curtain call ~拈華微笑~

≪東日本大震災後、日常と非日常が交錯するいま・・・書作品と共に日常を語る≫

(改)朝飲木蘭之墜露兮・・・。≪書作品≫

2010-11-27 22:07:10 | 日記
VOL.728

こんばんは、みなさん。


では早速今日の書作品は



    
                 




はい


「朝飲・・・・」。

なんたらかんたらと書いております。


見覚えの字もおありでしょう?

そう、この中から抜粋してた訳ね~~~。


で、なんて書いてあるかっていうとぉーーー


・・・ここからは追記でございます。


“朝(あした)に木蘭の墜露を飲み、夕(ゆうべ)には秋菊の落英を餐う(くらう)”

と書いております。


落英とは、散る花びら、又は散った花びらの事でございます。


この半切書作品は、楚の屈原の「離騒」の中の句より書いております。


史記・屈原伝によれば、屈原は楚の王族の一人で、上官の讒言によって懐王にうとんじられ、憂思してこの「離騒」を作ったと言われております。

三百七十五句に及ぶ長編で、通編憂愁をうたい、憂愁文学の原点とも言わるべき作品であると伝えられております。

今回創作作品として表現した句は、汚れた世にあって、なおも心身清らかにしようという決意をうたっており、まことに美しい描写であります。



以上、追記という事で・・・・

書かせて頂きました(^_^)


いかがでしょか?


・・・

m(__)m。


今日もみなさんに、ご覧頂きましたね、ありがとうございますm(__)m


では、暖かくしてお休みなさい

最新の画像もっと見る

コメントを投稿