平成15年のジャンボ干支「ヒツジの親子」を
辰水神社に奉納しているところです。
平成14年12月29日の撮影です。
ジャンボ干支の長い歴史(平成22年のトラで25回目)のなかで、
特筆すべき出来事がふたつありました。
ひとつは、
大小2体の干支を組み合わせた「親子シリーズ」が
このヒツジから始まったこと。
もうひとつは、
干支を神社の前の台に担ぎ上げるのに、このヒツジから
津市内の少年野球チームの選手が協力してくれるようになったこと、です。
作業場からヒツジを引き出した後、
無事奉納を祈って、日本酒で乾杯しているところです。
例年の写真を見ていると、
三三七拍子で祝っている年もあり、何もしなかった年もあるようで、
必ず乾杯をしていたのではないようです。

地元の子どもたちを先頭に、県道を東へ曳かれていくところです。

県道から市道に入って、郵便局前を通過するところです。

小さな子どもも、一生懸命ひっぱっています。

干支が神社に到着しました。

野球少年約20人も加わって、台に乗せているところです。
さすがに、これだけの人数で担ぎあげると、
あっという間に持ちあがります。
野球少年たちは、冬のトレーニングの一環で、
津市内からここまでランニングしてきて、
ここで干支を担いだ後、またランニングして帰って行きました。
以前から、冬のランニングコースとして美里を走っていたそうで、
「奉納のお手伝いになるんなら、
今年は早めに出発して走ってきますから、子どもたちにも手伝わせてください」
というようなことで、
このヒツジ以降、毎年の奉納を手伝っていただいています。

台に取り付けています。

辰水神社宮司さんにより、祝詞があげられ、
全員で「渡り初め」をしました。
この年の「ヒツジの親子」は、現在、
美里町日南田の製材所の前に飾られています。