診察のフォーマットは
ヒストリー
身体所見
アセスメント(鑑別診断)
計画
の流れ。学生の時、それぞれを混ぜてはいけない、としつこく言われていた。例えば身体所見を取っているときに聞き忘れたヒストリーに気づいて問診を始めるとか。
卒業して10年。これって大事だよな、と今更ながら思う。
混ぜないからプロセスが真っ直ぐになって思考過程が整理される。混ぜると碌なことが起こる。2つ以上主訴があるときもそれぞれ全てを終わらせてから計画の説明へ入ると診察がまとまる。
患者につられて、横道に反れそうになってもグッと堪える。知識でもなんでもない。こんな些細なことが患者の満足度にも繋がる。面白いものなのだ。
冒頭写真:ラーメンブームは世界中。ブレードランナー的な店。相方のチョイス。お味はどうでも良い味かな。