curtain call ~拈華微笑~

≪東日本大震災後、日常と非日常が交錯するいま・・・書作品と共に日常を語る≫

九成宮醴泉銘1・・・≪半切臨書作品≫

2011-03-06 23:42:55 | 日記
VOL.910



               



こんばんは、みなさん。


今回ご覧頂いております書道作品は、今年に入って度々パーツごとにここに登場しております、法帖名九成宮醴泉銘の条幅節臨です。


そのパーツごとの臨書作品の時は、確かに白い紙面に黒い墨でしたよね。

そう

確かに、そのように書いたものを

今回は

原帖に迫るべく、拓本風にアレンジ致しました。


「秘書監檢校侍中鉅鹿郡公臣魏」


と書いております。



私は“書”と向き合う時は、真っ向勝負。

いい加減な気持ちでは、紙面に表わすことは出来ない。



思っている。


目の前で、お弟子さんに必ず書いて見せる。

余裕がある時は、ここはこのようにと注意点を述べながらね。


たまに、私が書いてる途中にーーー

生徒が「せんせ・・・い?」

みたいに言ってくるけどぉ


「あっ!」みたいに他の生徒にも「しィーーー!」って言って静かにしてくれるんだぁ。

ほら~~~

集中出来ないからね。


紙面に収まらなければ、手本としての役割は無い。

必ず一枚で仕上げる様にしてる。


その為には、日頃からの精進!

この一言に尽きる。


一生懸命私の筆の動きを見る眼差しは、とても綺麗なんだよ。

キラキラしてる

書き終わって、「先生すげぇ!」

って言われると、やっぱ嬉しいものです。


ここで、お弟子さんとは一般部会員の方。生徒とは学生部会員のコなんです。

私は、これで区別してる。


まず条幅を書く上で注意すべき事は、芯を通すと言う事です。

行が著しく崩れてしまったら、作品としては成り立たない。


大体

そのような作品は、観るものに不快感さえ与えてしまう。


はい

マジです。


審査の先生に

「もう見たくねぇ」って言われた時点でアウト。


ですから


そのような事にならないように、日々精進しているわけなんですね。

それが

“創作への道”へと繋がるものなんだと、私は信じています。

でも

それにはね、途方もない月日を伴う。


だから

たまぁにぃ

チャラチャラやってんの見てるとぉ、まじムカつく。

おめぇ、帰れ!!!

って、言っちゃうからね~~~。



お子ちゃまには、言わないけどねぇ~~~。

でも

なぁーンとなく、ふんわりとね。

なんでも馴れ合いになっちゃえば、どれほど楽かって思うけど・・・

結果っていうものが付きまとうからさぁ

全力・・・っていうかぁ・・・、それに近いものを私も含め、出せるように努力してます。


そういう事なんだよ、習うって事はね。

ほら

たまには、ほんとの事書かないとねぇーーー

まじ

遊んでんじゃねぇ?

って思われるからね~~~~。

マジでーーー
 



今夜もみなさんにこうしてお越し頂きましたね、ありがとうございますm(__)m

では、お休みなさい~~~






最新の画像もっと見る

コメントを投稿