curtain call ~拈華微笑~

≪東日本大震災後、日常と非日常が交錯するいま・・・書作品と共に日常を語る≫

九成宮醴泉銘・・・≪書・臨書作品≫

2012-04-28 09:10:17 | 日記
VOL.1385


                



おはようございます、みなさん。


今回の書道作品は、古典の中からです。


九成宮醴泉銘を、条幅に節臨したものをこのように原帖風にアレンジしております。

そう、

原帖はこんな感じです。

つまり、

私が半切(条幅)サイズに14文字拡大臨書したという事になります。




この法帖は以前にも語っておりますが・・・


唐の太宗は貞観6年夏、隋の仁寿宮を修理して造営した九成宮(離宮)に避暑に行った。

その際たまたま一隅に醴泉(れいせん、あま味のある泉。甘泉)が湧き出た。

これは唐の帝室が徳をもって治めている事に応ずる一大祥瑞であるとし、この顚末を記して碑に刻する事となり、勅命により魏徴が撰文し、欧陽詢が書いた。

全24行で、各行50字あり、篆額に「九成宮醴泉銘」とある。

欧陽詢の書として最も有名であり、書体は隋代に行われた方形から脱して特色ある長方形を成している。

王羲之の楷書を脱して隷法を交え、清和秀潤な風格がある。

陝西省麟游県に現存する。


・・・、以上ある文献より。



いかがでしたでしょうか?



今回もみなさんにいらして頂けましたかな



・・・



はい


いつもありがとうございますm(__)m


では失礼致します。