goo blog サービス終了のお知らせ 

おでかけ、旅行大好き♪

食べ歩きも好き♪

九寨溝と黄龍 楽山大仏①

2015-07-15 | 九寨溝と黄龍

成都から南西に約150キロ

凌雲山の西岸壁に彫られた楽山大仏は世界最大の石刻大仏。

1996年に世界遺産に登録してます。

山のほうからも見ることができるが、そこはまた階段の上り下りがあるので。。。。。

 

遊覧船から大仏を見ました。

ライフジャケットを着こんで遊覧船に乗りましたが

川は濁ってます。

 

 

遊覧船から街を見ると空は霞んで

雲ってんだか大気汚染で霞んでるのかわかりません~

川には遊覧船が数隻

 

 

 そろそろ大仏が見えてきます。

 

 

 唐の時代に川の氾濫を静める為、僧侶により建立されましたが、

生前は完成されず、その後官吏が建立を引き継ぎ90年かかって完成されました。

文革でも破壊されず今日に至っています。

あまりの大きさに遊覧船に乗り川からでなければ全容を見ることが出来ません

 完成当初は全身が金色に塗られてカラフルな装飾が

施されていましたが、今ではところどころ彩色の名残りが見えるだけ。

大仏の台座71m  頭部の幅10m

 

 

 

 

 


九寨溝と九寨溝 都江堰

2015-07-13 | 九寨溝と黄龍

都江堰の入口

 

都江堰は戦国時代に造られた古代の水利工事跡

成都の北西約60キロ

岷江の中流に位置する古代の水利工事跡

入口から階段を下りて岷江の支流まで行きます。

 

戦国時代に水害をなくすために造られ、今なお確固として揺るがず現役として

機能する優れた土木建造物だって・・・

 

 

ここにも中国人のツアー客がいます。

そういえば欧米人をほとんど見かけない。

黄龍で2人見ただけ~~

 

 

 増水時には内江に流れ込む水量を調節し、余分な水を外江に流す働きもしている。

 

内江と外江をまたいで橋が架かってます。

 

水流の自然の力と地形を巧みに利用して造られた貴重な人類遺産

 

 

 

 

都江堰のあとはここで食事「魚港食府」って書いてある。

川魚のようで見た目はちょっと。。。。。って感じだけど

食べると川魚の匂いもなく白身魚の味だった。

どこでもカボチャがでる。

 

 

 

日本からの醤油が大活躍~~

 

ところで体調が悪くなった人

やはりこれ以上はツアーに同行は無理とのことで

日本に帰るかどうかの検討をここでされたようです。

2人参加でこのまま帰るとなると、飛行機代が2人で30万円以上いるらしい(^^;

なのでここからタクシーで成都のホテルに行くことになった。

成都のホテルは最初の日に泊まったホテルで

我々も明後日そこに行くのでそれまで成都のホテルで待機。

結局その人はどこにも行くことなく、ホテルとバスの中と病院に行っただけ・・・

保険に入っててもどこまで保険対応できるのか?

 

 

 

 


九寨溝と黄龍⑳

2015-07-12 | 九寨溝と黄龍


 

九寨溝と黄龍の旅はこれで終わり。

ここまでで充分楽しめました。

ここでもう帰ってもいいくらい~~~

でもツアーなのでまだ続きがあります。

この後「都江堰」「楽山大仏」「峨眉山」と行きます。

 

 

バスの中から中国の国旗が掲げてあるのが見える。

 チベットにも独自の国旗はある。



チベット族の集落ではきっと、中国政府から中国国旗の掲揚を強制されるか


掲げることを強力に推進されているのではないかと思う。


漢民族が多く住むほかの町では国旗の掲揚はほとんどないのに


なぜチベット族の集落にこれほどの中国国旗を掲揚しなければならないのか。

 


九寨溝と黄龍⑲

2015-07-11 | 九寨溝と黄龍

 黄龍の一番奥まで行ったら今度は下まで下りなくてはいけません。

ロープウェイで上がった分まで降りるとなるとどのくらい時間がかかるかわかりません。

ゆっくりとここに留まっていたいけど時間がありません。

 階段を上がるのは本当に苦しくて酸素が薄いのを実感。

今度は階段をひたすら下ります。

上がるより楽です。

でも膝が痛くなりだして下りがツライという人もいました。

時々休んで水を飲んでまた下りて行きます。

 何も考えずに下りていてもチベット族の人のことを思ってしまう~~

チベットの人たちが住む場所は標高の高いところばかり。

酸素濃度は平地の6~7割だとか・・・

寒さも厳しい。

高い山に囲まれて移動するのも大変。

こんな過酷な場所だから人々は強い信仰心を持って生活してるのだろうか。

この過酷な環境がほかの民族にこの地に住むことをためらわせたのかな。

だからチベット文化が守られてきたのか?

5年後10年後もこのままだろうか。

 

 

 

 チベット人の信仰は途方もない数のゴンバ(僧院 寺院)にあると言われている。

6000以上あったゴンバは中国の侵攻により90%が破壊されたとか・・

 中国とチベット、それぞれからみた歴史。

中国「チベットは、ずっと中国だった」

チベット「そんなつもりは全然なかった」

 だいぶ下りてきたと思い地図を見るとまだ半分。

やれやれ~~

 

 下りながらでもまだきれいな景色が広がって癒される。

 

 

7月になればもっと水量が増えて見ごたえがあると思う。

 

 

 

 ロープウェイから下りて約4時間。

やっとゴールが見えてきました。

ツアーの人も遅れることなく時間まで戻ってきました。

 

 

 

またバスに乗り山道を走ります。

 

お腹が空いてるんだけど疲れて食欲なし。

 

誰かが持ってきてたふりかけでご飯を食べる。

 

 

途中体調が悪くなり病院へ行った人もここで合流。

でも病院で点滴を受けたにも関わらず歩くのもおぼつかない様子。

フラフラしながらやっとバスに乗り込む状態。

中国の奥地の病院ってどうなの??

 

このあとさらにバスに乗り3時間。

夜遅くにホテルに到着。

階段の上り下りで足が痛い。

バスのステップを降りるのが一番ツライ(^^;

ホテルの中に入り数段の階段に足が上がらなくて転倒した人も・・・・

大事に至らなかったからよかった。

これ以上病院に行く人がでると大変だ。

 


九寨溝と黄龍⑱

2015-07-10 | 九寨溝と黄龍

 

 

 

五彩池の周りを時計周りに回って、二つ目の展望台(南西の展望台)へ。

水の色はコバルトブルー、エメラルドグリーン、黄緑、黄色、白・・・。

池の形が独特の曲線を描いています。

自然が造りだした芸術です。

 

 

 

 

 

 

白い石灰岩とエメラルドグリーンの大小の池が傾斜した地形に棚田状につながり

また池が光によって色を変えていくふしぎで見事な景観。

差し込む光線の強弱により、湖沼は青色や黄緑色に輝くという~

 黄龍の北にある雪宝山の雪解け水が流れ込む。

なので6月はまだ水量が少ないとか・・・・

これから7月、8月のほうが水量が多くてキレイだって・・・

逆に5月はまだ水量が少なくてほとんど水がなくてこんなにきれいな

黄龍は見れない~~

そして9月、10月は紅葉が綺麗だそうです。

10月の終わりは雪深くてとても寒いけど

雪化粧も見ごたえあるらしい~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国政府が力を入れる観光地。

道路は整備されて集落は管理されるようになった。

ここまで来るのにも道路は舗装され、黄龍までロープウェイができた。

ロープウェイがなかったら、黄龍まで行けなかっただろう。

そのおかげでこうして黄龍に来ることができ景色を楽しむことができた。

それまでは道路は未舗装のデスロードで、黄龍まで時間がかかったらしい~~

今高速道路を建設中でトンネル工事の現場がみえた。

高速道路ができるともっと時間短縮で黄龍まで来ることができるだろう。

 

ごみを集めたり掃除をするスタッフとしてチベット族の人たちが雇われている。

黄龍を引き渡せるかわりにチベット族を雇用する。

以前の生活よりもお金を手に入れることができたかもしれない。

どちらの生活が豊かで幸せなのか????

 

 

人を容易に寄せ付けない場所だからこそこんな美しい場所がここまで保つことができたのか?

神々しくまぶしくこの世のものとは思えない光景が広がっていた。

信仰の場でお寺も建てられていた。

長い時間をかけて自然が作った絶景は人間には作り出せない。

だからこそ壊してはいけない。

これ以上手を加えられることなく自然の美しさを保たれますように~~

整備された歩道の両側にお土産屋さんができることなく

このままの状態で・・・・・

(動く歩道なんてできなくていい。)

 

そしてチベット族の人が、最も良い環境で

暮らしていけるように・・・願わずにはいられない。