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D cafe

待っている 時間もすてき
手の中に ひらくものが あると思えば
              (中島未月)

万歩計

2012-06-17 17:19:15 | 日常
長い間放っておくと、あんなふうに画面を操作されるのだと初めて知りました。
お久しぶりです。いつも来て下さってる方、本当にすみません。3月のSHINHWA復活から私的に忙しかったのですが、その後仕事も忙しくなり、こちらは後廻しになってしまいました。実は他所にエンディブログを持っているので、今はそちらの更新に忙しく、申し訳ないからこちらを閉じようかと思いました。が、こういうだらだらしたことを書く場所も残しておきたいという気持ちもあって、本日こっそり更新。

さて、私のくだらない近況です。5月後半から肩と腕に多少の痛みがあり、単なる疲労の積み重ねだと思って、いつもの整骨院で(腰痛もちなので)もみほぐしてもらったり鍼を打ってもらったりしていました。しかし少しずつ痛みが強くなり、じっとしていてもジンジンと疼く感じに。でも、その時はSHINHWAの日本公演まっただ中で、一種の興奮状態の中にいたのでごまかしがききました(笑)。
ツアーが終わって、3月から続いた怒涛のようなSHINHWAの日々が一応の着地点を見つけたので、思いきって整形外科に行きました。これはちょっと違うな、という気がし始めていたのです。診断は「頸椎症」要は加齢や疲労で頸椎の間が狭まってしまい、そのため神経を刺激して痛みが出るそうなのです。ズキズキする腕の方はなんともなく、すべて首からきているとのこと。この整形外科は会社から一番近く、過去に通ったことがありました。その時とビルも変わり、大きくて綺麗なところに移っていました。痛み止めの飲み薬を処方してもらって一安心。指定の処方箋薬局に行くと、見覚えのあるおじさんが顔を出し「○さん、10年前と薬事法が変わりましてね...」と、人懐っこい笑顔のままで10年を飛び越えて話し出し、一気に私は10年前にタイムスリップしました。整形外科の医院は大きく変わったけれど、この薬局は昔のままの古い建物で、メインは漢方。そう言えばあの時も首だったなぁ(汗)。
「強い痛みが消えるまでは毎日治療に通って下さい」という看護師さんの言葉に、歩いて片道10分の整形外科に毎日昼休みに通うことになりました。この往復20分が結構大きい。会社内にいると一日中パソコンとにらめっこで座ったままの私にとっていい運動になります。果たして何歩くらい歩いているのだろうと気になり始め、ちょうど健康にもいいのでしばらく万歩計をつけてみることにしました。家に帰ってさっそく以前買った万歩計を探したら、完全に壊れていました。壊れるほど使わないうちに...(笑)。この万歩計で測った最高記録は、親友とソウル江南を歩き回った2万歩でした。さっそく新しい万歩計を購入。明日から測ってみることにします。

誕生日と五七五

2011-07-24 00:49:12 | 日常
バタバタしているとすぐに日が経ってしまいます。いつの間にか梅雨も明け、誕生日も無事迎えて〇歳に。憶えやすい日にちのおかげで皆さんの記憶にとどめて頂き、今年も温かいメッセージやらプレゼントを頂きました。本当にありがとうございました。
さて、今年の誕生日は、いつもとちょっと違う嬉しいサプライズもありました。話は遡りますが、毎年年初に決まって「今年こそ何か習いに行こう」と、まるで○ーキャンの宣伝のように誓いを立ててみる私。いつものごとく朝日カルチャーの講座案内をチェックしてみると、なんと俳句教室だけが満員札止め。これを見てへそ曲がりの私は俄然やる気になり、次の日から自己流で作句を始めました。高校時代に短歌をかじったことがあって、その時は結構雑誌の文芸欄に載ったりして万年筆をもらったこともありました。ある時新聞の文芸欄に掲載されたら、大きな短歌の会から会員のお誘いが来て、田舎者の高校生だった私は、何やら大人の集まりのような気がして怖くなり(笑)、辞退すると同時に短歌からも遠ざかってしまいました。松尾芭蕉の句が大好きなので俳句はいつかやってみたいと思っていたのですが、文字数が少ないうえに季語の制約もあって、これが難しいのなんのって...。作句はいっこうに進みません。で、何か目標を作ろうと思い、コンクールを探してみると、これがあったんですね。年に一度の伊藤園「お~いお茶俳句大賞」。三浦春馬君の写真を見に(笑)ホームページに行ってみたら案内があり、あまりのタイミングの良さにブラボー!始めたばかりで全く貯まっていない作品ストックからむりやり5作絞り出して応募しました。結果発表は7月7日。最後の決定までに何回も審査が繰り返され、盗作や既発表の有無などきびしくチェックされます。で、応募してから何ヶ月もたった頃に「最終選考に残りました」と連絡が届き、しかしその葉書には「これはあくまでも最終に残ったというお知らせだけで入賞したというわけではない」と何度も念を押されていました。しかし、その後家にも電話がかかって来て、作った時の情景などを聞かれると嫌でも舞い上がってしまいます。期待しないようにするのが大変でした。結果、佳作特別賞という小さな賞を頂き、入賞者の末席に座らせて頂けることになりました。後でホームページを見に行って、応募総数171万句にびっくり!最終選考に残った句は7000句もあったらしいです。その中から2000句が入賞。なんだか喜んでいいのかどうかわからない微妙な結果なのですが、お茶のボトルに句を印刷して送ってくれるそうなので(来年)、それはすごく楽しみです。来年も挑戦したいと思います。興味のある方は伊藤園のホームページまで行ってみて下さい(私の本名をご存知の方は、佳作の最後の方をクリックしてみて下さい)。
それにしても、大賞を獲得した11歳の少年の句は素晴らしいです。う~ん、お見事!

早すぎる死

2011-05-31 01:21:03 | 日常
 ※この本を読んだのは、もうずいぶん以前のことだ。氏の骨っぽい一面が垣間見えて面白かった。

▼ダウンタウンの松本さんが出ている殺虫剤のCMが流れるたびに、「情けなぁ」と言いながら母は大笑いする。よく毎回そんなに受けるなと思うが、私も実に良く出来たCMだとは思う(別段好きではないが)。彼がバスに乗りながら殺虫剤を持ち、「パッとせんなぁ。どっかの誰かがなんかいい感じにしてくれへんかなぁ」と、見事に情けない声で呟くCM。「どっかの誰かが」というまさに他力本願な言葉が、今の時代をよく表している。自分から行動は起こさないが、誰かに行動は起こしてほしくて、それがうまくいけばもてはやし、失敗すると途端に批判する側に転じる...。考えてみれば週刊誌なんてすべてこんな感じだ。でも、ほんとにどこかにいないかなぁ、救世主みたいな人(笑)

▼今年は日本でも外国でも亡くなる人が多くて切ないけれど、児玉さんの訃報はこたえた。「アタック25」は36年間ずっと見て来たし、「週刊ブックレビュー」も大好きだった。この二つの番組での児玉さんは、単なる進行役を超えていた。なぜなら、しっかり自分も参加されていたからだ。博識な児玉さんは、自分も一緒に問題を解き、簡単な問題で参加者がドジを踏むと、本当に残念そうな顔をした。私は予選に応募するほどこのクイズが好きだったが、なかなかハガキが当選しなかった。今となっては出し続ければ良かったと思う。「週刊ブックレビュー」でも、番組に登場する本は全部読んでおられた。ものすごい読書量だった。本が好きで好きでたまらない、というその笑顔が大好きだった。彼ほどあの番組にふさわしい司会者はいない。もっともっと長生きしてほしかった。無理矢理にでも胃カメラを飲ませるべきだった、と仲が良かった石坂さんが泣いておられた。同感だ。残念でならない。

永遠のアイドルと永遠のファン

2011-04-27 01:17:04 | 日常
書きたいことはたくさんあるのですが、あまりにも仕事が忙しいので、(私にしては)早く寝てます。人は何か起こってから慌てるので、建物の耐震状態について尋ねられる依頼が増え、そのため過去の資料を管理している私はフル稼働というわけです。世の中不況になればなるほど、100年に一度起こるか起こらないかの地震や大津波に備えて巨額の防災をすることは、敬遠されてしまいがちです。大金かけて何も起こらなかったらどうする!という声が必ずありますが、それはおかしい。何もなければそれで良いのです。
さすがに今回は日本人全体が立ち止まって考えていますね。払った代償はあまりにも大きく、転々と移動を余儀なくさせられている被災地の方のことを思うと、気の毒とかそんな言葉ではとうてい済まされませんが。
必死に頑張っている民間人に比べて政治の方は一向に進みませんね。そうそう、先日新聞の川柳コーナーで見た一句「あの人はタヌキですよと言うキツネ」には受けまくりました。こんな人いっぱいいます。

雑誌ぴあの廃刊に一抹の寂しさを感じ、スーちゃんの最後の言葉にもらい泣きした月曜日。告別式の映像で私が一番ぐっと来たのは、青いハッピのおじさんたちの群れでした。当時の応援ハッピが揃っていることに驚きましたが、後でふと、あああれはきっといつかあるかもしれない復活コンサートのために皆保管してあったのではないかしら?と、そんなことを思ったり...。棺を乗せた車が動き出すと同時に次々と投げ込まれた青いテープ。さすがにそこで大泣きしました。この気持ちは、過去にアイドルとかに熱狂したことのある人でないとわからない感覚かもしれません。永遠のアイドルと永遠のファン。酒の席でもコーヒーの席でも、誰かが口ずさむと必ず誰かが歌い繋げられるヒット曲の数々。熱かった時代。昭和は去りぬ。スーちゃん、安らかに。

上を向いて泣こう

2011-04-08 01:33:35 | 日常
神様と仏様は、時々連れだってどっかへ隠れてしまうんだよなぁ...
夜中に避難所を抜け出して、建物の裏かなんかで声を殺して泣いている人がきっといるだろう。
本当に悲しい時は涙なんかすぐには出て来なくて、耳の奥の方で唾を飲み込む「ごくん」という音が聞こえる。

あの日、母をかかりつけのお医者様に連れて行って、車の運転をしてくれた姪と一緒に帰ってから三人でお茶をした。そして、世の中何か起こってるかなぁ~などと言いながらテレビをつけた。
その後三週間。ニュースを見て泣かない日はない。東北人の我慢強さ。「なぁんにも無くなっちゃった」に、いったいどんな言葉をかければいいのだろう。
もし自分が被災者だったら...「日本は強い国だから」と言われても何も感じないだろう。電気も水もOKな遠くから「一緒に頑張ろう」と言われてもなぁ...。
自衛隊員たちが過酷な作業の一日を終えてミーティングをする時、号泣する人もいるという記事を読んで、いたたまれない気持ちになった。いくら訓練を受けていても生身の人間だもの。

何とかしなければの思いはみんなが持っている。でも、テレビで見ているだけの私たちでさえ、「いったいどうすりゃいいの?」と思うことの連続。八方塞の原発。
私の職場は設計会社の構造部門で、私は毎日耐震構造の書類を扱っている。思うことはたくさんある。自然への畏怖の念が足りなかったかもしれない。
この震災の三日ほど前に東北地方で地震があった時、テレビのニュース番組で、ワカメや牡蠣の養殖が全滅で「せっかく今年は今までの分を取り返せると思っていたのに...」と話しておられたおじさんは無事だったのだろうか?その時東大の地震学の先生(女性)がインタビューされて、「明日大地震が起こっても何の不思議も無い」ときっぱりと言われた。あまりの言い切りように私と母は不安になり、私はその夜のうちに通販で缶詰のパンを注文した。まさか、本当に三日後に大地震が来るなどとは思わずに。パンは一週間後、被災していないわが家に届いた...
今夜も大揺れ。神様仏様、いい加減に出て来て下さいな。

先生(2)

2011-01-26 01:49:05 | 日常
やった~!勝ちましたよ、死闘。延長戦の後半のラストで同点にされた時は、正直終わったと思いました。PKとくれば思い出しますから。日韓戦は燃えます。日本代表の試合しか見ないゆるい観戦者でも。何のスポーツでも、私は断然アマチュアよりプロの試合が好きです。スポーツだけじゃなくて音楽とかお芝居でも。「無欲の勝利」なんて興味なし(爆)。お互いが貪欲に勝ちに行ってこそ、勝負は面白いのです。

さて、先生編その2。もう10年近く昔の話になりますが、中国語を習っていました。始めたきっかけは、レスリーさん関連の字幕なしのビデオを理解したい、だったんですが→レスリーさんと喋りたい→大阪にオリンピックが来たらボランティアをしたい、と次々希望は膨らんでいきました。ところがレスリーさんがあんなことになり、オリンピックは大阪に来ず...。でも、続かなかった一番の理由は恥ずかしながら月謝。最初は3人グループで習っていました。これが自分としては一番やりやすかった。他の人が当てられている時は余裕で聞いていられるので会話の意味もわかるのです。ところが他の二人がバタバタとやめてしまい、私はマンツーマンでレッスンを受けることになりました。そうなると当然自分は常に先生と会話するわけで(当たり前・(笑)パニックに。ちょろい予習復習では授業について行けなくなっていきました。おまけに授業料が一気にアップしてあえなく挫折。自己紹介ぐらいは出来るようになっていたのに、今は完璧に忘れてしまいました。あ~もったいなぁ。

で、ある時、先生に「好きな花は何ですか?」と聞かれたことがありました。私は「ひまわり」と答えました。本当にひまわりが大好きなのです。とにかく大きくて自己主張の強い花が好き(笑)。ところが先生はそれを聞くなり「いいえ、ひまわりは花ではないです」と言うではありませんか。「れっきとした花です」「いえ、あれは種を取るためのもので、花として鑑賞するものではありません」はぁ?という感じでしたが、どうやら中国では、種を収穫して小さな袋に小分けし、映画館でおやつとして売るそうです。そうなると野菜?地方の映画館に行くと裏にいっぱいひまわりが咲いているそうです。面白いですね。
先生はいつもにこやかで楽しい方でした。かなり有名な方だったので、学術団体の中国旅行などに通訳として随行する仕事もされていました。帰ってくるといつも「日本の人、どうして熊の手食べないのかなぁ?」と不思議そうに話されていました。豪華なツアーになると満漢全席などめったに口に出来ないような食事が出たりするそうなんですが、日本人は誰も熊の手に箸を付けないと。リアルに手の形ですからね。「もったいないねぇ。蜂蜜をなめた手だからすごく美味しいのに。でも、日本の人たちが食べないおかげで僕たちにいつも回ってくるから嬉しいけれど」
中国人のパワーというものを感じますね。お元気にされているかしら?

水曜日の青年

2011-01-05 17:05:20 | 日常
いつの頃からか、私が利用する駅の前に、水曜になると一人の青年が立つようになった。彼はよく通る声で演説をする。ごく普通のいでたちで。タスキもハチマキも無く。ささやかな問題から大きな理想まで、主に市政のことを熱く熱く語る。まさに雨の日も風の日も。後に彼が新米の市会議員であることを知った。こんなに熱心に、街を良くして行きたいと訴える青年の理想通りに、議会はきっと運営されてはいないだろう。「この若造」などと言われているかもしれないと余計な想像をしてみる。
今朝は一人ひとりに「おめでとうございます」と言って頭を下げていた。選挙のためだと言う人もいるだろう?でも、こんなことをしているのは、多くの議員の中で彼だけだ。選挙の時でさえ誰も来ない小さな駅。この前、中年の男性が駆け寄って「頑張って下さい」と握手しに行ったのを見た。青年は心底嬉しそうだった。彼をここまで突き動かしているものは何だろう?
皆少しは気にしつつ改札に急ぐ。時間が悪すぎる。朝の最も忙しい時間。発車時刻ギリギリに駆け込む人がほとんどの駅に、彼の話を最初から最後まで聞く人などいない。いや、一人はいる。毎朝改札に立ち、返事の無い乗客に「おはようございます」を言い続けている駅員だ。彼は同世代とも思えるその青年の話を、どんな思いで聞いているのだろう?

ローストビーフ

2010-12-20 23:18:53 | 日常
今日は久しぶりに会社の送別会に出席して来ました。お世話になった上司が某国立大学から教授に迎えられ、定年を待たずに退職されるのです。いつもはどんな宴会も勝手を言ってパスさせてもらっているのですが、さすがに今日は欠席するわけにはいきません。お座敷と違い立食パーティーだから腰も痛くないし、出席者が多くてお酌の心配も無いので、超久しぶりに出席することにしました。きっと満足に食べられないだろうと予想し、お昼はがっつり食べておくことに(笑)。昼休み、日ごろ狙っていた和食店の弁当をいそいそ買いに行ったら、私の目の前で売り切れ!お~、なんたること。一気にテンションが下がり、もうどうでもよくなって、いつものド★ールへ。好きなんですよ、結局ここが。
で、入口に幸か不幸か、新メニューのポスターが。ローストビーフの贅沢サンドらしいです。なぜ不幸かと言うと、私はローストビーフがかなり苦手。結婚式によく出て来ます。食べられるけど、美味しいと思ったことがない。ギリギリまで迷った挙句、新メニューは必ず試してみる主義、もしかしたらローストビーフ苦手を克服できるかもしれないと決心して(大げさ)注文してみました。結果、う~ん、パンも野菜もドレッシングも全部美味しい。だから、きっとなかなかなサンドなんだろうと思います、好きな人にとっては。どうして駄目なんだろう?お肉のたたたきなら食べられるのに。牛肉にさほど執着がないというのもあります。豚肉や鶏肉の方がずっと好きですから。鎌倉山のローストビーフでも感激しないと思います。そんな話を同僚にしていたら、案の定パーティーメニューにありました。ところが、私の周囲の同僚たちも、確かにわかると言うのです。食感かなぁと。メニューにはステーキもありました。こっちの方がもちろん◎ですが、パーティーメニューというものは、総じて大しておいしくないものですね(爆)

ああ、こんなウダ話を私がしている日にもエンディは臨戦態勢で訓練です。どうも彼はこういう運命を引き寄せてしまうらしい。芸能兵と言われる広報隊にいても、基本の軍務のうえに広報活動をしているわけで、その忙しさは入隊前より凄いくらい。「痩せましたねぇ」と、同じ部隊のイ・ドンゴンさんにまで言われてました。軍の食事に出てくるお肉は柔らかくはないだろうなぁ...

残暑お見舞い申し上げます

2010-08-23 02:15:32 | 日常
タイトルに合わせて何か涼しげな画像をと思い、無料の写真素材を探し回ったのですが、意外に気に入ったものがなく、ふと思いついて、以前ホームページ作りで利用させてもらっていた素材屋さんに行ってみました。懐かしくて思わず色々チェック。相変わらず自分の好みに合っていて、さっそくこの綺麗な瓶を頂いてきました。
近頃はこんなブログでさえ放置しっ放しなのに、ほんとにあの頃は我ながらよくやっていたなぁと思います。私は物事はすべて必然だと思っているので、それをやるべき時にそれが自分に巡ってくる。出会うべき人に出会う。だから、経験したことはすべて自分のプラスになっており、やらなきゃ良かったと思うことはあまりありません。やっておけばよかったと思うことの方があります。

お盆休みは通しで9日ありました。終わってみればあっという間でしたが結構充実していました。お墓参りにいって、帰りに電気屋さんに寄ってテレビとブルーレイを買いました。一番最後まで残っていた居間の大型がやっと片付いて、これで我が家のテレビはすべて地デジになりました。あのうっとうしい「お知らせ」から解放されます(笑)
そして、今回のお休みのメインイベント(笑)。冷房の効いた部屋でじっとしているとどんどん体調が悪くなってくるので、気合一発、二日がかりで家中の窓掃除をしました。午前中が勝負です。仕事にかかる前にドリンク剤を飲んで、首にはひんやりスカーフを巻き、マスクをして準備万端。外側の網戸掃除から始まって、窓ガラスの水拭き、乾いてからガラス磨きで乾拭き。午後からは部屋の内側から窓磨き。途中何度もポカリ補給(笑)。おかげで見違えるほど透明になりました。二階からの眺めは窓を閉めていても抜群です。母と「私ら変人極まりないね、こんな暑い時に窓掃除って...」と大笑いしましたが、気分は爽快。もちろんその日の晩ご飯も特別美味しかった。
しかし、次の週には「今日もう一回やれと言われても絶対出来ないね」と二人とも。要は、こんなこと、いくら時間があっても気合が入らないと出来ないということです。

緑陰図書の方は失敗しました。「アンダーグラウンド」がかなり重かったので、気軽に読めるものをとハヤカワミステリの「あなたに似た人」を購入しましたが、最後は惰性でなんとか読み切りました。ミステリー史に残ると言われているロアルド・ダールの傑作短編集なのですが、お話がすべて「賭け」がらみで、私は賭けとか詐欺の話はあまり好きではないのです。その上グロい描写が多くて、「告白」より後味が悪い(笑)。おまけに、一番の傑作「南から来た男」、これが実はヒチコックが映像化したものを昔見たことがあって、オチを知っていたのがなんとも残念でした(テレビで見た時は度肝を抜かれるほど面白くて、ヒチコックって天才だと思ったのです)。

鼻からカメラ

2010-03-10 01:10:43 | 日常
先週の木曜日に人間ドックを受診しました。ほぼ9年ぶりです。今回3回目。1回目と2回目の間はなんと10年空きました。なぜこうも間があくのかというと、胃の検査が苦手な為です。それも、バリウムの前に飲む炭酸水が。普段から自分でも実感できるほど、水分摂取量が足りません。食べ物は何でもおいしくて人並みにしっかり食べられるのに、飲み物はコーヒーを除いて、なかなか飲めない。すぐにお腹がいっぱいになってしまって、ご飯を食べるほどには飲めないのです。お茶もめちゃくちゃ少ないです。そのうえ炭酸系のドリンクは、飲んだ途端ゲップが上がってくるのに、それがげふっと出せないので、思い切り膨らんで苦しいのなんのって。生まれて初めてバリウムの検査をした時、炭酸液を飲んだ途端鼻から全部出てしまい、看護師さんもびっくり。2度目の時は飲んでる途中でゲップしてしまってすべて水の泡。「あ~空気入っちゃった」と飲み直しさせられ、吐きそうでした(実際に吐いてしまった同僚がいる)。肝心のバリウムがイチゴ味でもレモン味でも関係なく、その前段階が難関だったのです。
でも、今年に入ってどうも胃腸の調子が悪く、時々乗り物酔いのようなチョイむか状態がやってくるので、早いとこ見てもらっておこうと申し込みました。幸い高額なドックも会社の健保でタダなのです。ぐずぐずして手遅れ、というのが一番嫌だし。で、今回さっと行く気になったもう一つの理由は、胃の検査の方法を胃カメラに変えたからです。もちろんバリウムを飲まなくていいのは嬉しいけれど、胃カメラだって初めてだし、あんな管を喉からつっこんで、おえっとなっている姿はテレビでも見たことがあります。しかし、悶々としていた私に朗報が。以前紹介されていた鼻からのカメラがあちこちで解禁になっているとのこと。さっそく会社が指定している病院で聞いてみると「はい、やってます」とのこと。鼻カメラはもう少し管が細いし喉の奥を刺激しないので吐き気は格段に少ないそうです。その病院はカメラの技術が評判でした。午後からやってくれるというのも魅力。善は急げ。午前中は仕事をして午後休みを取り、ドキドキしながら病院へ。
始めに花粉症と鼻炎はないかと聞かれました。その二つがある人は鼻からカメラは難しいそうです。幸いどちらもありません。鼻にシュッと麻酔薬を噴霧され、ゼリー状の麻酔液を鼻からつっこまれてそれを思い切り吸い上げ、挿入開始。担当の先生からは「絶対にゲップをしないで下さいね」と何度も念を押されました。その時はゲップなんて全然出そうにないと思っていたのですが、胃を膨らませるために空気を入れられると、俄かにゲップが上がってきます。こりゃいかん、と我慢して飲み込みました。「お話してもいいですよ~。前の画面にあなたの胃が映りますから見ていて下さい」と。こちらはゲップを我慢するのに必死で痛いも苦しいも無い。でも、やはり噂通りの上手さで、検査はあっという間に終了しました。「うまく入りましたね」と先生もにっこり。ずっと背中をさすってくれていた看護師さんにも感謝。これがすごく気持ち良かったのです。喉風邪をひいた時の喉の痛みのような状態が2時間くらい残りました。
診断の結果は、十二指腸に炎症があってそれでしんどいのでしょうということでした。ポリープも少しあるけど大したことなし。ウン○は異常なし。糖尿も動脈硬化も無いし心臓も肝臓もOK。血圧は低すぎるほど。骨密度はバッチリ。あ、腎臓に小さい石がありました。両親共に結石持ち。体質は似るんだなぁ。
というわけで、原因がわかったらずいぶん気分が楽になりました。行って良かった。