てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

片付けの途中に

2018-07-21 | 日記
もうすぐお盆がやってくるので今日から片づけを始めた。
使っていないものを出していると高校の修学旅行の記念写真と通信簿が出てきた。
標準的な体系で今とは別人のようだ。成績は普通だと思っていたが勘違いだった。
しばらく思い出にふけっていたが処分することにした。
思い出せば勉強はしなかった分本はよく読んでいた。中でも啄木はよく読んだほうだ。小説以外は全部読んだ記憶がある。
とりわけローマ字日記には感動したというより赤裸々なことに驚いた記憶がある。
不来方のお城の草に寝ころんで空に吸われるとはどんな心地か試してみたかったがもうそんな感性は汚れちまってわからなくなっていることだろう。
あ~なんとこっぱずかしいことか
今は、戯れではなく母を背負うことが近づいている。
これまでじっと手を見ることはなかったが左親指がバネ指になって整形外科に通いリハビリ中、じっと手を見ることが増えた。
ローマ字日記がどれほどのものだったか記憶が正しければ書けるものではない。
当時の高校生には衝撃だった。はず

青春の 瘡蓋はがし 生ビール

Gooとグル? 当選しましたおめでとうございます

2018-07-21 | 日記
数日前に突然画面が変わりグーグルメンバーシップで、、、、、当選したという
割り込んでくるとは不届き無礼だ、グーグルなど使ってないのになぜ当選するのだ?
迷惑ではあるがデジカメで画面の写真を撮った




文章を読んでみたがプレゼントにも興味がないから消して再起動した上で検索してみたら
これはフィッシングサイトというものだった。ずいぶん前からあったらしいことがわかった。利用してないのにプレゼントが当選したとはおかしいと思ったことが正しい判断だった。
油断も隙も無い時代になったもんだ。世の中にはラッキー!と思って個人情報を入れた人もいただろうと思う。
何か変だ、どこかがおかしいなと思えることはわが身を守るために必要ではないか。
昔から
 うまい話には裏がある
 タダより高い物はない
 石橋はたたいて渡れ などなど
知恵はなくとも少しばかりのことわざの知識があると役に立つ
記憶の向こうに 怪力乱神を語らず 敬して遠ざけるとか
関わりを持たずわが身から遠ざけておくべし
君子ならずとも危うきに近づかないことですね

反物で作ったもったいない布ぞうり

2018-07-19 | 布ぞうり
ばあさんがくれた反物下の青い縞と手持ちの反物上のピンクの縞を組み合わせ、横緒は正絹で丸四つ編みにしてばあさんに作ってやることにした。段取りの途中。

これから横緒を取り付ける

完成 寸法 長サ:23 幅:9 cm

横緒の四つ編みの様子

前に来たときに見た草履の四つ編みの横緒を見て気に入ったらしい。こういうぞうりが作りたいから四つ編みを教えろということで教えて自分で編んでみたがうまくいかなかったとこぼしていた。草履一つで喜んでもらえるなら、これで功徳が積めるならたやすいことなので編むことにした。
白くて汚れが目立ちやすい感じだが汚れたときは洗濯機に入れて洗えばよい。ネットは不要。
丈夫が取り柄のもったいない布ぞうりである。
今年は自分用の布ぞうりを一つも編んでない、暑い日が続くのでとおっくうになる。どうしたものかなあ。

暑いなんて言ってられないやる気になった時が片付け時

2018-07-17 | 日記
暑いときは運動などはしないで涼しい室内に居なさいと言うが、物置にたまった段ボール箱などのゴミは自分で片付けなければならない。涼しい時にやれと言う人がいるが、それは無理だ。涼しい時なんかないのだから、やる気になった時にやらないとゴミ屋敷になりかねない。やる気になるというのが大変大事なのであってこれを逃すと今度はいつやる気になるか分かったものではないのである。
今日は段ボール箱とたまっていた紙袋と酒や牛乳の紙パックをやっつけた。が、全部ではない。体力の範囲内でやっつけるわけだから致し方ないのである。
さらに、暑さに慣れてやる気になっている時を逃したくないので以前からやろうと思ってできなかった包丁研ぎをした。台所が3本と物置が2本計5本も砥いでしまった。プロの砥ぎしのようにはいかないが切れるようになった。
そんなわけで今日はたくさん仕事をしたので休肝日ではあるがご褒美にビール500mlを飲みながら書いている。冷たいビールは止められないです。
ビールといえば最近はダイエットをさぼっている。この暑さでウォ~キングなんてしたら死んじゃう。
ゆるい筋トレもサボり気味。なので体重が戻りつつある。マイナス8%を超えてもう少しだと思っていたらこの暑さが続きマイナス6.5%までもどってしまいそうだ。
この異常な暑さを災害ととらえて命を守る行動をしなければならないだろうから無理なダイエットはしないことにする。
缶ビール500ml2本目をいただきながら書いている。
ごちそうさまです。

源氏物語-澪標

2018-07-13 | 
 底本の題簽は「みをつくし」、漢字表記は澪標、和歌では「身を尽くし」の意に使っている
と、注記にあった。
源氏の色好みがどれほど身を尽くしているのかわかったような気になった
京へ戻ると元愛人たちに身を尽くして手紙を送り無聊の苦しみを慰める
身を尽くして明石の君の出産祝いと乳母を送り、姫君の五十日の祝いには祝儀の使者を使わす
身を尽くして紫の上の機嫌を取り
身を尽くして御息所の遺言を聞き弔い前斎宮を入内させようと藤壺と計る
源氏の本心は母親御息所が亡くなればうるさいことを言う者がないから娘の前斎宮を愛人の一人にしたかった。しかし、御息所は「決して色めいた関係にしないでほしい、男女関係の煩わしさに係らない身の上にしてほしい」と頼んだ。好き心を見抜いて言いにくいことをずばずば言った。信用できないところもありながら源氏以外に頼るものがないのが残念
御息所としては源氏の好き心を知っていたから娘へ手出しさせないために自ら防波堤になって関係を持ったのかな?と思う。紫の上がまだ少女の時に連れてこられたことを知ってれば危険を感じたのかもしれない。
 明石の君は一人娘。両親は年老いてきている。親が亡くなったらその財産はどこにどれほどあるのか、今は誰が管理しているのか、相続はどうするのかなど一方で算盤をはじいているのも身を尽くしかな?
 物の本によれば女に執着するのはその財産が目当てだと。源氏でも財産には関心があったのだろうか?当時の貴族には自明でも1000年後の凡人にはまるで分らない。
ぼ~~~っと生きてるんじゃねえよ!と、叱られそうだ。が、ぼうっと生きてる良さは5歳児にはわからないだろうな。
身を尽くして生きるのはしんどいようだから世間とは少し距離を置くのがいいと、健康法師が言ってなかったかな

身を尽くし 利権は使う 子の進路

ウールで作る着物ぞうりのまとめ

2018-07-11 | 布ぞうり
ウールの着物の点検:しみ汚れカビ虫食いなど無いかな、手縫いかミシン縫いか

着物ほどき:布ぞうりだけ作るなら初めに洗濯したほうが手っ取り早いが、布草履以外のものを作るならかび臭いのを我慢してほどいてから洗濯する。今回は後者を選択。ほどきながら着物の縫い方を眺め和裁の技術の高さを感じたりする。
最近の着物はミシンで縫ったものが多いように感じる。布地を傷めないように丁寧にほどく、ここが大事

洗濯しアイロンがけ:生乾きぐらいの時にアイロンをかける大事なものなら当て布をする、今回はいいあんべ~にやった

紐を作る:このウールの着物の場合は幅が約36cmだったので紐の幅を6cmで切ったものを4枚重ねに折った
アイロンをかけたりミシンで縫ったり作り手の趣味や技量に応じてつくればいい

横緒や鼻緒を作る:横長の棒状に見えるのが横緒、世間では鼻緒と呼ぶようだ親から横緒と教えられたので横緒と呼んでいる。左側の黒いひも状のものは鼻緒、これが指の間に立つ、から鼻緒を立てる。
横緒も鼻緒も作り手依頼者の趣味や技量で作る。ウールなので横緒はミシンで筒状に縫った太めの物、鼻緒は風呂敷を裂いて縄綯いしたもの

ぞうりに編む:ネットや本を見ると編み方は編み手の数だけあるようだ、これが正統というものはなさそうだが技量知識の差は歴然としている。編みかたは藁草履だが素材にした布地の特性を活かした編み方に変化しているようだ。
老若男女が素足で履くものだから安全第一で作っている。伝統的なぞうりの形に為るように作っているがいつも難しさを感じている。見た目が地味なのはそのような材料しかないからしようがない。販売目的で作ってないから派手さはない!
が、心はこもっている。


完成した2足の草履


ウールの着物で作る布ぞうり2

2018-07-10 | 布ぞうり
二足目のウールの着物で布ぞうりが完成した
きのうは横緒が少し長かったようなので今日は少し短めにし、また鼻緒の立て方も変えてみた
覚えたことを忘れさせないのには使ってみることだ
寸法 長サ:22 幅:9 cm 昨日と同じ

全部一着の着物で作るよりは少し変化を持たせたほうが面白いかなということで横緒を別の着物の生地にしてみたのも昨日と同じ

母の着た 入学式の 思いでは ぞうりと為りて 主待ちたり
というイメージを持つ人もいるかな
4,5年前に子供のころに着た浴衣を布草履にしてくれと同級生に頼まれたことがあった
玄関に飾っておくというので小さめの18cmぐらいで作ってあげたことがあった
何でもかんでも捨てるのはどうなのかな~
でも捨てないと汚屋敷になってしまうから難しいい


ウールの着物で作る布ぞうり1

2018-07-09 | 布ぞうり
ウールの着物で布ぞうりを作ることを頼まれいたが一足目ができた
出来立ての履き心地はふんわりしていてウールの感触は足裏をくすぐっているようでゆかいな感じを伝えられないのが残念だ
左右対称に作るというのは難しいものだ
横緒が少し長かったかな、もう少し短いほうがバランスがよかったかもしれない
二足目は少し短めで編んでみようと思う
寸法 長サ:22 幅:9 cm