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♪ぼちぼちいこか♪

中年オヤジのきままな独り言。
美味しいお酒を飲みながら、
好きな音楽でも聴きながら、
ぼちぼちいこか・・・?

京都フォーク・キャンプ

2006-03-29 13:23:59 | 音楽
京都フォーク・キャンプ

まあこうも毎日のようにストレスに追われて、いつになったらストレスと
決別できるのやら・・・。
ストレスレスなんてない、とわかってはいるもののなかなか割り切れない。
これもしかたないこととあきらめて、ストレスと仲良く過ごそうと考えたり
もしています。
今はストレスが一番いけないとは思いつつ、ストレスだけは「来ないで」と
言ってもやってくるので・・・(笑)。
で、そんなストレスを忘れるためにも、音楽の話をば。

昔・昔、関西を中心としたフォーク・ソングの動きの中で高石友也氏が
中心となって活動していた音楽活動がいくつかあった。
そんな中の一つのイベントである『フォーク・キャンプ』。
1968年に秦政明氏を社長に、高石(友也)事務所が設立された。
後のURCなのだが、所属シンガーは高石友也、高田渡、岡林信康、
フォーク・クルセダーズ、五つの赤い風船、中川五郎、遠藤賢司、
ジャックスなどなど。
このあたりの詳細は、
シンコー・ミュージック(発行)、黒沢進(著)『日本フォーク紀』に
非常に詳しく紹介されているので、ご一読を。

その高石事務所と高石友也後援会が企画して行われたのが、
1967年に京都・高雄で開かれた第1回フォーク・キャンプである。
第2回はやはり1967年に大阪府総合野外活動センターで。
第3回は1968年に京都大山崎の宝寺で、第4回は1969年に
琵琶湖バレーと京都丸山公園野外音楽堂で。
そしていわく因縁の第5回は琵琶湖の沖之島で開かれた。
5回目はフォーク・キャンプの名称で開催することに対しては反発が
あったため、”いわく因縁”と言ったのだが、そこいらあたりも
前述の『日本フォーク紀』をお読みいただければ・・・。

この京都フォーク・キャンプはCDで販売されていた。
現在、手に入るかどうかはわからないが、私にとっては結構貴重な音源
である。
CD化されたのは、
1968京都フォーク・キャンプ』、『1969京都フォーク・キャンプ』の2枚。
なかなか貴重な音源といえるのではないだろうか。

他にも貴重な音源(個人的にそう思う)としては、高石友也リサイタルや
大塚孝彦『ザ・ファースト・アンド・ラスト』なども貴重であろう。
残念ながら『ザ・ファースト・アンド・ラスト』は大塚孝彦氏の自主制作
アルバムのため、入手は困難かと思われる。
音源として共に手に入るものとして、URC『関西フォークの歴史』(2枚組×3)
第1集~3集も一度、聴いてみる価値はあると思う。

BBS
: お気軽にお越しください。

岩井宏「30才」

2006-03-25 14:05:57 | 音楽
岩井宏「30才」

皆様、お久しぶりです。
暇です。 とにかく暇です。
ネットへの復帰までは投稿はするまい、と考えておりましたが
久しぶりに岩井さんを聴いたものだから、無理して投稿してやろう
と思った次第・・・。

大好きな方です。
残念ながら交通事故で亡くなってしまわれましたが、元気で今でも
高槻あたりで、バンジョーを弾いておられるような気がしてならない。
高田渡氏との親交は皆さんよくご存知でしょう。
その渡さんも先ごろ・・・。
寂しいですね、本当に。

岩井宏氏は、まさに加川良さんの先輩といった感じ。
ドゥーディー・ランブラーズ、グリティー・グリーメン、モダン・
ルーツ・シンガーズなどを経て、アート音楽出版に入社される。
そして、高田渡氏と親交が深まるわけだが、加川良さんもアート
音楽出版に入社されて、岩井宏さんの後輩となるわけである。

この「30才」というアルバムは私は大好きなアルバムで、
岩井宏さんの優しさ・人となりがストレートに語りかけてくるような
すばらしいアルバムである。
矢作行仁氏の自宅スタジオでの録音ということもあって、素朴な
音作りも、そんな岩井宏さんの雰囲気を出す結果になっている気がする。
このアルバムは、岩井宏さんが自身の息子さんに捧げたもので
優しさが溢れているのが、当たり前といえば当たり前なのだが。

大好きな、アルバムです。

BBS
: お気軽にお越しください。

武蔵野タンポポ団

2006-03-12 00:11:47 | 音楽
武蔵野タンポポ団

今日は、いろいろと身の回りの整理なんかをしていた。
ノートPCに音源を貯め込んだり・・・。
そんな中にこの『武蔵野タンポポ団』のアルバムを2枚突っ込んだ。
ジャグっていいですね。 自由でいい。
自由と言いながら、そこにはしっかりと犯してはならない約束みたい
なのもあって、阿吽の呼吸で無言の呼吸がある。
そんなテレパシーとも言うべき、呼吸が好きなんですよ、私。
そんな通じるものを感じたとき、「人生も悪くない」なんて感じる(笑)。

ノートPCのハード・ディスクがいっぱいになってきた。
いかん・いかん、厳選しなければ・・・。

♪ さよなら ♪

2006-03-08 21:00:44 | 音楽
♪ さよなら ♪
                 オフコース 小田和正


もう終わりだね 君が小さく見える
僕は思わず君を 抱きしめたくなる
私は泣かないから このままひとりにして
君の頬を涙が 流れては落ちる
僕等は自由だね いつかそう話したね
まるで今日のことなんて 思いもしないで
さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

愛は哀しいね 僕のかわりに君が
今日は誰かの胸に 眠るかもしれない
僕が照れるから 誰も見ていない道を
寄りそい歩ける寒い日が 君は好きだった
さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

外は今日も雨 やがて雪になって
僕等の心の中に 降りつもるだろう
降りつもるだろう

サンポーニャ

2006-03-05 00:25:23 | 音楽
サンポーニャ

ご存知(?)、フォルクローレで使われる竹笛である。
皆さんは、サイモンとガーファンクルの『コンドルは飛んでいく』で
耳にされたであろう、あの笛である。
私はこの音色が大好きで、これを見つけた瞬間、欲しくて我慢できなく
なって、買ってしまった。
何とも物悲しい音色で、私の琴線に触れる音色である。
というか、民俗楽器には大概惹かれるのだが・・・(笑)。
インド、マレーシアの太鼓(音色が変わる)や、チャランゴも。
フヤラ、ケーナ、太棹の三味線、尺八、カリンバにバグ・パイプ。
馬頭琴も是非弾いてみたい。
民俗楽器はその民俗の血を感じることができる気がする。
クラシックで使われる楽器もいいのだが、進化しすぎて民族の汗や
血が感じられない気がする。
いずれにせよ、いろんな楽器を弾いてみたい。
そして、その音色を楽しみたい。

ユニコ-ン

2006-03-04 09:42:33 | 音楽
ユニコ-ン

昨晩、テレビを見ていたら、いきなりコマーシャルでこのユニコーンの
『すばらしい日々』が流れた。
「なんで、奥田民生じゃなくて、今頃ユニコーンなの?」ですよね。
でも、ユニコーン時代から奥田民生さんが好きだった私にとっては
嬉しいコマーシャルです。
で、今朝アマ○ンで検索してみたところ、何と予約受付になっていた。
要するに再販されるんですね。
奥田民生ではなくユニコーンになっていたんで、再販と思われる。
なかなかいい感じの曲ですので、機会がありましたら一度聴いてみて
やってください。

断っておかなければならないこととしては
私は決してレコード会社の回し者ではございませんので、あしからず。
単なるいち奥田民生ファンですので・・・(笑)。

そして当然のことながら今、ユニコーンの『すばらしい日々』を、
そして民生さんの『イージュ☆ライダー』を聴いている。
その後はどういうわけか、Z.Z.TOP の Rough Boy を聴いている私です。

日本のフォーク・ソング

2006-02-27 02:12:13 | 音楽
日本のフォーク・ソング

最近、わけあって日本の古いフォーク・ソングを聴く機会が多い。
高石友也の初期の曲や、京都A.F.L.にDIME関連やら
大阪シティー・ジュビリー、神戸ポート・ジュビリー関連に
岡林信康、高田渡etc.etc。
聴いていると、活力に溢れた当時の血液というか、若い(当時)
人たちの叫びが聞こえてくるような気がした。
私も含めて、と言いたいところだが、正直に言うとどこか冷めた
目(耳)で見ていたような気がする。
活力と行動が、唄う側と聴く側でだんだんと離れていくのも
思い出されて、少し寂しい気にもなった。
聴く側の勝手な思い込みと期待。
それに言い尽くされるような気がする、フォークの衰退が。
洋楽一本できた私が、今はもういない親友に聴かされた日本の
フォークにショックを受けたことが昨日のように思いだされる。
岡林信康、高田渡、加川良・・・。
同じ人間なのに、私はこんなチッポケで、その親友はとんでも
なく大きな人間だった。
ことある毎に、「あいつやったらどう言うやろう?」と考えて
しまう。
今の私を見たら、きっと説教が始まるんだろうと思いながら、
やはり変われない私がここにいます。

昔・昔、私は日本のフォーク・ソングを聴かされて、もう一人の
私を見つけました。
今、そのフォーク・ソングを聴く機会を持ったことに、何か因縁と
偶然でない何かを感じています。
ジックリ考えてみる時間を持つのも悪いことではない・・・、と。
そして、時間を見つめてみるのもいいのかも知れない・・・、と。

ダビング

2006-02-26 02:59:50 | 音楽
ダビング

このところ、いろいろな音源や映像をダビングしている。
それも、古い・古いものばかり。
私は以前にも書いた通り、洋楽一辺倒で育ってきたわけだが
青春真っ只中で、日本のフォークに引き合わされた。
それは衝撃だった。
岡林信康、高田渡、加川良、他・他・・・。
そして、そんな過去に衝撃を受けた音楽も、時と共に触れ合う
機会を失っていく。
ヒョンなことから、そんな過去の音楽をダビングする機会が
できて、ダビングをしながらあの頃の懐かしい歌声に触れる。
そして、眠っていた青春も甦ってくる。
このダビングをする作業が私は大好きである。

Yesterday, When I was youg ・・・

Mississippi John Hurt

2006-02-25 01:04:01 | 音楽
Mississippi John Hurt

Mississippi John Hurt はブルーズと言うには優し過ぎる。
デルタ・ブルーズというより、フォークなのである。
12弦アコースティックをフィンガー・ピッキングで撫でながら
彼のブルーズを朗々と語る。
そして、いつもうっすらと微笑んでいる。
愛すべき爺さんなのである。

ぼちぼちいこか

2006-02-13 21:25:01 | 音楽
ぼちぼちいこか

このブログ・タイトルである『ぼちぼちいこか』について。

ご存知、上田正樹&サウス・トゥ・サウスのメンバーであった
上田正樹と有山淳司のクレジットになってはいるが、実際には
サウス・トゥ・サウスによるアルバムである。
そして全曲、大阪弁の歌詞のブルーズである。
ブルースとは敢えて言わない。
このアルバムは敢えて、ブルーズと言いたい。
日本のブルーズは、京都を中心として大いに盛り上がったのだが、
当時の(ウェスト・ロード・ブルース・バンド等)ミュージシャンたちは、
今も地道に活動されている。
ただし、それなりに洗練されてスマートになった感はあるが。
有山氏はスタイルもさほど変わらず、今もブルーズを唄っている。

このアルバムに収録されている(このアルバムでは収録という表現
は似合わないのだが)『梅田からナンバまで』は、有山氏の名曲と
言える曲であることは、みなさん異論はないと思われるのだが、
当時はこういう曲が存在し得た、ということが嬉しい。
そして、『俺の借金全部でなんぼや』はサウス・トゥ・サウスのメンバー
がそれぞれ歌詞の中に登場するという、おもしろいものとなっている。
有山氏は今も基本的に大きく変わらないスタイルで活動されているの
だが、上田正樹氏は皆さんご存知のように、『悲しい色やねん』を
引っさげてメジャー・デビューした。
大阪弁の歌詞という意味では変わりないものの、サウス・トゥ・サウス
時代とは程遠いメロゥ(古~:笑)で、スマートなブルースに変身して
しまっている。

まあ、何がどうあれこのブログのタイトルは、このアルバム名である
『ぼちぼちいこか』から拝借させていただいたわけであって・・・

マヨネーズ

2006-02-01 11:16:09 | 音楽
マヨネーズ

照り焼きハンバーガーに塗ってある、あのマヨネーズの話ではない。
最近、ヤ○ーのフォーク・トピでよく見かけ、それも複数のトピで
同時期に見るので、???などと気にかかり、少しそのマヨネーズ
について、書いてみることにしただけである。
と言っても、私の書く内容だけに、さして参考にもならなければ
新しい事実も出てくるわけでもない。
どのみち、私が持っている彼らの音源からの話なので・・・。

まず、マヨネーズのメンバーは

中島要次(ギター:リーダー) 大谷大学
坂庭省吾(バンジョー)    京都産業大学
箕岡修 (ベース)      立命館大学

この3人、生まれ年は全員違う(関係ないが:笑)。
坂庭省吾氏は、マヨネーズからクライマックスを経て、ナターシャ・
セブンへと続くわけだが・・・。

マヨネーズのグループとしてのデビューは1968年8月の
シューベルツ・リサイタルのようだ。
レコード・デビューは70年1月に東芝エクスプレスからのEP盤で
A面:『男の子だから』 B面:『いなかへ行こう』の1枚だけで、
68年のシューベルツ・リサイタルの同じ年に京都フォーク・キャンプ
にも参加しており、その時のアルバムには3曲が収録されている。
『フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン』、『いなかへ行こう』、
『砂にまみれて』であるが、マヨネーズの紹介の記録を見ると何故か
『フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン』、『綿つみの唄』となって
いるのだが、私の所有するこのアルバムには、前述の3曲である。
他にも、同名のアルバムが存在するのかも知れない。
そうなると、またまた探しに行くことになってしまう・・・。
ちなみに『綿つみの唄』は『コットン・フィールズ』であるのだが・・・。
マヨネーズの名前は、端田のりひこ氏であるのは言うまでもないだろう。

私の所有する音源としては、EP盤『男の子だから』、『いなかへ行こう』と
京都フォーク・キャンプからの『フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン』、
『いなかへ行こう』、『砂にまみれて』の5曲のみである。

いずれにせよ、懐かしい京都のグループである。

南米旅行 その2

2006-01-18 21:05:10 | 音楽
南米旅行 その2

以前、西岡恭蔵氏のアルバム『南米旅行』について書いたのだが
このアルバムが好きな理由は、『Good Night』という曲が収録
されているからである。
何故好きか?と聞かれても困ってしまうのだが、何故好きなのか
わからないんです。
そんなことって、みなさんありませんか?


♪ Goog Night ♪
           KURO/西岡恭蔵

バハマは午後3時 君のとこでは真夜中
眠りに落ちた君の そばで唄うの誰かしら
それは夢の扉 守る錫の兵隊さん

 夢見て眠る君におくろか
 薄荷色したバハマの風

君が眠ってる間に 夢の透き間通り抜け
Mu・・・・・・ 僕等一寸バハマまで
朝が顔出す前に ママを連れて帰るから 

 夢見て眠る君におくろか
 薄荷色したバハマの風

奥田民生

2006-01-14 10:22:49 | 音楽
奥田民生

イージュ・ライダー   (奥田民生)


何もないな 誰もいないな 快適なスピードで
道はただ延々続く 話しながら 歌いながら

カレンダーも 目的地も テレビもましてやビデオなんて
いりませんノンノン僕ら 退屈なら それもまたグー

名曲をテープに吹き込んで
あの向こうの もっと向こうへ

僕らの自由を 僕らの青春を
大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう

何もそんな難しい事 引き合いに出されても
知りません全然 だから 気にしないぜ とにかく行こう

気を抜いたら ちらりとわいてくる
現実の明日は やぶの中へ

僕らの自由を 僕らは青春を
気持ちのよい汗を けして枯れない涙を

幅広い心を くだらないアイデアを
軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さを

眠らない体を すべて欲しがる欲望を
大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう

誇らしげに言うならば きっとそういう感じだろう




私らしくないかも知れないのですが、大好きな曲です。
私らしくないと言いましたが、本当は一番『らしい』と思いますが。
悲しいとき、寂しいとき、疲れたとき、別に何もないとき
この曲を聴きます。
『よしっ!』

ふたたびPP&M

2006-01-14 00:57:44 | 音楽
ふたたびPP&M

私とPP&Mとの出会い、ということで私が始めて聴いたPP&Mの
レコードはというと『The Best of Peter, Paul and Mary』と
『The Best of Peter, Paul and Mary (第2集)』の2枚のベスト盤である。
この2枚は、日本で編集されたものらしいのだが、いかにも日本人向けと
思われる選曲で、そして気になるのは『Cruel War』だけはどちらのアルバム
にも収録されているという点である。
この曲だけはどちらのアルバムでも、はずせない、とされたのでしょうか?
そんなことはどうでもいいのだが、一応収録曲を紹介しておく。


The Best of Peter, Paul and Mary

1. 500 Miles
2. Puff
3. Blowin' In The Wind
4. All My Trials
5. This Land Is Your Land
6. Lemon Tree
7. If I Had A Hammer
8. Where Have All The Flowers Gone
9. San Francisco Bay Blues
10. The Times They Are A Changing
11. Tell It On The Mountain
12. Come And Go With Me
13. Don't Think Twice It's All Right
14. Jesus Met The Woman
15. Cruel War
16. Early Morning Rain

The Best of Peter, Paul and Mary (第2集)

1. Gone The Rainbow
2. Pack Up Your Sorrows
3. Sorrow
4. There Is A Ship (The Water Is Wide)
5. It's Raining
6. Settle Down
7. Sometime Loving
8. Cruel War
9. When The Ship Comes In
10. Tiny Sparrow
11. Blue
12. The Cuckoo
13. Hush-A-Bye
14. The Other Side Of This Life


初めてギターで弾いた彼らの曲ということで『500 Miles』が今も
印象深く心に残っているように、この2枚のアルバムも私にとっては
印象深いアルバムである。
オリジナルだけでなく、今も時々聴いている。
面白いのは、印象に残るアルバムではあるが、私が大好きな彼らの曲
No Other Name, For Baby, The First Time Ever I Saw Your Face,
Bob Dylan's Dream, Single Girl が収録されていないのも面白い。

PP&M

2006-01-12 01:35:00 | 音楽
PP&M

私とPP&Mとの出会いは、前にも書いた通り小学校の6年生の時に
近所のお兄さんのレコードを聴かせてもらったことが始まりだったのだが、
当時ロックやロック・ブルースを主に聴いていた子供が何故彼らの音楽に
惹かれたのかが、いまだに不思議なのである。
自分で”不思議”というのも変なのだが、正直言って自分でもよくわから
ないところである。
クラシック的なハーモニーや不協和音的要素が全くなく、誰にも受け入れ
やすい特徴があるとは思うが、それだけではなさそうである。
楽器はアコースティック・ギター、ガット・ギターとウッド・ベースだけであり、
女性一人に男性二人の3声のハーモニー。
結構このシンプルな組み合わせが惹かれたところかも知れない。
初めて弾いた曲は、『500 miles』で、しかも In Concert バージョンである。
PP&Mのコピーをされておられる方々には、今一受けの悪い曲であるの
だが、PP&Mに詳しくない方にも受けがいい辺りが、受けが悪い原因
かもしれない(笑)。
私もいまだに1stアルバム『Peter, Paul and Mary』のバージョンは好きに
なれない。
PP&Mのコピー(いい加減な)を始めたキッカケは以前に書いたので
ここでは触れないが、バンドのメンバーではPP&Mが好きだったのは
私とバンド・メンバーの”O”だけであった。
全員聴いてはいたが、好きというほどでもなかった。
と言うより、ブラ・フォーの方が人気があったかも知れない。
メンバーが全員男ということもあってのことだが、それでも”O”と二人
が中心になってPP&Mナンバーを演奏していた。
PP&Mナンバーをマスターする際に辛かったのは、”O”の要求である。
他のメンバーには要求しないのだが私にだけは、ギターをピーター
とポールの両パートをマスターするよう、いつも言っていた。
お陰で、 Don't Thing Twice It's All Right、A Soalin'、Cruel War
などなどは両方のパートが弾けていた。
でも面白いもので、今では片方のパートしか弾けない。
マリー・パートを私がやるようないびつなPP&Mコピーは正直言って
無理があった。
時々は、メンバー”T”の彼女の”N”がマリー・パートを手伝ってくれ
るのだが、パーマネントのメンバーではなかったのがメンバーに支持され
なかった大きな原因であろう。

しかしながら、昔の仲間が集まったパーティーでは、結構な数のPP&M
ナンバーを演奏したとの事だった。