ひどいもんです。彼ら白人からすればアジアの国々は全てを奪うために存在しているようなものだった。
朝貢という形の方が利益があるけど、そんなやり方をするのは彼ら白人のプライドが許さない。だからと言って献上とか朝貢をアジアの国々に求めたって無理な話だから、とにかく何とか理由を付けて同等の交換のようにして「奪う」。
ただ、日本は奪われ始めるまで黙って待ってはいなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(溶鉱炉を作り、鉄鉱石を探し、石炭を掘り、兵器用の鉄の生産を始めた日本は)
その3年後の日露戦争では徳山藩の児玉源太郎や薩摩藩の東郷平八郎らの武人がロシア陸海軍を完膚なきまでに叩きのめしたことは広く知られる。
その陰で各藩の武人が欧米に負けない自前の技術でいい鉄作りに努め、さらにその原材料を運ぶための港や鉄道など工業国日本のインフラ作りに心血を注いできたことはあまり知られてない。
2015年に世界遺産に登録された八幡製鉄所、長崎造船所、端島(はしま)こと軍艦島など23か所の「明治産業革命遺産」は阿片戦争からたった半世紀で日本が一流の工業国家に成長した証となるものばかりだ。
遺産の中に福岡藩士団琢磨が設計した三池港もある。干満差の大きい有明海に面した港には水深を確保するために幅20メートルの閘(こう)門が備えられた。
それは110年経った今も現役で稼働している。
その大いなる遺産の一つ端島を見てきた。長崎港沖18キロに浮かぶ島は南北に480メートル、東西160メートル。玄海の荒波が護岸を洗う姿は戦艦「土佐」によく似る。
艦橋部分は3DKの幹部用マンションがあって周囲には9階建て住宅や7階建ての学校などが林立する。
最盛時、坑夫とその家族5300人がここに住んだ。市場が立ち、親子で運動会や秋祭りを楽しんだグラウンドが今も残る。
端島は地獄島だと韓国人が映画や絵本を作っている。鉄格子の牢に入れられ、地上にも出られない。危ない発破をやらされ、殺されたとか世界に流している。
「同じ組に朝鮮人生徒もいた。みな仲良くやっていた」「発破は技術がいるから朝鮮人にはとても任せられなかった」と元島民たちは言う。頭を使わないですむ楽な仕事だけやらせたのに。朝鮮人はなぜ嘘をつくのかと首をひねる。
朝鮮人は北側の住宅街に住んだ。「級友の朝鮮人の父親はそこで吉田屋という女郎屋をやっていた」「女郎は朝鮮人ばかり20人以上はいてみんな綺麗だった」
地獄島が天国だったことを韓国人は隠している。
(二〇一七年十一月二日号)
新潮文庫
「 変見自在 習近平は日本語で脅す」
高山正之著 より
新潮文庫
「 変見自在 習近平は日本語で脅す」
高山正之著 より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今度は佐渡金山。強制労働をさせられたと言い募っているけど、「給料もらって、家族で住んで、強制労働(?)中に子供も増えている」なんて強制労働と言えるんでしょうか?「家族ぐるみで無理やり連れて来られた」って??そんな強制労働、ってある?