VOL.1185
こんにちは、みなさん。
今回の書道作品は、半切二行の隷書体でございます。
“茶烟満室寫墨竹。花雨一簾観白鵬。”
と書いております。
では、隷書体とは・・・・
左右の払いで波打つような運筆(波磔)をもち、一字一字が横長であるのが主な特徴。
字体が篆書と異なり横長になったのは、記録媒体が柾目(まさめ)の木簡に変化したためで、柾目を横切る横画に大きな負担がかかるためである。
木簡・竹簡・帛書に書く場合は少々右上がりの字体も見られるが、石碑に彫る場合には字全体は水平になるよう彫り師が修正する。
また書者も篆書のような硬筆を好まず、横画をドーム状に膨らませたり(乙瑛碑など)、楷書で言う「向勢」を取って字を引き締めたり(史晨前後碑など)、重心を字の左に寄せて長く太い波磔(はたく)でバランスを取る(曹全碑など)、1字の中で筆跡の強弱を極端に変化させる(礼器碑など)、あえて古式な字体に戻しながらも波磔の妙と折衷させる(張遷碑など)といったように、字の書き方に創意工夫を加えるようになる。
なお、波磔は1字につき1回しか認めないルールが確立していた。
篆書から隷書への変化は字形の違いが大きく、これを「隷変」と呼ぶ。
隷書は主に直線と鉤状(こうじょう)の折れ線によって成っている。ここに至って初めて筆画と筆勢が生まれた。
それに従って、筆記のための省画や「氵」(さんずい)や「亻」(にんべん)などの部首の変形が広く行われるようになり、筆記に適した文字に変化した。
その一方、隷書以降の文字は一見して字源を知ることが困難になった。
・・・以上ある文献より、参考までに一部記載させて頂きました。
このような成り立ちを加味し、私なりに半切サイズという紙面に創作したものでございます。
ここでおさらいの意味で、いつも出て参ります半切サイズとは・・・
1.15×4.5尺 で、cmに換算しますとおおよそ34.8×136.3 cm。
日本の紙は1尺=約30.3cmの規格で、展覧会用の額も同じです。
中国・台湾の紙は1尺=約30cmです。
ですから、多少の誤差が生じてくるかもしれません。
はい
今回もみなさんにご覧頂けましたかな、・・・ありがとうございますm(__)m
えっ
なんか知らないけど頭がカチンコチンになった?
その為に、書作品との間に息抜きのタイトルのものを更新しております(^^)/
では失礼致します
こんにちは、みなさん。
今回の書道作品は、半切二行の隷書体でございます。
“茶烟満室寫墨竹。花雨一簾観白鵬。”
と書いております。
では、隷書体とは・・・・
左右の払いで波打つような運筆(波磔)をもち、一字一字が横長であるのが主な特徴。
字体が篆書と異なり横長になったのは、記録媒体が柾目(まさめ)の木簡に変化したためで、柾目を横切る横画に大きな負担がかかるためである。
木簡・竹簡・帛書に書く場合は少々右上がりの字体も見られるが、石碑に彫る場合には字全体は水平になるよう彫り師が修正する。
また書者も篆書のような硬筆を好まず、横画をドーム状に膨らませたり(乙瑛碑など)、楷書で言う「向勢」を取って字を引き締めたり(史晨前後碑など)、重心を字の左に寄せて長く太い波磔(はたく)でバランスを取る(曹全碑など)、1字の中で筆跡の強弱を極端に変化させる(礼器碑など)、あえて古式な字体に戻しながらも波磔の妙と折衷させる(張遷碑など)といったように、字の書き方に創意工夫を加えるようになる。
なお、波磔は1字につき1回しか認めないルールが確立していた。
篆書から隷書への変化は字形の違いが大きく、これを「隷変」と呼ぶ。
隷書は主に直線と鉤状(こうじょう)の折れ線によって成っている。ここに至って初めて筆画と筆勢が生まれた。
それに従って、筆記のための省画や「氵」(さんずい)や「亻」(にんべん)などの部首の変形が広く行われるようになり、筆記に適した文字に変化した。
その一方、隷書以降の文字は一見して字源を知ることが困難になった。
・・・以上ある文献より、参考までに一部記載させて頂きました。
このような成り立ちを加味し、私なりに半切サイズという紙面に創作したものでございます。
ここでおさらいの意味で、いつも出て参ります半切サイズとは・・・
1.15×4.5尺 で、cmに換算しますとおおよそ34.8×136.3 cm。
日本の紙は1尺=約30.3cmの規格で、展覧会用の額も同じです。
中国・台湾の紙は1尺=約30cmです。
ですから、多少の誤差が生じてくるかもしれません。
はい
今回もみなさんにご覧頂けましたかな、・・・ありがとうございますm(__)m
えっ
なんか知らないけど頭がカチンコチンになった?
その為に、書作品との間に息抜きのタイトルのものを更新しております(^^)/
では失礼致します
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます