〜ぜんかいのあらすじ〜
ある日の朝、朝食を取りS級クエでレドゲコを倒しダンジョンを後にする
【十代】
じゃ、しゅっぱーつ!
(自分と同じように立ち上がった彼女を見ながら腕を上げてギルドの方へと歩き出し帰路について)
【わかな】
こっからは安全そう
(帰路を歩いてるうちも多少雑魚を一掃してはダンジョンから出た。涼しかったから快適で外と中の気温は変わらなかった。安全を確認すると腕に抱きついてみる)
【十代】
おっ……火山の熱さよりも情熱的だぜ。
(帰りも問題なく雑魚敵を一蹴しながら、火山から出ると抱きついてくる彼女に笑みを向けて火山よりも熱いと冗談半分で言いながら自分も腕を絡ませて)
【わかな】
いやぁつい
(冗談をクスクスと笑い堪えてついつい抱きついてしまうことを言う。手と手が絡むとドキドキして何年付き合っても変わらないなと思いつつ歩いてはギルドが見えてきた)
【十代】
よーし、ここはいっちょ、見せつけていくかー!
(ギルドが見えるまで帰ってきたが今回は手を離さずに皆に見せつけてやるかとそのままギルドの中へと入って、受付にレドゲコ討伐の報告をしようとし)
【わかな】
え、ちょ、はずい。
(ギルドにはいったらやめるつもりだったのに手を離してくれなくてぼそっとつぶやくが受付までくると討伐の証にドロップ品を納品して報告が終わった。時刻は夕方で帰るだけ)
【十代】
今日はこのまま本当にデートにでも行くか?
(恥ずかしいという言葉も無視して、無事に受付で納品を終えて討伐完了手続きを受けた後、ギルドの外に出て家に帰る前にクエストついでではなく普通のデートをするかと尋ね)
【わかな】
夕方だけど当てはあるの?
(討伐報告すると大金を得て収納するとこんな時間だけどどこにデート行くか気になり有無より先にどこいくか顔を見て聞く)
【十代】
……アハハッ、全くないぜ!
(当てと聞かれんー、と唸りながら考えるが何も思い浮かばず、彼女の方に顔を向けて親指を立ててノープランだと堂々と宣言し)
【わかな】
だよねぇ〜そんなことだと思った。ん〜私も思いつかないなぁ
(予想内のことばに苦笑して自分もんーと唸り考えたが浮かばず。ふだんダンジョンデートばかりだしなぁ。まあ都市部には遊園地が出来たらしいけど‥)
【十代】
んー……お、なんだ、あれ?遊園地?
(お互いにノープランでどうしたものかと考えていると街の貼り紙を見つけて、そこに都市部で遊園地がオープンしたとの旨の内容で気になり。)
【わかな】
できたらしいね。なんでも夜景のきれいな観覧車があるだとか。
(十代が張り紙を見ているのを見ては自分は噂に聞いてたようで目玉を言う。行きたいのかなぁと十代を見つめ。自分の関心度は低めだ)
【十代】
じゃあさ、ご飯食べてついでに観覧車だけ乗るってどう?このデートコース!
(遊園地の目玉である観覧車の存在を聞いて、それならば夕飯を適当に食べて夜景を見るためだけに遊園地に行かないかと提案して)
【わかな】
いいよ。夕飯の選択肢は多そうね
(様子を見て提案され余程デートしたいんだなぁと嬉しい気もするが‥まあ行くかとテンション低めに微笑して言う。遊園地周辺はグルメスポットとなっているのも知ってる。夕飯は適当というが寧ろ今お腹空いてるせいでそっちのほうが乗り気)
【十代】
どうしようなー、何か食べたいものある?
(夜景を見る時間はまだ余裕があり、ゆっくりと食事を決められるが種類がありすぎてなにを見るか悩んで、彼女にも何が食べたいかと尋ねて)
【わかな】
パスタとピザ
(どうやらゆっくり決めるでもなくイタリアンが食べたくて即答する。お腹空いたなぁと思いながら十代を見ている)
【十代】
そんじゃ、イタリアンがありそうなところを探すかー!
(即答する彼女にクスッと笑いながら、それが食べられそうな所に行こうと頷いて早速遊園地の近くにあるレストランを一緒に探し始めて)
【わかな】
そだね
(探索デートも悪くないなぁと思い始める。最初帰ってヤリたいとか考えてたが普通にデートも悪くないなと腕に抱きつきながらついていく)
【十代】
そことかどう?
(腕を組んだまま歩き続けて、都市部に入り人も多くなってきて賑わいを見せ始め、食事できるお店が並ぶ場所へとやってこればその内の一つを指差しながらあの店はどうかと尋ね)
【わかな】
いいんじゃない?
(賑わう中にもカップルは多くここはデートスポットなんだなぁと改めて思う。十代くんの言う店につけば看板に"カップルセットお得"という謎の書き込みがつけられててそれはカップルでワンプレートいただくもので。二品違うものを選んでトレードできる皿って感じだ)
【十代】
へー、カップルセットかぁ。でも、わかなはピザとコーラだっけ?
(店の近くまでよってみるとカンバンが立て掛けられており、そこにカップルセットなるものが写真と一緒にどういった内容なのか書かれており、興味はあるが彼女が先に出した希望も覚えておりそっちを優先するか確かめて)
【わかな】
パスタとピザ。
これでもパスタ2品とピザ1品の組み合わせあるね
(自分の希望も叶えつつパスタも二種類の"味"が楽しめると思うと乗り気。にこにこと看板を見る)
【十代】
と、間違えて覚えてたぜ、ごめんごめん。で、その組み合わせだったらシェアしやすいし良さそうだな。ここにしようか!
(間違えて覚えていたのを謝ってから、改め希望を聞いてその二つならば彼女が言う通り違う味を頼んでお互いににシェアが出来そうだと思い、このレストランにしようと決めて)
【わかな】
いーよいーよ。うん!ここにしよう!
(どんな間違え方だよと苦笑しながら許しここにしようと言われれば明るく賛同して何頼むか楽しみだなぁと思いながら中へ入っていく)
【十代】
どれにするか決めようぜ。
(レストランの中に入り、上手く空いていたのか待つことなく席に案内され、メニューを開きながらカップルセットで頼むピザとパスタを選ぼうとして )
【わかな】
うん!ピザはミックスピザかな
パスタ何食べたいか決まった?
(席についてるんるんとメニューを開き頷くといろんな味が入ってるピザを見て言う。先に十代くんが食べるメニューを知りたいのか聞く)
【十代】
そうだなー……無難にミートソースとかにしようかな?
(メニューを何度も捲りパスタを見て、今日の気分は何かなと考えながら変化球な味には行かずに無難なところを選ぼうとして)
【わかな】
無難だねぇ。じゃあ私は海鮮クリームパスタで。
(相手が無難でつまらなそうにし、自分はまあまあ変わりものの具の多いパスタを選ぶ。トレードするならこれくらい冒険したいよねぇと期限良さげに見える)
【十代】
ガッチャ!すみませーん、オーダーお願いしてもいいですかー?
(自分が無難なものを選ぶ代わりに彼女が変わり種を選び、それはそれでお互いにバランスが取れている気がしながら店員に注文して)
【わかな】
楽しみだね
(いつもの口癖を言ったと思えば注文しだしたのでそれでいいのねとお互いにバランス取れてるのか微妙な気もしたがオーダーしてしまったし注文できたからまあ良いだろうと料理を待つ)
【十代】
にしても、こうして外でデートするのも久しぶりだよな?
(注文したものが来る間、話でもして時間を潰そうと考えてそういえばと前置きをしながら、いつもならば家に帰ってからイチャつくことが多く今日みたいにクエストや買い物の以外の用で一緒に外にいるのは久しぶりだなと話し。)
【わかな】
そうね。でも早く帰ってシャワー浴びたりしてゆっくりするのも悪くないわよ。ついででくると衣服が目立つし。
(都市部に来たのも久々だしなぁと思いつつ、決してきれいではない服を見たりして、やっぱりついではなぁ。ここでの衣服とは違うしなあと十代くんはまだ通用するが私は明らかにって感じだから服装も気にしていて)
【十代】
そんなに気にすることか?俺はわかながどんな格好してても可愛いと思うけど?
(彼女からすればデリカシーに欠ける言葉で実際にこの場も冒険者の格好をしている者はほぼおらず、浮いているのだが自身はそう思っていないというよりかは彼女しか見えておらずそして格好についても本気でそう思っているようで。)
【わかな】
可愛いとかそういうんじゃなくて‥都市部にくるならもっとお洒落な格好したいし何よりクエスト帰りはシャワー浴びたいしね。
(相変わらず私しか見てなくて可愛いと思ってくれるのは嬉しいけど乙女心的にはそうもいかず服装を気にして。でもやっぱりなによりシャワー浴びたかったのだろう。そこを強調してる。都市部には銭湯もあったりするらしいが‥まあ格好は変えられないだろう)
【十代】
あー……ん、ごめんよ、わかなの気持ちちゃんと理解できてなかったな。
(彼女の考えや気持ちを聞いて、彼女のことを思っての行動をしていなかったことを思い知り、恋人として失格だったと申し訳なさそうな顔で謝り)
【わかな】
あ、いいよ。強く言わなかった私にも問題があるし。とりあえず来ちゃったんだから楽しもうか
(申し訳なさそうな顔をされると逆に申し訳なくなるからフォローして自分が言えたことではないかもしれないが微笑して言うと料理が運ばれてきた)
【十代】
わかな……天使!ありがとう!!
(気を遣わせてしまったのか彼女からも悪かったと伝えられて、本当にいい子だとジーンと実感して思わず「天使」だと称えていると料理が届き机の上に置かれて)
【わかな】
て、天使って‥食べよっか
(天使と言われて苦笑してしまい。でも悪い気はしなかった。プレートの向きを確認するとちゃんと自分の方に注文したものが向いてると見て食べようと勧める)
【十代】
そうだな!いただきまーす!
(彼女に進められてミートソースパスタの乗った皿を前に合掌して食べる前の挨拶をした後、フォークを手に取り、パスタを食べ始めて)
【わかな】
トレードする?いただきます
(トレードスペースを見てトレードするか一応聞いてみる。どうみてもミートソースのパスタなため無理にとは言わないが‥それからいただきますをして食べる。クリーミィでおいしかった)
【十代】
元々その予定だったしな。
(ミートソースも満足する出来で、頬を綻ばせながら味を楽しみ、折角だから自分のパスタ食べて味を共有しようと自分のお皿から彼女のお皿にパスタを盛り付けて)
【わかな】
そうだね。
(こちらも具付きで相手のプレートのトレード枠皿に盛り付ける。小さなパスタだ。そしてまた自分の分を食べている。盛り付けが終わるのを待つ)
【十代】
サンキュー!お、こっちも美味いなぁ!
(自分の皿にも彼女が頼んだパスタが盛り付けられ、礼を言って彼女への盛り付けが終われば早速彼女が頼んだ方のパスタを食べてその味に舌鼓を打ち。)
【わかな】
だよね!ミートソースも意外と美味しかった
(相手が食べたので感想に同意して自分もミートソースのほうを食べてみる。肉汁濃厚でお店のミートソースって感じで美味しかった。その感想を述べる。食べ終わったのでピザを食べ始める。チーズの味が沢山した)
【十代】
ん〜……ガッチャ!!こっちも最高だぜ!
(パスタを楽しんだ後、ミックスピザに手を伸ばし、一口かじるとチーズの食感とハーブやサラミといった色んな味が口いっぱいに広がり、美味さのあまり唸りながら思わず口癖まで出てきて。)
【わかな】
美味しいね
(思わず口癖まで出てきたから笑ってしまい微笑して同意する。噛めば噛むほど味が混ざり美味しい。自分の分つまり半分を食べきるとペーパーで口を拭く)
【十代】
この店、当たりだったな。
(パスタもピザも満足のいく出来で今回入った店は当たりだったと満足し、ミートソースパスタを平らげて口に付いているソースを自分も紙で拭き取って)
【わかな】
うん!美味しかった。
(当たりだったと言われると確かにパスタもピザも美味しかったし当たりかなと明るく思い答える。それから今日稼いだ金から支払いをして店を出る)
【十代】
よーし、ここまで来たんだし観覧車だけは乗ろうぜ!
(店を出た後、さっきの反省を活かすならこのまま帰るべきだがやっぱり夜景が綺麗に見えそうな観覧車だけは乗りに行こうと提案してみて)
【わかな】
そうだね。乗ろっか
(辺りは暗くなり夜景も綺麗そうで。辺りを見渡しては提案に了承して腕に抱きつくと観覧車へ歩き始める。楽しみだなぁと思いながら大きな観覧車が遠くに見える)
【十代】
おー、遠くから見てもデカいとは思ってたけど、近くに来るともっとデカイな!
(観覧車の近くまで来ると上を見上げながら思っていたよりも大きい観覧車に少々圧倒されて、だがそれも直ぐにワクワクとした気持ちに切り替わって。)
【わかな】
そうだね。楽しみ
(同意し入場料を払うと観覧車に向かう。入場料が安いのは需要が観覧車に集中してるからで、観覧車にカップルたちが並んでいてその列に並ぶとニコッと言う)
【十代】
観覧車なんて乗るの初めてだぜ、わかなは?
(観覧車の列に並びながら、子供の頃を思い出しても遊園地のような遊び場に行ったことはあったが観覧車は乗ったことがなかったと気付いて、自分は初めて乗るが彼女はどうなのかと尋ねて)
【わかな】
出来たばかりだしないわよ
(そもそも観覧車自体が珍しいため自分も無いという。子供の頃から忙しかったのでこのような遊び場よりもダンジョンに遊びに行ってたのでなんとも。とりあえずそういう訳で物珍しさにみんな並んでるんだろうなと思った)
【十代】
そりゃそうだ。お、俺らの番が来そうだぜ。
(彼女の返しに乗ったことなくて当然だと頷き、案外人の出入りはスムーズなのか自分達が乗る番がやってきて)
【わかな】
私達の番ね
(並んでると自分たちの番がやってきて乗り込む。向かい合わせか隣に座るか悩んで入ったあと突っ立ってる)
【十代】
ほら、こっち。
(ゴンドラの中に乗り込むが一向に座ろうとしない彼女に微かに揺れていて安定しない場所に立たせているのは危ないため手を引いて、自分の隣に座らせようとし)
【わかな】
あ、うん
(手を引かれ頷き十代くんの隣に座る。隣かーと寄り添ってみてはだんだんと高くなる景色を見てイルミネーションが見えてくる。こんな高いところからの景色見たことないや)
【十代】
シルフの力を使ってもここまで飛んだことはないや。
(ゴンドラが上に上がっていくと、広い街もポツポツとした灯りだけしか見えず、空は夜ということもあって星空も綺麗に映って、いい景色だと素直に感動を覚えて)
【わかな】
だよね。生身でここまではきついって。星空も綺麗だね
(生身で行けるわけないよねと苦笑しては、イルミネーションが遠のき今度は星空が見えてきてどちらもきれいだと言う。そして腕に寄り添う)
【十代】
来てよかったぜ。
(星空を眺めていると腕を組んできた彼女に気付き、狭いゴンドラの中で距離が元々近い上に更に距離が近くなって少し緊張するがこちらは手を指を絡めて握ることで自分も彼女の事を大切に思っているのを行動で示して。)
【わかな】
そ、そうだね。景色きれいだもんね
(あれだけ乗り気ではなかったけどいざ乗ってみると美しい景色を狭い空間で二人共有できる素敵な時間を得れたのは悪くなかったため言う。景色がきれいだと黙って手を握り返す)
【十代】
綺麗なのは景色だけじゃないぜ?
(視線を星空から彼女の方へと向けて笑みを浮かべ。握っている手に力を込めて二人だけしか居ないこの場を利用して目を細め口付けを交わそうと顔を近づけていき。)
【わかな】
え!
(ありがちな反応だがいざ言われるとやはり驚いてしまい照れる。はっきり言ってこなかったので想像でしかないが自分が綺麗と言う意味で受け取ると口づけをしようとしてきたので目を閉じて待つ)
【十代】
……んっ。
(学生の時から何度かした事のある口付けだが、景色のいい小さなゴンドラの中での口付けというのは初めてでほんの少し特別感を抱きながら触れるだけの口付けをして)
【わかな】
ん‥
(別に初めてではないキスだが今日のキスはなんだか特別だなぁと感じて触れるだけのキスを受け入れる。そっと唇を離すと頂上で見た目的には空にも届きそうで見上げる)
【十代】
……へへっ、唇にはしてなかったもんな。
(唇を離し、朝の時は頬だったがその続きがようやく出来たと嬉しそうに笑みを浮かべてゴンドラが一番高い場所までやってきて更に星空も近くなるがもう自分の目には彼女しか入っておらず)
【わかな】
へっ?‥どうしたの?
(言われたことに気にしてなかったから驚く。場所がロマンチックな感じだからだと思ってたので予想外で声をあげる。夜空を見てたが視線が気になりどうしたか聞く)
【十代】
降りるまでイチャイチャしよーぜ?
(頂上から降りるまで時間は少ないのだが、もっとイチャつきたいと言い出し彼女の唇だけでなく頬や首筋にも次々と口付けを落として)
【わかな】
‥///うん
(ムードは最高潮に思えたので照れる。次々口づけされてからドキドキしては了承する。相手の腰に手を回して撫でてみる)
【十代】
次はわかなの方から。
(腰に手を回す彼女に口付けをやめて次はそっちから甘えてみてくれないかと伝えながら、自分も彼女の太ももを撫でたりと軽い愛撫をし)
【わかな】
うん、ん
(次は自分と言われ照れて頷くとそっと唇にキスを落としつつドキドキで息を漏らし腰をなで続ける。太腿を撫でられまたドキドキしていちゃついてるなぁと思う)
【十代】
んっ……もっと。
(今更照れているのか控えめな口付けに口を尖らせて、もっと積極的に来るようにとおねだりをしながら、太ももを撫でている撫でている手を大胆に動かして内腿に手を入れて)
【わかな】
かわいいなぁ。もう。んっ
(触れただけでは口を尖らせられたので、一言かわいいと爆弾を落とすが相手が言い返す前に舌を入れた深いキスをし内腿にいれられるとドキドキした)
【十代】
ん、ふっ……んぁ。
(可愛いと言う発言に言い返そうとしたが先に舌を口内に入れられ、その口付けに応えて自らも入ってきた舌に自分の舌を絡めて内腿に入れた手はすぐには奥まで進ませず撫でるだけで焦らし)
【わかな】
はぁ‥どう?
(相手から漏れた息が感じてるっぽく聞こえて可愛くて胸キュンした。しばらくすると唇を離してどう?と尋ねる。内腿のほうは撫でられるのに慣れてきてふと外を見るともうすぐ下につく)
【十代】
今のところは、満足したぜ。
(口が離れてぷはっと息をつき、太腿を撫でていた手を抜いてゴンドラが下へとつきそうになるため、今はと含みのある言い方をしながら立ち上がって)
【わかな】
よかった。私もよ
(満足してくれてなりより。深い意味は気にせず大人っぽい声で同意するも今夜に本番はあるのか邪念を抱いてると下についてしまう)
【十代】
それじゃ……観覧車も満喫したし、帰ろうぜ。
(彼女の手を握って下についたゴンドラから降り、デートも切り上げて家に帰ろうかと口にし笑顔を向けて)
【わかな】
そうだね。帰ろう
(言われれば言ってデートも切り上げて遊園地から帰る方角を歩く。暗がりのなかとりあえず腕に抱きつきながら帰る。抱きつくのはもう習慣)