昨日は墓地に行ってきました。墓石に銘を入れてもらったのが完成したので、母と妹夫婦とでそれを見に行ったのです。私と違い晴れ男だった父のおかげで、天気予報を裏切っての快晴。気持ちの良いドライブになりました。墓地は以前住んでいた土地で両親が購入したものなので、今の家からだと車で30分くらいかかります。今までは誰も入っていないお墓を訪ねて草ひきなどしていましたが、ついに来週ここに父のお骨が納められるのかと思うと何とも言えない気分になりました。墓地は高台にあり、素晴らしい眺めです。綺麗に仕上がったお墓をしみじみ眺め墓石屋さんに感謝した後、近くの農業大学校へ寄り道をしました。ここは隠れた桜の名所で、去年も父を連れて桜を見に行ったのです。外出が億劫で渋る父をなんとかなだめて連れ出した母は「これが多分最期のお花見と思うから」と私たちにそっと耳打ちしました。見事な満開の桜の下で、父はただ黙ってベンチに腰を降ろし、いずこともなく遠いところを眺めていました。
「あれは去年のいつだったかなぁ?」と私と母が言うと、「私も気になって手帳を見てみたの。4月1日だった」と妹。そうか、去年の4月1日はまだここで桜を見ていたのねお父さん。
4月1日と言えばレスリーさんの命日です。期せずして重なりました。
「あれは去年のいつだったかなぁ?」と私と母が言うと、「私も気になって手帳を見てみたの。4月1日だった」と妹。そうか、去年の4月1日はまだここで桜を見ていたのねお父さん。
4月1日と言えばレスリーさんの命日です。期せずして重なりました。