新年の挨拶もせず、放置しっぱなしのこのブログ。閉じようか?と思う気持ちをいつも押しとどめてくれるのは、この年間映画鑑賞記録を残しておきたいという気持ち。かれこれ30年以上映画を見続けた証としてちゃんと残してある当時の半券を見ると、実に感慨深いものがあります。
若い頃、ある時期に、映画館に行くたびにガラガということがありました。どこも空いてるなぁと呑気に考えていたのですが、そのうちに、自分が行く映画館だけが空いているということに気付き、自分の好みが世間の大多数の人の好みと大きくずれているだけなのだとわかって、自分でちょっと受けました。客が私一人という時もありました。映画好きが高じて少し突っ張っていた頃で、アメリカ大作主義みたいな作品を嫌い、ヨーロッパの暗い映画や、邦画でも自主制作ものとかばかり見ていたのです。歳を取ってからはずっと柔軟になりました。
しかし、減りましたなぁ。去年は震災後なかなか気持ちが映画に向かわず、見落とした作品が多かったのが残念です(特に「大鹿村騒動記」)。以下20本。鑑賞順に。
1月:「相棒 Ⅱ」「グリーンホーネット」「白夜行」
2月:「GANTZ」「ヒアアフター」
3月:「英国王のスピーチ」
4月:「GANTZ PERFECT ANSWER」
5月:「阪急電車」「岳」
6月:「アジャストメント」「マイ・バック・ページ」「アンダルシア 女神の報復」
7月:「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」「コクリコ坂から」
9月:「うさぎドロップ」「ハウスメイド」
10月:「探偵はBARにいる」「アジョシ」「スマグラーおまえの未来を運べ」
12月:「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」
こんな少ない中から選ぶのもどうかと思いますが、とりあえずお気に入り5本。
1位 「アジョシ」
ウォンビンの魅力に尽きる。若い頃の彼よりずっと好き。
暴力的なシーンもあるが、独特の詩情に魅かれる。
2位 「探偵はBARにいる」
こういうノリの作品、かなり好き。
大泉洋がちゃんと体を作っていた。
相棒役の松田龍平がめちゃくちゃ良かった。シリーズ化希望。
3位 「英国王のスピーチ」
端正で、基本的に自分の好きなライン。
同率4位 「阪急電車」 「うさぎドロップ」
人物描写が温かく、ほっこりさせられるが、決して甘くはない。
松山ケンイチは、去年はタイプの違う作品にたくさん出ていたが、
「うさぎドロップ」が一番良かった。
※同じように暴力的なシーンがあっても、「アジョシ」と「スマグラー」は後味がまるで違いました。「スマグラー」は痛いシーンがしつこくてうんざり。妻夫木さんは同じような暗さの映画が続いているので、現在撮影中の「黄金を抱いて翔べ」で、違う顔を見せてもらいたい。
と、そんなことを考えながらも、2012年まだ1本も見ていないというとんでもない現実。あ~私としたことが。
若い頃、ある時期に、映画館に行くたびにガラガということがありました。どこも空いてるなぁと呑気に考えていたのですが、そのうちに、自分が行く映画館だけが空いているということに気付き、自分の好みが世間の大多数の人の好みと大きくずれているだけなのだとわかって、自分でちょっと受けました。客が私一人という時もありました。映画好きが高じて少し突っ張っていた頃で、アメリカ大作主義みたいな作品を嫌い、ヨーロッパの暗い映画や、邦画でも自主制作ものとかばかり見ていたのです。歳を取ってからはずっと柔軟になりました。
しかし、減りましたなぁ。去年は震災後なかなか気持ちが映画に向かわず、見落とした作品が多かったのが残念です(特に「大鹿村騒動記」)。以下20本。鑑賞順に。
1月:「相棒 Ⅱ」「グリーンホーネット」「白夜行」
2月:「GANTZ」「ヒアアフター」
3月:「英国王のスピーチ」
4月:「GANTZ PERFECT ANSWER」
5月:「阪急電車」「岳」
6月:「アジャストメント」「マイ・バック・ページ」「アンダルシア 女神の報復」
7月:「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」「コクリコ坂から」
9月:「うさぎドロップ」「ハウスメイド」
10月:「探偵はBARにいる」「アジョシ」「スマグラーおまえの未来を運べ」
12月:「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」
こんな少ない中から選ぶのもどうかと思いますが、とりあえずお気に入り5本。
1位 「アジョシ」
ウォンビンの魅力に尽きる。若い頃の彼よりずっと好き。
暴力的なシーンもあるが、独特の詩情に魅かれる。
2位 「探偵はBARにいる」
こういうノリの作品、かなり好き。
大泉洋がちゃんと体を作っていた。
相棒役の松田龍平がめちゃくちゃ良かった。シリーズ化希望。
3位 「英国王のスピーチ」
端正で、基本的に自分の好きなライン。
同率4位 「阪急電車」 「うさぎドロップ」
人物描写が温かく、ほっこりさせられるが、決して甘くはない。
松山ケンイチは、去年はタイプの違う作品にたくさん出ていたが、
「うさぎドロップ」が一番良かった。
※同じように暴力的なシーンがあっても、「アジョシ」と「スマグラー」は後味がまるで違いました。「スマグラー」は痛いシーンがしつこくてうんざり。妻夫木さんは同じような暗さの映画が続いているので、現在撮影中の「黄金を抱いて翔べ」で、違う顔を見せてもらいたい。
と、そんなことを考えながらも、2012年まだ1本も見ていないというとんでもない現実。あ~私としたことが。