姫路の播磨国総社の前に作られた3つの大きな山。
姫路に近い友人が、写真を送ってくれました。
20年に一度、災厄を払う大祭に全国から神さまをお迎えする「置き山」と呼ばれるもので、直径約10m、高さは18mほどあるそうです。
「二色山」「五色山」「小袖山」と名付けられた3基の山には布が巻かれており、特に「小袖山」には、地域の人々から奉納された思い出の着物が貼りつけられています。
置き山の上に取り付けられた武将の人形。
「これって押絵よね!?」と友人が。
確かにそうですね!!
土台の板に綿を載せ、布でくるむという押絵の技法で作られています。
もともと姫路は押絵の盛んだった所で、覗きからくりの中の押絵が作られていたのも姫路です。
つい先ごろ、押絵の羽子板が未完成のまま亡くなられたお姉さまの作品を、何とか仕上げてもらえないかとご依頼を受けたのも姫路の方でした。
見せて頂いたとき、江戸羽子板の技法そのままのダイナミックさに驚きましたが、この置き山の押絵にも通じる感がありますね~
この大祭、4月7日までお参りできるそうです。お近くの皆さま、是非お越しください。
毎日ご訪問くださる皆さま、
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