KLCで高齢不妊治療→卒業できました!→2011年9月無事出産しました!

初陽性判定で授かった息子は18トリソミーで34週目にお空に帰ってしまいましたが、8回目の移植でまた授かる事ができました!

産後の検診2

2010-10-27 | 2010 あっくんお空へ&産後
今日はいいお天気、秋晴れです

今日で産後丁度1ヶ月。産後2回目の検診に行って来ました。
また待合室に沢山の妊婦さんと赤ちゃん(産婦人科なんだから当たり前だけど)やっぱり少し見るの辛かったけど、でも幸せそうな妊婦さん、可愛い赤ちゃん、私も後に続かなきゃ、と思いました
朝9:00、いつもの優しい先生。悪露の出血もなくなり、おりものも黄色から白になり微量になっているのを伝えると、「順調ですね」と。エコーでも「子宮回復は順調、生理ももうそろそろ来るでしょう」と言われ、嬉しかったです
私が、「また不妊治療しようと思っています」って言ったら、「mitanさんはKLCで治療されてたんですよね、1-2回生理が来たらまたら治療再開していいと思いますよ」と言って下さいました。大学病院でこれだけ多くの患者さんを日々診てるのに、私が不妊治療してたと覚えてくれていた事にびっくり。カルテを見直したにしても、患者との会話が増えるだけ診察時間が長くなるのに、この先生はやっぱり優しいな~っとここの病院は外来でも病棟でも看護婦さんもテキパキしているし優しいし、とても良い病院でした

病院の帰り、病院が居住区外で妊婦健康診査受診票が使えなかったので、最寄りの健康センターへその分の請求に行って来ました。1万5千円の請求ですが、それでも家計には助かる~
あと、今日は資料が揃ったので保険会社に入院給付金の請求を出します
給付金、って言っても日額5,000円の最低限のやつだし、入院していた16日間分、丸々給付されるのかは不明だけど、それでももらえないよりはいいと思い、7,980円も病院に支払い入院証明書を書いてもらったのだ 16日x5,000円=80,000円までは頂けないにしても、少しでも頂けると嬉しいな

今日で産後検診も終わったし、一つ節目を迎えたような気がします。
お空に帰ったあっくんのお骨に今まで手を合わせるのが、なんか死を認めるのが嫌だったのかよく分かりませんが、旦那さまが家でやってるのを見てもとても違和感があり嫌で出来なかったのに、ここ最近私もお骨に向かって手を合わせる事が出来るようになりました。きっと、これには「四十九日は来世の行き先が決まるもっとも重要な日であり、その間遺族が丁寧に冥福をお祈りする事によって始めて無事に送る事が出来る」というのを読んだ事もありますが、今は日に何度があっくんの来世を願って般若心経を読んでいます。

まだ納骨については何も決まっていませんが、これについてはもう少し時間をかけて考えて行くつもりです

産後の不妊治療再開へ向けて

2010-10-25 | 2010 不妊治療再開!
KLCのHPで治療再開の時期を“良くある質問”のところで確認すると、「2、3回順調な生理を確認してから」、凍結卵のある人は、「28周期の方で生理12日目からの来院」とありました。もちろんまだ1回目の生理も来てないけど、2回目の生理が終わったらいざKLCだなー
11月か12月、年内に凍結してある最後の1つ、BTできたらいいな。
あと、早速Sophiaで検温(計温?)再開 
Sohiaちゃん、かなりかなりお久しぶりほったらかしててごめんね
またお世話になります

あと、私はタイミングを計るのに基礎体温だけでは綺麗な2層にはならないしきちっと28日周期、っていうわけではないので、以前は排卵検査薬のP-○ックやド○ーテストを毎回使い、いったいこれまで何万円くらい排卵チェックに費やしたんだろ?って感じだったけど、今回はネットで色々検索し、一番安いというわけではなかったけど、それでも日本製に比べると送料込みでもかなりお得感があり、且つ評価も沢山あって信頼できそうな
ワンステップ排卵検査薬(アメリカ製)
というの始めて購入してみました
50回分購入したので、1回あたり179円
カリフォルニアから送られてきたので5日くらいかかったと思いますが、一つ一つ袋に入ってて、きちんと梱包されて来ました
どんなものかと早速今朝試してみました  まぁもちろん結果はネガティブですが

気持ちを切り替える為にも早く働き始めなきゃな~って日々段々強く思い始めて来てます。
でも2-3周期は不妊治療に専念して、それから働き始めようかな
仕事始めたらなかなか治療しづらいし
でもは必用だし。。。どうすべきか。。。

お空のあっくんへ、ママの独り言

2010-10-21 | 2010 あっくんお空へ&産後
あっくん、今は天使になって自由に動き回って沢山笑ってるよね
ママは、あっくんがお腹の中で心臓が止まる時苦しかったんじゃないかと思うとたまらなく涙があふれてきますが、今は悪い心臓からも解き放たれてるんだよね。18番目の染色体が1本多いというだけで長く生きる事が出来ないなんてね、染色体って何なんだろうね。健康に産まれてくる事がこんなにもありがたく難しい事だったなんて。知ってるつもりで知らなかったよ、あっくんに教えてもらいました。パパもママも頑張らなきゃね。あっくんはあんなに頑張ったんだもんね。

あっくんがママのお腹の中で亡くなったのが先月の23日、あと2日で10月23日だから、もう少しで一ヶ月になるね。初の月命日ってやつなのかな。でも亡くなってからもお腹の中に丸4日も居てくれたんだよね。ありがと

今一番思い出されるのはあっくと初めて会った瞬間かな。あっくんは、とーーーーーっても小さくて可愛くてねパパが買ってくれた可愛い青いお洋服を着てたけど、小さいあっくんには大きすぎてぶかぶか。袖は長すぎて何重にも折ってあって(苦笑)。体を洗ってもらったあっくんは髪が濡れたまま連れてこられて、「足形は取れましたが、手は無理にパーにしようとすると皮がむけるので手形は取れませんで」って言われてね、ママは"18っ子のグーの手かぁ~"って思ったよ。一杯幸せを握りしめてくるはずだったのにね。あっくんは少し毛深くてパパ似だったよね。看護婦さんからも「パパ似ですね」って言われて。パパ、「ホントにオレ似?」って看護婦さんが去ったあと、ママに聞いて来たのよ。嬉しそうでした

あっくんは紫色の肌で静かに目も口も閉じていて上体を起こされると左の鼻から鼻血が出るからずっと横になってたよね。看護婦さんがあっくんをママの横に寝かせてくれた時鼻血を拭いてあげたかったのにティッシュもないし動けないし、もどかしかったの覚えてるよ。それにママはパパみたいに起きて抱いてあげられなかった事が今でも悔やまれるけど、パパが優しく抱いてくれてよかったね。パパは、「あまりの軽さに驚いた」って後で言ってたけど、ママがあっくんを抱けたのは、あっくんが産まれて2日後、もう小さい箱の中に眠ってた時だから、あっくんの重さだけを感じる事が出来なかったんだよね。抱っこはいつも箱ごとだったもんね。あの時あっくんにあげたトラックのおもちゃ2つ、あれはパパが買ってきてくれたんだよ。でも対象年齢が5歳以上とあり…ごめんね、あとでパパ叱っておいたから…。

あっくんがママのお腹で9ヶ月一緒の時を過ごしてくれた事はママの体がずーーっと覚えてるからね。パパもママもあっくんに会えて本当に本当に幸せだったよ。パパもママも不妊治療を何年も頑張ってやっとあっくんが来てくれて、そりゃ妊娠だと分かった時は二人して天にも昇るくらい嬉しくてね(月並みな言い方だけど…)。パパとママを選んで来てくれてありがとっ

あっくん、少し休んでゆっくりしたら、またパパとママのところに来てくれたらうれしいなーーーまた会いたいよ。

産後の検診1

2010-10-14 | 2010 あっくんお空へ&産後
産後17日目の昨日、血液検査と診察に病院へ行きました。
久しぶりの外出でしたが、まだまだ外は暑いですね涼しい日々が待ち遠しいです。

病院では妊婦さんや赤ちゃんをたくさん見ました(当たり前ですよね、産婦人科に行ったんですから)。でもやっぱりまだ妊婦さんや新生児を見ると喪失感というか、なんだかやりきれない気持ちでいっぱいになりました。待合室にいた一時間、直ぐ前に座っていた2歳くらいの男の子がずっと騒いでて。。。妊婦の時は子供の騒ぐ声がとても気持ちよく響いてた感じがするのに、昨日はその声を聞くのがとても辛くて。それに、前に座っていた妊娠初期の方がまだ6ヶ月くらいの赤ちゃんを抱いていらっしゃって、その赤ちゃんのとても可愛らしいほほ笑んだり指をしゃぶったり声を発するのを聞いていると、本当に、なんでここに私はあっくんと一緒にいられないんだろう。。。って考えても仕方のない事をまた考えていました。

診察は。。。。血液検査の結果は良好、まだ子宮の中が少し出血しているので、また2週間後に診察となりました。でももうお風呂に入って良いとの事。やっぱり赤ちゃんが小さいと、産後の回復も早いのかな~って思いました。悪露も既に微量、お腹の痛みもむくみも取れました。腰が痛かったので犬印の「産褥ニッパー」をネットで購入し着用しているので腰の痛みも軽減。産褥ニッパーは通常のサイズ+2サイズアップ、と書いてあったし、レビューを見ても小さすぎた、もっと大き目を購入するべきだった、との意見が多かったので3Lを購入しましたが、こんなに大きなサイズを買ったのは失敗でした。お腹をギューっと引き締めて早く引っ込める為に購入したのに、既にゆるゆるとなってしまい。。。
生理は一ヶ月くらいで来るそうです。二人目も欲しいし、心身ともに回復するためにそろそろ軽い運動でも始めようかな~、って考えています。

あっくんの納骨ですが、49日が過ぎる11月11日以降と考えていますが、でも本当に納骨すると思うとなんだか寂しくてたまりません。今は一日に何回も骨壷を抱く事ができるし、実際に触る事ができるのに、それができなくなると思うとたまりません。納骨って必要なんでしょうか。
今日、私の体を心配した母が電話をくれたので、体調は回復してる事を伝え、納骨について相談してみました。母は、私が一歩進む為にもあっくんの為にも納骨する方がいいと思う、という様な事を言ってくれました。そうだなーと思う反面、やっぱり納骨してしまうと寂しすぎるなーっと。母は、まだ産後2週間と少ししか経ってないから、またゆっくり考えたらいいよ、と言ってくれました。時間が経てばまた考え方もかわるかな。

あっくんお空へ(産後7日目) 火葬

2010-10-07 | 2010 あっくんお空へ&産後
朝からどんより曇った一日でした。
10月4日、産後7日目、家の近くにある都営の火葬場へあっくんのお見送りに旦那さまと二人で行って来ました。私はまだ動くとお腹も痛いしもちろん悪露も続いているというのに、もう我が子を火葬しなければならないんて……、こんな日が本当に来るんですね。

子供は温度が高すぎるとだめなので、朝一番に火葬を行うとの事、9:30に火葬場へ行きました。お焼香を済ませた火葬前、「もう一度お会いになりますか?」と聞かれたのでほんの数分でしたが再度あっくんの姿をみることが出来ました。これがあっくんに会える、姿を見る事ができる最後だと思うと涙がとまりませんでした。この時ばかりは旦那さまも泣いているようでした。あっくんは数日前よりも少し濃い紫色の肌をしていて、今回はお口が思いっきり開いていました。主人はだんだん小さくなるね、って言ってました。冷蔵庫の中は寒かっただろうに、今日はもう火葬だなんてね。。。。沢山お花を飾ってもらって小さい箱に入って。。。最後に私があっくんのお顔にレースをかけてあげてお別れしました。もうこの子の顔を見る事も肌を触ってあげる事もできないんだ、って思うと寂しくて寂しくて涙がとまりませんでした。

10:10分頃、火葬が始まりました。あー、本当にあっくんの肉体はこれでなくなってしまうんだー、って思いまた涙がこみ上げてきました。私たちは待合室で待つ様言われ、待合室へ移動。二人でコーヒーを飲みながら静かに過ごしました。

10:40分頃、納骨場へ呼ばれました。旦那さまと一緒にあっくんの骨を1本箸で摘み、白い小さな骨壷に入れました。それから全ての骨をスタッフの方が骨壷に入れて下さり、火葬は終わりました。受け取った骨壷はとても小さかったですが温かかったです。

とうとう小さな骨壷に納まってしまったあっくんですが、やっと一緒におうちに帰る事ができたし、胸に抱いてあげる事もできました。でも我が子に先立れ火葬しなければならない日が来るなんて………本当にこんな日が来るなんて想像もしていませんでしたが、現実なんですよね。

あっくん、パパとママのところに来てくれて本当にありがとうね。パパとママはあっくんに会えて本当に幸せだったよー。

入院16日目(産後2日目) 退院

2010-10-06 | 2010 妊娠後期(28週~34週:死産)
入院16日目の9月29日(産後2日目)、やっと退院してお家に帰る事が出来ました。
出産時熱が高かったしそんなに急いで退院しなくても…、と医師から言われましたが、とにかく帰りたくて帰りたくて。

27日に出産した際、熱が40度以上で40分以上の痙攣が続いた為、後で何か後遺症が出る可能性がある、との事で出産後からずっと心電図をモニター、27日の夜には背中に麻酔を打ち、脊髄液を取って調べ、28日には脳波の検査もして頂き、29日の朝は再度違うモニターを使って心電図を取って調べて頂きましたが、何も問題ありませんでした。

また、出産日の27日夜に子宮を診て頂いた際、何かまだ沢山入っているとの事、一度綺麗にした方が治りも早い、と言われ、28日の朝、静脈麻酔で眠っている間に子宮を綺麗にして頂きました。
29日の朝、再度子宮を診て頂くと綺麗になっているとの事、骨髄液、脳波、心電図にも異常はないとの事で、痛み止め、子宮伸縮剤、便秘の薬を頂き退院してきました。

病室を出て清算を済ませてから、旦那さまと病院の地下に眠っているあっくんに会いに行きました。やはりあっくんの姿をみた瞬間に涙があふれてきました。あっくんは小さい白い箱に入っていて、冷蔵庫に入れられており、冷たく、日に日に小さくなっているような気がしました。主人とお線香を上げた後、少し時間を頂き、主人とあっくんと私の三人で過ごしました。箱に入ったあっくんを胸に抱き、本当にあっくんはお空へかえってしまったんだなーと感じ、しばらく込み上げてくる涙を抑える事ができませんでした。声が聞きたい、目を開けてほしい、手足を動かしているあっくんい会いたいという思いを抑える事ができませんでした。

その後、主人とお葬儀屋さんとで火葬の日取りを5日後の10月4日と決め、あっくんにさよならを言って病院を後にしました。

34週0日目 入院14日目 出産(死産)

2010-10-05 | 2010 妊娠後期(28週~34週:死産)
34週0日目(9ヶ月目)の9月27日(月)14:28分、あっくんを出産しました。
 *分娩時間:4時間33分
 *体重:1435g (男の子)
 *身長:40.0cm
 *死産(18トリソミー)
 *無痛分娩

9月23日の朝に心拍停止をしてから4日、私のお腹の中にいてくれたあっくんですが、私の熱が昨日お昼から夜にかけて40度を超えた為、この日の朝、人工的に破水をさせて出産する事になりました(医師によると、高熱は母体があっくんを異物だと感じているからだろう、と)。
9月23日の夕方から子宮口を広げる処置を受け、24日、25日、26日とそれぞれ4度の陣痛促進剤を使用するも子宮口が2cmのまま開きませんでしたが、27日の朝は3cmくらい開いていました。

27日朝9:30頃に1回目の陣痛促進剤を入れると少し陣痛らしきものが始まり、赤ちゃんもだいぶ下がって来ているとの事で腰の痛みと猛烈な尿意を感じ始めました。11:30頃、2回目の陣痛促進剤を入れる前には「朝よりも子宮口が開いてきているし、いい感じですよ」、と言われ、2回目の陣痛促進剤を入れると次第に陣痛がひどくなって来たため、強めの麻酔を入れていただきました。麻酔で痛みはなくなってきましたが、尿意は相変わらず強いものでした。

ここから全く時間の感覚がないのですが、医師の「そろそろ破水をさせますね」という声を聞いたあと、一度「バッサー」と言う破水の音。もう片方の医師が「もう一度」と代わって破水をさせると、2度目の「バッサー」という1回目よりも大きい音がしました。羊水がかなり出たんだと思います。破水が終わると「左を下にして寝て下さい」と言われその通りに。「赤ちゃんが自然に降りて来るのを待ちましょうね」との事だったのですが、赤ちゃんがお腹からいなくなると思うと急に涙が溢れて来て。。。。看護婦さんが「一人になりたい?」と聞いてくれたので、「少し。。。」と言うと、私はもうこらえる事ができず、声をあげて泣いていました。

10分くらい泣いた頃だと思いますが、痙攣が始まりました。ナースコールを押すと看護婦さんが駆け付けてくれて、大丈夫?聞こえる?と体を押さえてくれたのですが、それからどれくらい時間がたったか、麻酔で30分くらい眠らされていたようで、その間に熱を測ったらまた40度以上あったそうです。目が覚めると右側に男の先生がたっていて、ぼんやり眼を開けるとまた右腕から痙攣が始まり。。。。そこまでは覚えているのですが、そこからまた私の記憶はなくなり、しばらくしてまた麻酔で眠らされたようです。

次に目が覚めると、「はい、力んでー、上手ですよー」という声が聞こえ、自分が力んでいるのが分かりました。覚えているだけですが、4回くらい力んだ後、「もう大丈夫ですよー、産まれましたよー」と聞こえました。またそれからは記憶がなくて。。。 後で看護婦さんに聞くと、目を覚ましてからは、トイレに行きたい、喉が渇いた、を繰り返し訴えていたようで、普通に話しをしていたようです。看護婦さんも、「覚えてないの?」と不思議そうでした。力んだのも4回くらいしか覚えていませんが、もっと力んでいたようで、産まれた瞬間から泣きだしたそうです。

次に覚えているのは、看護婦さんから「ご主人にご連絡されました?」と聞かれ、すぐに旦那さまに連絡した事です。旦那さまは30分くらいで駆けつけてくれ、一緒に赤ちゃんに会いました。あっくんはとても小さな小さな体でしたが、旦那さまが買ってくれた可愛い青い服を看護婦さんが着させてくれていました。洋服が大きすぎたのは言うまでもありませんが、私と一緒に寝ているところ、主人があっくんを抱いているところなど、看護婦さんに数枚写真を取って頂きました。あっくんの肌は紫色で目を閉じたままでしたが、とてもとても可愛らしい赤ちゃんで、産まれて来てくれて、ここまで頑張ってくれて本当にありがとうね、って何度も繰り返しあっくんに言いました。涙が止まりませんでした。

あっくんの声が聞きたい、あっくんの目を開けた姿が見たい、小さい手足を動かしているところが見たい、一日だけでも一緒に生きたかった、そう願ってしまうばかりです。

33週3日目 入院10日目 あっくんお空へ帰る

2010-10-03 | 2010 妊娠後期(28週~34週:死産)
なかなかブログを開く勇気がなかったのですが、沢山の温かい励ましのお言葉を頂いて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

もう色々ありすぎて何から書いて良いのか分かりませんが、息子のあっくん(瑛央:アキオと名付ける予定でした)は9月23日(33週3日目)の朝、お空へ帰ってしまいました。

もう一回、どこかで羊水を抜きましょうね、と話していた矢先の9月23日、朝6:30頃、いつもどおり看護婦さんが赤ちゃんの心音確認に部屋へ来てくれた時、昨夜まで聞こえていた心音が聞こえなかったのです。羊水を2リットル抜いたとは言えまだまだ羊水は多かったので心音が聞きにくい事もあり、その時は、まさか、と思っていましたが、看護婦さんが少しアレっという表情だったので私も少し不安に。2-3分後、看護婦さんが直ぐに医師に連絡をしてくれたのか、エコー室へすぐ来るように指示がありました。エコーの画面を私ものぞいていましたが、赤ちゃんの心臓が動いているようには見えず。。。。。物凄く不安になり何を言われるのかドキドキしてベットに横たわっていました。5分くらい経過した頃でしょうか、医師も看護婦さんも何も言わないので、私から、心臓が止まっているように見えるのですが。。。。っと言うと、そうですね、残念ながら。。。と。えっ、うそでしょ?なんで?どうして?昨日まで元気だったのに?何も感じてあげられなかったのはなぜ?うそだよね?もっとエコーみてよ、こんなことってある?と、しばらくは本当に信じる事ができず、受け入れられず、でも涙が止まらず声をあげて泣いてしまいました。

産科の部屋だと辛いだろうと、婦人科の部屋へ移動させて頂き、これからの事について朝のうちに先生とお話をしました。今日の晩(9月23日)から子宮を広げる棒を入れて明日朝から陣痛促進剤で出産を試みるか、もしくは急ぐ必要はないので、もう少し気持ちが落ち着いてからの方が良ければ1-2日明けてから陣痛促進剤で出産するか、落ち着いたら詳しくお話ししましょう、との事でした。さすがに朝直ぐには赤ちゃんが亡くなった事を受け入れる事ができず決断できませんでしたが、このまま何日たっても悲しみから抜けられるものじゃない、あっくんだってここまで頑張ってくれたんだから体だけでも無理やりにでも前向きにもっていかなければ、と思い、夕方から早速出産の準備をして頂くようにお願いしました。

先生から無痛分娩の方がいいのでは、と言って頂き、私も同意。夜20:30頃から早速子宮口を広げる棒を入れたのですが、これが猛烈に痛かったです。この時、再度赤ちゃんをエコーで診て頂くようお願いしました。やはり赤ちゃんの心臓は動いてなくて、事実なんだな、と思いました。

翌24日、朝6:00から飲食禁止で8:00頃から処置が始まりました。
まず昨夜入れた棒を抜いたのですが、これがまた物凄く痛かったのに開いた子宮口はたったの2cm。それから麻酔の為のチューブを背中に入れ、9:00くらいに1回目の陣痛促進剤を入れました。それから2~3時間おきに4回ほど陣痛促進剤を入れましたがこの日は子宮もこれ以上開かず、夜ごはんのみ頂き、また子宮口を広げるための棒を入れて就寝となりました。

翌25日、朝6:00から飲食禁止。9:00頃分娩室へ。直ぐに昨夜入れた棒を抜き、子宮口の確認。相変わらず2cm。昨日同様2~3時間おきに4回程陣痛促進剤を入れましたがこの日も赤ちゃんは降りてこず。夜にまた子宮を広げるための棒を入れて頂きましたが、あまりにも痛いので少し麻酔を増やしてから入れて頂くと、あまり痛い思いをせずにすみました。一日何も飲めないので喉がからからでかなり苦しかったです。

翌26日、また朝6:00から飲食禁止で8:00頃から処置再開。
昨日同様、昨晩入れた棒を抜き、子宮口を確認。相変わらず2cmしか開いてないとの事でしたが、この日も9:00くらいから陣痛促進剤を2~3時間おきに4回投入。でも夕方には熱が40.1度まで上がったため中止となりました。夜ごはんの後、再度子宮口を広げる為の棒を入れる予定だったのですが、20:00過ぎに陣痛らしきものが来たため再度処置室へ。でも夜中になると治まってきたので部屋へ戻り就寝。明日処置を再開するかは明朝決めるとの事でした。

翌27日、また朝6:00から飲食禁止となりました。3日続けて夜ごはんしか食べてないし、水分も十分にとれてないから体力的にも精神的にも辛いでしょう、だから本来なら今日一日は体を休ませてあげたいけど、昨日熱が40度まで上がったという事は、きっと母体が赤ちゃんを異物とみなしているから、というお話が先生からあり、早めに出産する必要があるため今日も頑張りましょう、と言われました。我が子なのに体が赤ちゃんを異物と感じてるなんて、、、、となんだか更に悲しくなってきましたが、今日は赤ちゃんの入っている膜を切って破水させるとの事で、絶対今日産まれて来るんだな、やっとあっくんに会えるんだな、と思いました。

出産に関しては、また日を改めて記録させて頂きます。
沢山の励ましのお言葉を頂いて本当にありがとうございます。
気持ちがもう少し落ち着きましたらお返事させて頂きますね。
まだ出産後1週間なので、心身ともに落ち着くまで時間がかかりそうです。

明日、10月4日はあっくんの火葬へ行って来ます。
まだまだ何をしていてもあっくんの顔を思い出してしまい涙があふれてきてしまいます。
明日会えるのが最後だと思うと本当にどうしていいか、ただただ悲しくて涙があふれてきてしまいますが、頑張ってくれたあっくんにありがとうを言ってこようと思います。