KLCで高齢不妊治療→卒業できました!→2011年9月無事出産しました!

初陽性判定で授かった息子は18トリソミーで34週目にお空に帰ってしまいましたが、8回目の移植でまた授かる事ができました!

33週3日目 入院10日目 あっくんお空へ帰る

2010-10-03 | 2010 妊娠後期(28週~34週:死産)
なかなかブログを開く勇気がなかったのですが、沢山の温かい励ましのお言葉を頂いて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

もう色々ありすぎて何から書いて良いのか分かりませんが、息子のあっくん(瑛央:アキオと名付ける予定でした)は9月23日(33週3日目)の朝、お空へ帰ってしまいました。

もう一回、どこかで羊水を抜きましょうね、と話していた矢先の9月23日、朝6:30頃、いつもどおり看護婦さんが赤ちゃんの心音確認に部屋へ来てくれた時、昨夜まで聞こえていた心音が聞こえなかったのです。羊水を2リットル抜いたとは言えまだまだ羊水は多かったので心音が聞きにくい事もあり、その時は、まさか、と思っていましたが、看護婦さんが少しアレっという表情だったので私も少し不安に。2-3分後、看護婦さんが直ぐに医師に連絡をしてくれたのか、エコー室へすぐ来るように指示がありました。エコーの画面を私ものぞいていましたが、赤ちゃんの心臓が動いているようには見えず。。。。。物凄く不安になり何を言われるのかドキドキしてベットに横たわっていました。5分くらい経過した頃でしょうか、医師も看護婦さんも何も言わないので、私から、心臓が止まっているように見えるのですが。。。。っと言うと、そうですね、残念ながら。。。と。えっ、うそでしょ?なんで?どうして?昨日まで元気だったのに?何も感じてあげられなかったのはなぜ?うそだよね?もっとエコーみてよ、こんなことってある?と、しばらくは本当に信じる事ができず、受け入れられず、でも涙が止まらず声をあげて泣いてしまいました。

産科の部屋だと辛いだろうと、婦人科の部屋へ移動させて頂き、これからの事について朝のうちに先生とお話をしました。今日の晩(9月23日)から子宮を広げる棒を入れて明日朝から陣痛促進剤で出産を試みるか、もしくは急ぐ必要はないので、もう少し気持ちが落ち着いてからの方が良ければ1-2日明けてから陣痛促進剤で出産するか、落ち着いたら詳しくお話ししましょう、との事でした。さすがに朝直ぐには赤ちゃんが亡くなった事を受け入れる事ができず決断できませんでしたが、このまま何日たっても悲しみから抜けられるものじゃない、あっくんだってここまで頑張ってくれたんだから体だけでも無理やりにでも前向きにもっていかなければ、と思い、夕方から早速出産の準備をして頂くようにお願いしました。

先生から無痛分娩の方がいいのでは、と言って頂き、私も同意。夜20:30頃から早速子宮口を広げる棒を入れたのですが、これが猛烈に痛かったです。この時、再度赤ちゃんをエコーで診て頂くようお願いしました。やはり赤ちゃんの心臓は動いてなくて、事実なんだな、と思いました。

翌24日、朝6:00から飲食禁止で8:00頃から処置が始まりました。
まず昨夜入れた棒を抜いたのですが、これがまた物凄く痛かったのに開いた子宮口はたったの2cm。それから麻酔の為のチューブを背中に入れ、9:00くらいに1回目の陣痛促進剤を入れました。それから2~3時間おきに4回ほど陣痛促進剤を入れましたがこの日は子宮もこれ以上開かず、夜ごはんのみ頂き、また子宮口を広げるための棒を入れて就寝となりました。

翌25日、朝6:00から飲食禁止。9:00頃分娩室へ。直ぐに昨夜入れた棒を抜き、子宮口の確認。相変わらず2cm。昨日同様2~3時間おきに4回程陣痛促進剤を入れましたがこの日も赤ちゃんは降りてこず。夜にまた子宮を広げるための棒を入れて頂きましたが、あまりにも痛いので少し麻酔を増やしてから入れて頂くと、あまり痛い思いをせずにすみました。一日何も飲めないので喉がからからでかなり苦しかったです。

翌26日、また朝6:00から飲食禁止で8:00頃から処置再開。
昨日同様、昨晩入れた棒を抜き、子宮口を確認。相変わらず2cmしか開いてないとの事でしたが、この日も9:00くらいから陣痛促進剤を2~3時間おきに4回投入。でも夕方には熱が40.1度まで上がったため中止となりました。夜ごはんの後、再度子宮口を広げる為の棒を入れる予定だったのですが、20:00過ぎに陣痛らしきものが来たため再度処置室へ。でも夜中になると治まってきたので部屋へ戻り就寝。明日処置を再開するかは明朝決めるとの事でした。

翌27日、また朝6:00から飲食禁止となりました。3日続けて夜ごはんしか食べてないし、水分も十分にとれてないから体力的にも精神的にも辛いでしょう、だから本来なら今日一日は体を休ませてあげたいけど、昨日熱が40度まで上がったという事は、きっと母体が赤ちゃんを異物とみなしているから、というお話が先生からあり、早めに出産する必要があるため今日も頑張りましょう、と言われました。我が子なのに体が赤ちゃんを異物と感じてるなんて、、、、となんだか更に悲しくなってきましたが、今日は赤ちゃんの入っている膜を切って破水させるとの事で、絶対今日産まれて来るんだな、やっとあっくんに会えるんだな、と思いました。

出産に関しては、また日を改めて記録させて頂きます。
沢山の励ましのお言葉を頂いて本当にありがとうございます。
気持ちがもう少し落ち着きましたらお返事させて頂きますね。
まだ出産後1週間なので、心身ともに落ち着くまで時間がかかりそうです。

明日、10月4日はあっくんの火葬へ行って来ます。
まだまだ何をしていてもあっくんの顔を思い出してしまい涙があふれてきてしまいます。
明日会えるのが最後だと思うと本当にどうしていいか、ただただ悲しくて涙があふれてきてしまいますが、頑張ってくれたあっくんにありがとうを言ってこようと思います。

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2 コメント

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切ないかぎりです。 (紀妃)
2010-10-03 15:58:37
毎日毎日、ひたすらに Mitanさん、赤ちゃんの事を案じておりました。

切ないです、本当に。

どんなにかつらく悲しい思いをしてらっしゃるかと、胸が痛みます。
お見送りまでどうかたくさん抱きしめてあげてください。

お返事も無理なさらずに、どうか心の痛み、体の痛みを大事にして下さいね。

赤ちゃんにMitanママさんとパパさんの優しい温もり、思いが届きますようにお祈りしております。
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紀妃さんへ (mitan)
2010-10-05 20:17:55
ありがとうございます。
正直、まだまだ心身ともに回復するまでには時間がかかりそうです。何をしていても思い出さずにはいられず。。。ただただ思い出しては涙がツーっと流れてきます。
昨日、とうとう小さな白い骨壷に納まってしまったけど、やっとお家にあっくんを連れて帰って来てあげる事ができたし、抱いてあげる事も出来ました。

ゆっくりですが、前向きに考えられるようにしていきますね。紀妃さんもお体を大切になさってくださいね!
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