こんにちは。HSPを自覚して、気持ちが楽になったマロングラッセです。
今日は私がHSPだと自覚したもろもろの事をお話ししたいと思います。
(ごめんなさい。長文です)
その結論に辿り着くまでは長い道のりがありました。
そもそも、子供の頃から自分は周りの人と何か違うということは感じていました。
よく「変わってるね」と言われたり、浮いていると自覚したり…
その為、自分はASPやADHDなのか?と考えたりもしました。でもその特徴にあまり当てはまらないのです。
その特徴に当てはまるのは、主人の方でした。
例えば…
鍵をかけたか記憶になく、家に戻ったり
(そういうときは大体施錠してある)
鍵をかけ忘れたり
(これは帰ってきた時)
鍵が無いと幾度となく騒いだり
(絶対どこかにある)
靴下や携帯を手に持って別部屋に行って別の用事をすると「携帯ない!!」と騒いだり
(あっちの部屋見てきて。あった〜のやりとり定番)
パソコンだけは異常に得意だったり。
(でも携帯操作は苦手。なんで?!)
乳児の肌着の紐が結べないとか
(自分の靴紐結べるよね?!)
おむつ替えるのも慣れることがない
(常軌を逸した不器用)
どんなにわかりやすく1から10まで説明しても、初めて聞く内容のものはまず理解できず、
「どういう事?!どういう事?!意味がわからない!」
とプチパニックになる。
何度か説明して、徐々に理解してくると
「ああ、こういうことね。最初からそう言ってよ」
という。
(聞いたことない事は1回では耳に入らないらしい)
当時は主人の特性を理解していないので、私も子育てのストレスと相まって、プチ鬱でした。
子育ては1人目という事もあり何もわからないので、いろんな事が気になり、余裕もなく、泣いたらすぐ対応しなきゃ!!と追い込まれました。
主人は不器用すぎてほとんど何もできないし、仕事から帰るのも遅くてワンオペが多く、相談しても「でもみんなやってる事だしね」(できるでしょ?みたいな圧力)
あぁ、ちゃんとできない私が悪いんだ…(暗示)
周りに相談する人もいないし…
どうしたら良いかわからず心療内科にかかりました。
カウンセリングも受けました。
色々話をしていく中で、主人はやはりADHDの特性がありそうだということでした。
ただ私が自分自身、人と違うと感じているモヤモヤを晴らす事はまだできませんでした。
私の場合、カウンセリングは色々とアドバイスをしてもらえるわけではなく、私が話したいことを話す場でした。
カウンセリングを受けてもなかなか私の欲しい答えに辿りつかないので、ネットで自分の特性を色々と検索しました。
心療内科の門を叩いてから2年〜3年経って、ネットで見つけたHSPに関する記事を読んで、自分は間違いなくそれだと思いました。
例えば、
▪️大きな音がストレスになる
TVの音量は10〜12。13以上だとうるさくて絶えず気になる
テレビでYouTube見るとTV放送よりも音が大きいですよね!自動で調節されればいいのに…
▪️人より眩しがる。
光が目に直接当たると眩しいのが気になって遮るものがないとむり。日傘か帽子か手か。
サングラスないと運転等できない
▪️目から入る情報ハンパ無い。
目に入ったものはもれなく同時に何らかの処理する。
人と話しながらも目に入ったものの事も同時に考えてるので、よく上の空と言われる。
偶然見かけた他人を覚えていて、離れた別の場所でよく見つける。
▪️相手の感情を注意深く読み取る
表情や声のトーン、言葉の言い回しから私は、
「(相手は)本当はこう思ってるんじゃないか」
ということを良くいうので、夫からは
「気にしすぎ!気にしなきゃいい」
と言われますが、私がそういう時は確信を持って言ってるので、気にしているというより「気がついた」という感じです。
▪️味覚が鋭い
子供の頃からお米やお茶の味にうるさく、気に入ったものじゃないと嫌がっていました。
また、レトルト品などの化学調味料の味が苦手です。手作りとインスタントの違いがすぐにわかって、お店の味の再現も得意です。
濃い味が苦手です。煮物、明太子、焼肉のタレ、生姜焼きetc…
▪️怒っている人、機嫌が悪い人が苦手
こちらまで怒りのオーラに侵食されて、ビクビクして疲れてしまいます。
▪️暴力的、残虐な描写が苦手
血がもともと苦手ですが、映画などでグロいシーンが長いと脳貧血を起こします。
以前、東野圭吾さんの「幻夜」を読んだ時、リアルな描写に入り込み過ぎて、これまた脳貧血を起こしたことがあります。
文字にここまで反応するなんて自分でも驚きです。
でも「幻夜」はめちゃくちゃ面白い小説なので、先が気になって読みたいのに具合が悪い。「助けて〜早く治って〜!」と苦しみながら読んだ記憶があります。
グロいの、一箇所だけなのであまり敏感でない方は是非読んでいただきたいと思いますww(先に白夜行をよんでね♡)
社交的なあなたがHSP?と周りからは思われると思います。私も自分が繊細さんだなんてwwと思っていました。
私がHSPと確信したのはHSPには4タイプあるという記事を読んだからです。
個人的にはタイプはハッキリと分かれるものではないと思っています。
ASPやADHDのようにどちらの特徴も持っていたり、ある傾向が強かったりそうでもなかったり、特徴の強さはグラデーションになっていると思います。
私は社交的(と思われがち)で好奇心旺盛なタイプですが、1人でいる時が1番心穏やかでリラックスしています。
これはHSPを自覚してからそう思えるようになりました。
自覚する前は誰かと約束しなきゃ!という強迫観念のようなものがあり、1人でいるのは良くないことと思っていました。
HSPのタイプについて、詳しくはこちらをご覧ください。
自分がHSPと自覚してからは、自分をコントロールしやすくなりました。
今までは気が付かなかったけど、人混みが苦手だったんだなと自覚して、長時間混み合うところは避けるようになりました。
クヨクヨしたときは「HSPだから気にしちゃうのは仕方ないね」と言い聞かせると、睡眠と時間の経過により元通りになります。
また、私の悪い癖として、気分が落ち込み気味の時に、自然と次々に過去の嫌な記憶が蘇ります。それが普通のことだと思っていた時はただ苦しんでいただけなのですが、今は
「ああ、また悪い癖出てるなぁ」
と自覚することで流すことができ、次第におさまります。
ありのままの自分を受け入れるって大切なんだなと感じます。
ありの〜♪ままの〜♪姿みせーるのよ〜♪ byエルサ
です。ほんとに。
以上、HSPな自分を受け入れたマロングラッセでした!
少しでも参考になれば幸いです。