ホスピタリティ

私が触れたホスピタリティについて、のんびりつづりたいと思います。

タクシー。

2004-09-27 | その他
タクシーに乗りました。

精算の時、
「ちょっと遠回りになってしまったので○○円だけいただきます。」
と、
メーターより100円安くしてくれました。

遠回りって程ではなかったし、
もともとその日は道も混んでたから、
どの道でもそのくらいの金額だったかもしれないのに。

しかも、
私は気づいてなかったし、
「いいですいいです」と言ったのですが、
受け取りませんでした。


次にお客様になる可能性はほぼ0にもかかわらす、
そういう対応ができるということに、
びっくりしたし嬉しかったと共に、
その人の、
プロ意識と、
ホスピタリティマインドが、
伝わってきました。

その人は他にも、
「車内暑くないですか?」
と、
ちゃんと後ろを向いて聞いてくれたりもしました。

最初は
「何なんだろう、この人、色々聞いてきて。」
などと思ってしまいましたが、
上のようなことがあった後、
下車の際には、
「ご親切にありがとうございました」
と、
心から伝えました。


私が思った事は二つ、
一つ目は、
タクシーをよく利用する立場なら、
絶対名刺をもらって、
次は指名でお願いしたであろう事。
二つ目は、
このことを、
他の人に伝えたくて伝えたくて、
仕方なくなった事。

こうやって、
良いサービスを提供できる人、会社には、
リピーターが増えていき、
リピーターがリピーターを呼ぶのかな、
と、
感じました。


それから、
リピーターの気持ちがどんなものか、
わかっているようで、
わかってないのかなあ、
と。

一種の「愛」、
ホスピタリティに対して、
一種の「愛」、
リピートする、人に話す、ありがとうと言う、
などで、
返したくなる。
応援したいような、
味方になってあげたいようなあたたかい気持ちで、
リピートしてくれている人も、
そんな気持ちの人もいるんじゃないか。


値段でも、
商品でもない、
気持ちや、
心の満足に対して、
お金を払う。
そういう人たちは、
少ないけど確実に存在して、
どんどん増えているのではないか。
と。

うまくまとまりませんが。
考えるのは悪い事じゃない。
と信じて。