3/3 Sat.
天気:(九州)
漫画読んで夜更かししたため、寝不足で出発。
寝不足だからか知らないが、駐車場までの道で迷う。おいおい…。
熊本でも路面電車が活躍中。
まず、もう一度熊本城を写真に収めようとしてみるも、金がいりそうだったのでこんな程度の写真になった。まあ時間もないから、妥協。
その後、車をかっ飛ばして一路東へ。次第に車は山奥へ山奥へと入っていく。


というわけで、阿蘇山へやってきました。途中までの国道は割と走りやすかったものの、山では傾斜がきついわカーブはきついわで、運転してる俺でさえ軽く酔ってしまいそうなほど

同乗者がいたら確実に車酔いだろうね。
途中の展望台で車を止めて写真を何枚か。山の風景も独特だね。木が少なく、荒野が広がる感じは長野の蓼科によく似ている。
その展望台では地元テレビ局と思われるクルーがいました。このピンク色の服の女の子はちょっとかわいかったけど、ローカル芸能人でしょうかね?
そのままひたすら上っていき、阿蘇山ロープウェー駅に到着。これで有名な中岳の火口までアクセス。そのロープウェーから1枚。ガラスに反射してしまってますが…
中央に見える道は車で上ってこられる有料道路らしいね。
ビックリしたのは、とにかく韓国人が多いこと。確かに九州は近いんだろうけどさ。ロープウェーの客の9割くらいは韓国人。案内ガイドは日本語以外にハングルが流れていた。その韓国人たちはガヤガヤうるさく、ガイドなんぞまるで聞いていない。マナーがなっとらん
ロープウェーの上に着くと、ものすごい火山性硫化水素ガスの臭いが充満している。ぜんそくの人は来るなという注意があったけど、ぜんそく持ちでなくても思わず咳き込んでしまうほどだ

さすが活火山。
とりあえずその火口を撮影。火口の中がキレイなエメラルドグリーンなのはビックリした

あまり長居すると体調を崩しそうに思えたんで、早めに下山。
そのままさらに北東へ、「やまなみハイウェイ」を突き進む。その名の通り、この辺りは山ばっかり。当然道は傾斜もカーブもきつい。
その途中から再び阿蘇を望む。
ずーっとその道を進んで大分県に入り、昼頃に目的地に着く。九重町にある日本一の吊橋、「九重"夢"大吊橋」です。歩く歩道としてのその高さと長さは日本一だそうです。全国的に有名になったのは、このスゲェ高い橋からある人が飛び降り自殺をしたというニュースが出てからでしょうか?
来てみての第一の感想。人がメチャメチャ多い

そこで初めて気づいた。確かに今日は土曜日だった。それにしても多いなぁ。そんな人気スポットだったとは。


橋が渋滞してるってのがスゴイ。経験として渡っておこうと思い突き進むも、最近の俺の高所恐怖症の度合いは確実に増しているようだ

微妙に足が硬直しはじめる。もはや景色を眺める余裕もない。というわけで、橋の上からの写真は一切ないです

しかも橋は真ん中が側溝にはめるような金属でできていて、下が透けているわけで。ヒールで来てた女の子は大変そうでした。これから行く人はスニーカーをおすすめします。
370m進んで反対側に行き、3枚目の写真を撮ってすぐ折り返し。ようやく少しずつ景色を見たりする余裕が出てきた。ただ、この橋はけっこう揺れます。横揺れも縦揺れもあって、若干酔いそう。時々ギシギシ軋む音もする。俺より高所恐怖症がひどい人もいて大変そうでしたね

往復して清々しさはまったくなく、どっと疲れが出た感じ
そのまま細い山道を下っていく。下道でさらに進むつもりだったけど、さっきの疲れもあり時間的な余裕を作る意味もあり、九重ICから大分道に乗って東を目指す。
途中の由布岳を上のように写真に収めながら走り、やってきました。別府。
別府には八湯と言われるように8つの温泉郷がある。とりあえずその中の1つ、鉄輪(かんなわ)温泉の「
ひょうたんの湯」へ入ってみる。この温泉の近くの道の側溝からは湯気がもくもくと立ち上り、硫化水素の香りが。本格的な温泉街といった趣があるね。
・泉質⇒★★★★★。単純泉。独特のヌルヌル感はやはり温泉のメッカである。
・湯温⇒★★★★★。もともと源泉は101℃とかあるらしい。そのせいもあってか、どの風呂もやや熱めである。露天風呂は少し熱さ控えめなので、全体的に湯温としては充分だと思う。
・バリエーション⇒★★★★★。内湯には岩風呂、歩き風呂、檜風呂、ひょうたん風呂がある。さらに名物らしい瀧風呂と別室に砂風呂も。露天風呂は日本庭園の池に温泉水を入れた感じでかなり広い。この項目としては満点といってよい。
・その他施設等⇒★★★★☆。シャンプーとボディソープは常備。ドライヤーもあり、コーヒー牛乳もあり。休憩できる中庭もある。
とまあかなりすばらしい施設だった。俺はまず貸し浴衣に着替えて砂風呂を体験。ここでしばらく砂に囲まれて瞑想。じっくり蒸される感じは悪くない。
その後、いろんな風呂を体験してみる。これだけあれば全部で900円取られてもまあ満足できますわな。
本当はこの後他の温泉も回ってみるつもりだったけど、ここで満足してしまった。というか、もう疲れた。
別府駅まで車を走らせて、何か珍しい駅弁でもないかなと物色するも、時間も時間だけになく、断念。
時間的に少し余裕がありそうだったので、帰りは下道をしばらく走る。やっぱりここも傾斜とカーブのきつい道だった。今日はこんな道ばかり走っているなぁ
というわけで18時過ぎに博多へ帰ってきてレンタカー返却。例のキズはまったく問題なし。
すぐに来た新幹線に飛び乗って九州とはおさらば。いやいや、ずいぶん満喫させてもらいましたよ。
でもってのぞみで2駅。やってきました、広島。
そろそろ晩飯の時刻。広島といえば、ということで、駅近くのお好み焼き屋が集まる施設、「
お好み物語」へ向かう。20以上もの店があって、どこへ行ってよいか迷うね。1回りした後、最初に声をかけてくれた店へ。
広島風は久々に食べました。やっぱり普段の俺は大阪風なのでね。
しかし、こういう目の前の鉄板で焼かれて食べられるものはウマイね

意外とボリュームもあるし、だけど飽きない味
ここから市内を歩いて中心街へ。まあ近いもんだろうと思っていたが、意外と距離があった。
本当は少しどこかを回って時間をつぶそうかとも思ったが、もはや車を持っているわけでもなく、すべての重い荷物を抱えているためにそんな気にはなれず。
というわけで、さっさとインターネットカフェへ。今日もここで宿泊です。昨日と同じチェーン店。でも値段やサービスは明らかに熊本の方が良かった。まあぜいたくは言いますまい。
昨日の続きでマンガを読みふけってたらまた睡眠不足となるのであった。