メダリストというアニメを今期やっています。
アニヲタでスケヲタの私はもちろん(?)見ているのですが、わりとリアルで時々心が痛いです。
あと、これが普通だよねって思うと羽生結弦の非現実味をひしひしと感じます。
でも、現実はもっとドロドロしているのも知ってる。^^;
だってさっとん、靴を隠されたりとかしていた。しかもそれがいつものことのようで本人は平然としていた。話を聞いた記者の方が心配してオロオロするというね。
コーチ同士がケンカしていたり、保護者同士がひりひりしていたり。お金がかかっているから、殺伐としているところがあるらしい。
まあそんなリアルな裏話はともかくとして、わりと楽しくアニメを見ていたのでOPが米津さんであることは知っていました。いい曲だな好きだなっては思っていました。でも、そのMVに羽生くんが出るなんて思わないじゃん?
スケ連がどこまで絡んでいるかわからないけど、スケ連とは縁が切れているし。←だって散々……。><
何より、フィギュアで使うスピードの曲じゃない。
だから完全に油断していました。羽生くんが出るなんて思わなくて。
メダリストのOPの曲に本物のメダリスト連れてきたら反則だしね。
しかも登場人物のキャラの誰よりも凄い経歴の人を。
(あ、でもモーキャプとかはあっこちゃんやっていた。でもそれは舞台が名古屋だしね)
でも出ていたのね、羽生くん。ガッツリ滑っていたの。
ちなみにこれは米津側からのオファーで、羽生くんはハチ時代からの米津ファンらしいです。
それなら納得。いろんな意味で。
さて、そのMVで滑った羽生くんの演技を、米津本人がいない羽生くんだけのショートプログラムバージョンが13日に公開されました。
それを弟から聞いて、慌てて見たよね。それからずっとリピっています。
今回の曲、ショートプログラムの規定の2分50秒に合わせているみたいで。←実際には前奏とか入ってもう少し長い。でもフィギュアは曲が始まってから2分50秒ではなく、動いた時から2分50秒だから。実際の試合でもこのくらいの尺です。
米津×羽生対談も同時に公開されていて、それを聞くとよくわかるんだけど。曲の分数聞いて、羽生くんはこれはショートプログラムを求められているんだなって勝手に解釈したらしく、ガチモンのショートプログラムを作ってた。
つまり、アクセルとコンビネーションを含むジャンプ3つ。スピン三つ。ステップシークエンスのまんま競技に出れるじゃんっていうやつ。
しかも、4回転ルッツ(現役時代も数回しか飛んでいない、オリンピック出場が危ぶまれた大けがした因縁のジャンプ)、カウンターからの3回転アクセル+ツイズル。後半の4回転サルコウ+3回転トゥーループという、現役時代に最高得点を出した自分のプログラムより、基礎点が3点以上高い演技構成。試合でやったら114点+αという感じです。(基礎点が上がればそこに×加点もちょっと増えるので)
あの……。現役のどの選手よりも難しい構成なんですけど。><
これ、滑れたら普通にオリンピックで金メダルなんですけど。><
ガチのメダリストが持ってくるプログラムは半端ないですね。
メダリスト見て、「この曲で滑りたい」と思ったスケーターがいたとして←実際には、とってもフィギュアに向かない曲なので、これをSPに持ってくる人はいないと思いますが、エキシビジョンに使おうと思う子ならいるかも。
こんな大正解を出されて、この曲で滑る勇気がある子がいるかな。
技の難易度を全部落としても、そもそもこのスピードであんなにガシガシ動ける子がいないよね。^^;
後輩達のこともちょっと考えてあげてって思う内容でした。
でも本人は、「自分が出るなら、キャラより難易度上げないと意味がないだろう」と思ったそう。←たぶん誤解^^;
だからアニメのOPで、キャラの光ちゃんって子が3回転ルッツ跳んだところで4回転ルッツを跳び、主人公のいのりって子が4回転+2回転に挑戦するから自分は4回転+3回転なんだって。レベルをしれっと斜め上に上げている。その上げ方がえぐすぎる。><
しかも、アニメのOPに合わせているから、最初のジャンプ跳ぶのは開始1分くらい経ってからなの。
通常、一番難しいジャンプは疲れる前に体力があるうちにとだいたい20秒くらいあたりに跳ぶものなの。それが1分近くのところで跳ぶなんてまずありえない。しかも4回転のルッツを。
普通に頭がおかしい。><
その前にシットツイヅルを2連チャンとかしているんだよ。←とっても疲れる体勢でくるくる回っています。
正直、アイスショーで生でこのプログラム見たいけど、開始1分の位置の4回転ルッツはあまりに怖いので、なんとかサルコウあたりに変更して欲しい。
4回転サルコウも簡単なジャンプでは決してないけど、まだ安心できるから。
でもそんなこと絶対にしない人なんだよね。……はあ。←諦めのため息。
それが羽生結弦だけど、どうかどうか、怪我だけはしないでください。
さてさて、他にもまだまだ語りたいことがあるので、明日に続きます。
長くなりすぎて書き切れそうにないので。語りたいことがたくさんあるのです。