ドラフト会議

2019年のドラフト会議が行われました。

話題の佐々木投手（大船渡）はマリーンズ、奥川投手（星陵）はスワローズが交渉権を獲得しました。

さて、我がタイガースが指名した選手は・・・

一巡目に指名したのは星陵の奥川投手でしたがこのクジを外してしまい、いわゆるハズレ1位で指名したのは創志学園の西純矢投手。
二巡目が夏の甲子園優勝校、履正社の四番打者井上広大。
三巡目が横浜高校の左腕投手及川（およかわ）雅貴。
四巡目に東海大相模の内野手、遠藤成（じょう）。
五巡目が中京学院大中京の捕手、藤田健斗。

何とここまで全員が高校生、それも無名選手では無く甲子園大会出場経験があり日本代表U18チームにも選出されるような高素質の選手ばかりです。
この「上位5名全員高校生」と言う指名は何と53年ぶりとの事（1966年の一次ドラフト、この時の一位指名が江夏豊だった）

そして六巡目で東海大九州キャンパスの小川一平投手、以上6名で選択終了。
さらに育成枠で大阪商業大の小野寺暖、静岡大の奥山皓太と右打ちの外野手2名を指名しました。

西　純矢（投・右/右　創志学園高）
井上　広大（外・右/右　履正社高）
及川　雅貴（投・左/左　横浜高）
遠藤　成（内・右/左　東海大相模高）
藤田　健斗（捕・右/右　中京学院大中京高）
小川　一平（投・右/右　東海大学九州キャンパス）

育成・・・
小野寺暖（外・右/右　大阪商業大学）
奥山皓太（外・右/右　静岡大学）

少なくとも、私がドラフト制度の存在を知ってからの中で一番の出来だと思います、これほど驚くと共に成功だと言い切れるドラフトはそうそう無いでしょう。

何せ「本格派先発投手を左右一名づつ、右打ち強打者の外野手」を上位三名でシッカリ押さえています。
高校生ですので「4～5年先を見据えて」と言う方針がハッキリ見える、なかなか意思の強い攻めのドラフトだったと高く評価します。
無論、指名された全員が活躍出来るとは限りませんが、今の段階でそれを言うのは野暮ってものでしょう。

で！

一巡目指名の西純矢投手、今季チームの勝ち頭だった西勇輝投手と同姓だと思っていたら、何と遠縁の親戚に当たるのだそうです、これはビックリです。

そうそう、ドラフト会議の公開放送にリポビタンDの大正製薬が協賛していて、各チームのスタッフが着く丸テーブル上にはリポビタンDのボトルが並べられていました。
並べられていたのは通常のラベルの物に、ドラフト会議のロゴがあしらわれたラベル、そして球団マスコットとロゴがデザインされたNPB11球団モデル・・・あれ？1球団足りません。

実はこのリポビタンDのNPBモデル、競合商品のタフマンを販売しているヤクルトの物は無いのです。
で、Sky-Aの中継でヤクルトスワローズのスタッフが座っている丸テーブルを注意しながら見てみたらボトルは他球団と同じように並べられていました。
恐らく通常ラベルと今回のドラフト会議ロゴのラベルの商品だと思われます。

さすがにスワローズだけタフマンが並べられていたと言う事はありませんでした（笑）