによる圧迫されてしまった場合の救助法も勉強になりました。人工呼吸法やAED(緊急救命具)の使い方なども経験しましたが
訓練だから未だ落着いて出来るようなものの、実際になったらこうは落着いていられません。AEDは使い方も指示通りに言葉を発生してくれるのですが、一寸怖い気もしました。
起震車
全員が交替で起震車に乗ってみました。関東大震災と同じ強さだそうですが、来ると
解っていてもとても揺れて怖い思いをしました。
3・11の巨大地震は何の前触れもなくやってきました。どれほど怖い思いをしたか
想像を絶する思いです。
消火器の使い方も初めて経験しました。練習なので実際の消火器では勿体無いので
中に水が入っていて、栓の抜くタイミング、ホースを抜くタイミングなどをこれも全員が
経験しました。
119番の電話のかけ方はとても役に立ちました。三多摩地区は立川の多摩災害救急センターで受信され、すぐさま最寄の消防署や災害現場から近い消防署・救急車を出動させる
システムになっています。
従って119番へ電話した時には必ず自分の市をはっきりと告げることです。
尚救急車を呼ぶべきか悩んだ時には ♯を押した後7119番にかけると病院の紹介をしてくれたり、必要に応じて救急車を回してくれるそうです。
(直ぐに救急車に電話をすることによって、何時も救急車不足に陥っているのだそうです)
炊き出しの準備
訓練が終わった後、アルファー米を使ったおにぎりと乾パンが皆に配られました。
補助食のアルファー米のおにぎりは結構美味しくいただけました。
訓練も本当に大切なことかもしれませんが、このような事態が起こらないように
普段から充分気をつけたいと強く思いました。