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ただの日記

よくもまあ、こんなに

2025年03月27日 | 日々の暮らし
 3月7日(金)

 昨晩、部屋に酒はなかった。
 買いに行くとしても着替えて出なきゃならない。
 着替えて出ても近くで酒を置いているところは駅の売店くらいのもの。
 駅の売店は既に閉まっている。
 強風に雪の混じるような夜、通夜の後に冷たいビールを買いに行く、それで晩飯を食べる・・・。そこまでして飲もうとは思わない。
 しょうがないからもらった弁当を食べ、この日記を書くことにした。

 日記を書き終えたら、9時過ぎ。することがない。
 部屋にテレビはあるが、わざわざ見る気も起きない。

 本を持ってベッドに入った。
 入って気が付いた。枕元に明かりがない。照明スタンドは机の上にだけあって、その机は足元にある。
 寝るしかないということか。

 寝よう。薄い羽毛布団とシーツを被り、こんなんで寒くないのかなと不安になったのだが、これが意外と温かい。
 シーツ一枚あるだけでこんなに違うものか、とちょっと感心しながら9時過ぎから12時、12時から2時、2時から4時と細切れながら7時間。
 そろそろ明るくなるかな、と思いながら更に2時間。
 計9時間も寝ていたことになる。
 我ながら感心する。

 向かいの喫茶店で朝食を摂り、数年間記帳のできなかった通帳を持って農協のATMへ行こうとした。
 喫茶店を出て少し歩きかけたが、寂れに歯止めの利かないこの町は昔と違って本当に見事なくらい、駅前にさえ何もない。
 しょうがないので、タクシーで9号線沿いの農協本所へ向かう。

 記帳と引き出しはすぐ終わったが、今度は帰る手段がない。
 歩いたことはなかったが、田舎に帰っていた時この辺は何度となくバイクで通っている。大体の予想は付くので歩いてみることにした。
 
 最近は出る時に時計を着けているので時間を見ながら歩く。葬式の始まる迄には十分な時間がある。
 
 数年ぶりに履いた靴が随分と歩きやすく、帰りは予想以上に早かった。近頃、こんなに軽快に歩けたことがあっただろうか、と不思議な気すらする。
 今朝起きた時だって右脚が痛かった。それが僅か2時間ほどでこの変わりよう。一体どうなっているのだろう。

 帰り着いたら9時半少し前。葬儀は10時。

 
 
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