てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

源氏物語ー花散里

2018-04-08 | 
右大臣方のパワハラが強くなり落ち込んでいることが多くなった、父桐壺院が健在だったころに宮中で時たま逢瀬を重ねた相手が花散る里であった。

昔を思い出して訪れ懐かしく語り合った。それだけのこと

落ち込んでいて鬱の状態なら人に会いたくはないから訪れたのは少しは下心があったろうとみたい

古風でセンスの悪い末摘花は選択肢になっかったのはわかる

五月雨の上がった良い夜にいい寄るまでの気力はなかったらしいとは源氏にしては珍しい、それだけ右大臣方の圧力が強力だった

この短い巻は後の物語りの布石にでもなるんだろうかあっけなく終わった