KLCで高齢不妊治療→卒業できました!→2011年9月無事出産しました!

初陽性判定で授かった息子は18トリソミーで34週目にお空に帰ってしまいましたが、8回目の移植でまた授かる事ができました!

34週0日目 入院14日目 出産(死産)

2010-10-05 | 2010 妊娠後期(28週~34週:死産)
34週0日目(9ヶ月目)の9月27日(月)14:28分、あっくんを出産しました。
 *分娩時間:4時間33分
 *体重:1435g (男の子)
 *身長:40.0cm
 *死産(18トリソミー)
 *無痛分娩

9月23日の朝に心拍停止をしてから4日、私のお腹の中にいてくれたあっくんですが、私の熱が昨日お昼から夜にかけて40度を超えた為、この日の朝、人工的に破水をさせて出産する事になりました(医師によると、高熱は母体があっくんを異物だと感じているからだろう、と)。
9月23日の夕方から子宮口を広げる処置を受け、24日、25日、26日とそれぞれ4度の陣痛促進剤を使用するも子宮口が2cmのまま開きませんでしたが、27日の朝は3cmくらい開いていました。

27日朝9:30頃に1回目の陣痛促進剤を入れると少し陣痛らしきものが始まり、赤ちゃんもだいぶ下がって来ているとの事で腰の痛みと猛烈な尿意を感じ始めました。11:30頃、2回目の陣痛促進剤を入れる前には「朝よりも子宮口が開いてきているし、いい感じですよ」、と言われ、2回目の陣痛促進剤を入れると次第に陣痛がひどくなって来たため、強めの麻酔を入れていただきました。麻酔で痛みはなくなってきましたが、尿意は相変わらず強いものでした。

ここから全く時間の感覚がないのですが、医師の「そろそろ破水をさせますね」という声を聞いたあと、一度「バッサー」と言う破水の音。もう片方の医師が「もう一度」と代わって破水をさせると、2度目の「バッサー」という1回目よりも大きい音がしました。羊水がかなり出たんだと思います。破水が終わると「左を下にして寝て下さい」と言われその通りに。「赤ちゃんが自然に降りて来るのを待ちましょうね」との事だったのですが、赤ちゃんがお腹からいなくなると思うと急に涙が溢れて来て。。。。看護婦さんが「一人になりたい?」と聞いてくれたので、「少し。。。」と言うと、私はもうこらえる事ができず、声をあげて泣いていました。

10分くらい泣いた頃だと思いますが、痙攣が始まりました。ナースコールを押すと看護婦さんが駆け付けてくれて、大丈夫?聞こえる?と体を押さえてくれたのですが、それからどれくらい時間がたったか、麻酔で30分くらい眠らされていたようで、その間に熱を測ったらまた40度以上あったそうです。目が覚めると右側に男の先生がたっていて、ぼんやり眼を開けるとまた右腕から痙攣が始まり。。。。そこまでは覚えているのですが、そこからまた私の記憶はなくなり、しばらくしてまた麻酔で眠らされたようです。

次に目が覚めると、「はい、力んでー、上手ですよー」という声が聞こえ、自分が力んでいるのが分かりました。覚えているだけですが、4回くらい力んだ後、「もう大丈夫ですよー、産まれましたよー」と聞こえました。またそれからは記憶がなくて。。。 後で看護婦さんに聞くと、目を覚ましてからは、トイレに行きたい、喉が渇いた、を繰り返し訴えていたようで、普通に話しをしていたようです。看護婦さんも、「覚えてないの?」と不思議そうでした。力んだのも4回くらいしか覚えていませんが、もっと力んでいたようで、産まれた瞬間から泣きだしたそうです。

次に覚えているのは、看護婦さんから「ご主人にご連絡されました?」と聞かれ、すぐに旦那さまに連絡した事です。旦那さまは30分くらいで駆けつけてくれ、一緒に赤ちゃんに会いました。あっくんはとても小さな小さな体でしたが、旦那さまが買ってくれた可愛い青い服を看護婦さんが着させてくれていました。洋服が大きすぎたのは言うまでもありませんが、私と一緒に寝ているところ、主人があっくんを抱いているところなど、看護婦さんに数枚写真を取って頂きました。あっくんの肌は紫色で目を閉じたままでしたが、とてもとても可愛らしい赤ちゃんで、産まれて来てくれて、ここまで頑張ってくれて本当にありがとうね、って何度も繰り返しあっくんに言いました。涙が止まりませんでした。

あっくんの声が聞きたい、あっくんの目を開けた姿が見たい、小さい手足を動かしているところが見たい、一日だけでも一緒に生きたかった、そう願ってしまうばかりです。

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