curtain call ~拈華微笑~

≪東日本大震災後、日常と非日常が交錯するいま・・・書作品と共に日常を語る≫

烟中・・・≪書≫

2011-05-28 09:39:44 | 日記
VOL.1015


                



おはようございます、みなさん。


今朝の書道作品は、いつものように私が書きました半切行草体作品の中からの、“烟中”という二文字抜粋でございます。

14文字中の書き出しから5,6文字目です。

故に、

渇筆の連綿となっております。

“中”の終筆は、前画の流れを受け紙面と筆との抵抗によりできたものです。

その時、これに屈するとかなり浮ついたものになってしまいます。

そうですね、

紙を切るような強い心持ちで、最後まで引き切る。

筆は、墨量を失うと委縮しようするので、敢えて力を込めます。

そして、流れに逆らわず筆の行きたいように、更に私が収めたい処へと運びます。

ただ、

紙面に対する墨量の加減も、見なければ雑な作品となってしまうので要注意です。

主に

こういう表現が主役級という事になると、私は解釈しています。

但し

あまりやり過ぎないように!と常々言われますけどね・・・・


烟=煙です。


よく「煙に巻く」って言うけど、大切な事はいつもそうなんだね。



福島のコ達へのインタビュー・・・

将来は、結婚できないかもしれない。

もし結婚できたとしても、子供はつくれない・・・


というような言葉が耳に入りました。



今日は雨降りですね。

できれば、その一粒にだってあたりたくない。


今朝もみなさんにお越し頂きました、・・・ありがとうございますm(__)m

では失礼致します。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿