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ただの日記

敬老パス

2025年03月22日 | 日々の暮らし
 3月4日(火)

 70歳から「高齢者真っ只中」ということで、神戸市から「敬老パス」なるものが一年余り前に送られてきた。

 昔、教えてもらっていた師範代が「70過ぎたら市電は無料なんだ」と言われていたから、神戸でもそんな感じなんだろうかと思っていたら、ほぼ半額の子供料金分の補助がある。
 どちらも市内を網羅しているわけではないから他の交通機関も使うことがほとんどで、当然そちらは通常料金。
 約半分の補助だから、まずは1000円以上敬老パスにチャージしなければ使えない。バイクや車で移動する方が当然安上がりで自由だ。

 届いた時は説明の冊子を見て「こんな中途半端なもの、使うことはないなあ」と思った。実際、丸一年以上使わなかった。
 本当に一生使わないかも・・・・。

 と思っていたのだが、親戚に不幸があって葬儀に行かなければならなくなる。新幹線の切符を取らねばならなくなった。
 ネットで済ませよう、と思ったが、会員登録がどうのこうのと手続きが爺さんには能く分からない。

 それよりも北神急行が市営地下鉄になってからは、乗ったことがない。乗車当日慌てることはないと思うが、久し振りに新神戸の駅を見ておこうか、と思い始めた。
 何年ぶりかでバスに乗ったら値上がりしている。
 「ありゃ、これじゃ小銭が随分必要になるぞ?」
 バスに乗って神鉄に乗って市営地下鉄に乗って、やっと新神戸。
 何より揺れるバスの中での両替は意外に気を使う。

 年寄りなんだから停まってから徐にやっても世間が認めてくれそうなものだが、乗っているバスは普通大方が年寄り。

 年寄りはせっかちだ。若者がゆっくり乗降するのに年寄りときたら若者の1,5倍の怒濤の速さで行動する。そんな年寄りの波が過ぎ去ってから最後に両替をしようとしたら、もう次の乗客が半分以上席を埋める。
 だから市バスに乗るのも結構気を使う。

 地下鉄の改札口で敬老パスチャージ。2000円。
 分厚い敬老パスは帰りに実力を発揮した。何しろ切符を買わなくてよい。通常料金のままだが神鉄もそのカードで乗れる。お金を入れたり切符をなくさないように注意したり、みたいなことが全く不要になる。

 便利というより色んな手間が省ける。
 あ、それを便利というのか。
 

 
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