岬の宿 礒崎のつれづれノート

宿の情報(あのりふぐ、伊勢海老、あわび)日常の事、宿屋のおやっさん&おかみはんのむだ話、趣味などお知らせしています。

☆安乗の散歩道シリーズ其の4☆

2008-06-29 11:44:02 | Weblog


  この大砲は、鳥羽城主稲垣藩の抱き茗荷の紋が
  刻まれてある黒船来航時の大砲です。
  嘉永6年13代徳川家定の時代海岸護衛の必要の為、
  鳥羽藩は伊勢神宮警護の役にあり志摩国海岸各所に
  砲台を築いた。その砲が、安乗神社境内に保存されている。
  志摩国に現存する唯一の記念物である。
 
  1度は見ておきたい大砲です。
                    其の5につづく・・・

☆安乗の散歩道シリーズ其の3☆

2008-06-13 16:39:26 | Weblog
              
   
                   『安乗神社』
    
文禄元年の朝鮮の役の時に国主九鬼嘉隆が、
軍船団の将となって出兵の時、畔乗の沖で軍船が進まず
畔乗の八幡宮に参拝して、武運長久と海上安全を祈願し
たところ順風が吹き朝鮮での合戦で武功をたてた。
古来より武勇の神として武将の崇敬厚く、日清日露を
はじめ太平洋戦争の際にも県内、県外各地からも武運長久祈願
のため参拝するものが多かった現安乗神社です。
                              其の4へつづく

☆安乗の散歩道シリーズ 其の2☆

2008-06-06 15:34:14 | Weblog
           

 散歩道シリーズ其の2と言う事で今回は、孤高の詩人
 
 伊良子清白の事を書きたいと思います。

 日本近代文学史の上で不朽の名作といわれる『孔雀船』を
 刊行した人です この詩集の中に「安乗の稚児」があります
 この詩は、5連からなりたっており安乗の土地、風土、自然、人間
 などが詠われています。
 この詩碑は、4連目の詩が刻まれています。

 荒壁の小家一村 反響(こだま)する心と心

    稚児ひとり恐怖(おそれ)をしらず 

        ほゝゑみて海に對(むか)へり
 
 安乗灯台駐車場横にあります。