ザ・マジックアワー

今日は久々に映画を観に行きました。
絹甫も私も、この間から絶対に観たいと思っていた「The Magic Hour」
ユニークな脚本家として有名な三谷幸喜さんの、監督４本目の作品です。
内容は、とてもちっとやそっとでは書けませんが、あれほど楽しく笑えて、優しい気持ちになれる映画は、最近お目にかかったことがありません。
マジックアワーというのは、１日の中で太陽が沈んだ瞬間、もっとも美しい時間のことを表わす映画用語だそうです。
往年の大スター役、柳澤真一さんの「その日のマジックアワーを見逃しても、明日又、必ずマジックアワーは現れる」という台詞。
「死ぬことはちっとも怖くない。怖いのは、誇りを捨てて生き続けなければならないことだ」というステキな言葉に納得納得！！
２時間５５分の間、ほとんどと言ってよいほど笑いっぱなし。
その合間に結構ウルウルきたり・・・
大御所の俳優さんたちが沢山、チョイ役程度に出てくるのにはビックリ！
さすが、三谷監督の映画には出たい！という俳優さんたちが多いんでしょうね～
最後の配役紹介も、普通は字の大きさや太さが違っていて、間もすご～く開いたりするもんですが、三谷さんの場合は「登場順」で字の大きさもみんな一緒。
この平等性もたまりません！
それにしても、佐藤浩市はカッコ良過ぎるくらいカッコいいです・・・
渋いが上に渋い中から３枚目を引き出したのは、やはり三谷さんのウデなんでしょう。
皆さんもこの機会に是非一度、ご覧になって欲しいですね～～

お膝元サミット

どうしてこう、いつも朝日カルチャーの教室の日なんでしょう・・・
去年の温家宝さん、先月の胡錦濤さん、そして今回のＧ８財務省サミット。
早くからテレビ、ラヂオで「当日は相当な混雑が予想されますので、13,14両日は、車での大阪入りはご遠慮を・・・」って、繰り返し繰り返し！
朝日カルチャーの入っている朝日新聞ビルは、大阪国際会議場のすぐ並びで、またそこからすぐに、お泊りの場所であるリーガロイヤルホテルが続きます。
でも、こちらだってもう慣れたもの。
国際会議場に直接問い合わせたところ、１３日はホテル入りだけで、会議がないことを入手。
となれば、検問はあるにしても、大した渋滞にはならないだろうとほぼ確信して出かけたら・・・


ピンポンピンポン！！
ほとんどの車が放送の言うことを聞いたのか、ガラガラ状態。
いつもより早く着いたくらいです。


帰り道、さすがにリーガロイヤルの前には、大勢の警官の方や検問の車が列を成していて、そこに向けてシャッターを切るのは憚られましたが、勇気を奮って撮った１枚。
８カ国の旗が仲良く並んで、風に吹かれていました。

この道、どの道？尾道！

今日は珍しく山陽新幹線レールスターに乗りました。
２日前にバタバタッと決まった緊急出張で尾道へ。
この写真は帰る時、福山駅で迎え撮ったもの。
行きしに新神戸で撮ろうとぎりぎりまで待って構えてたら、開閉口が開いたとたん、横のおばさんが目の前に入ってＸだったもんで・・


尾道を訪れるのは、実に４０年ぶり！！
当時、父の乗っていた船がドックに入るのに合わせ、絹甫共々３日ほど滞在したことがありました。
坂の町を歩きながら、夜はバーを飲み歩き・・・
懐かしい大好きな町でした。
潮の香りとやさしい浜風に、気分はすっかり１０代！
山の上に見える千光寺。ロープウエィで上ったのかな・・・


目の前に浮かぶ向島。
船に乗ればすぐ行けそうですが、そんな間はないっと・・・


このあたりに、今日訪れた秘密があるのですが・・・
それはいずれ又のお楽しみに・・・
朝の１０時から１時半まで、駅と目的地往復だけ（お昼も帰りの車中で）の急ぎ旅でしたが、今では新幹線のお蔭で１時間１０分もあれば行けるんですよね～！
今度はゆっくり行けることを楽しみに取っておきます。

今日のハコベル

今日は第２水曜、東京教室の日です。
残念ながら、富士山はペケポンでした・・・

Ｔさんの今日のハコベルは「キンコウボウ」
丁度今頃、ほんの僅かの間しか見られないお花です。


Ｋさんは「宝尽くし」を入れて。
黒い色紙は、バックの黒と溶けこみ、押絵だけを浮かび上がらせるので、一味違った趣が出ますね。
皆さんにご愛顧の「ハコベル」
その身に何かが～～～～！！
何だと思われますか～～？
まだお教えする訳には・・・ムヒムヒ・・・
もっと軽く・・・もっとステキに・・・
早く言いたいけど・・・まだまだ！！
そのうち、お楽しみに！！

美しい１日

Konisystemこと雅がらみで、みやび流押絵としても、どっぷりお世話になり仲良くさせていただいてる「HOSHINO SUMIKA」マキちゃんの、ステキなライブパフォーマンスがありました。
今回は、世界的ジャズギタリスト（good-looking!)小沼ようすけとのコラボライブ！
幼少からギターを初め、ジョージベンソンに憧れジャズギタリストの道を歩み始めた小沼ようすけ。
６枚目のアルバム「BEAUTIFUL DAY」が発売中で、全国ツアーの最中、神戸のライブはマキちゃんと一緒に!という企画が、ずっと温められてたようです。

場所はオシャレなカフェフィッシュ。
素晴らしいギターに聞き惚れながら、その演奏にあわせて絵筆を運ぶマキちゃんの姿に感動！！


絵を描いたり、物を創る仕事をしている姿を見られるのって、裸をさらしているような気がする、とても大変なことだと思いますが、それをちゃ～んと演じているマキちゃんはステキでした。
この日の為に(?)加圧トレーニングで鍛えた背中の美しさは、それすらが芸術作品のようでしたよ。


今日、もう一つのスペシャル企画。
メジャーデビューするようになった我らが土居ちゃん、僅かの空き時間に１曲だけセッションをする話が急にまとまったそうです。
「デスペラード」を素晴らしく歌い上げ、９時の新幹線で東京へ・・・
残念ながら私も最後まで居られなかったもんで、マキちゃんの絵が完成したところは見られませんでした・・・
でもとにかく、今までに経験したことのない、オシャレでユニークな演出。
耳も、目も、毛穴も・・・
いっぱいいっぱいステキな栄養分が入った夏の夜でした。