あいの風 

北陸富山では春から夏にかけて日本海側から吹いてくる
北東の風を「あいの風」と呼びます
あいの風ように爽やかに・・

桐生の吾妻山

2012年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

27日 暑い日でした。

日帰りで行けるトレッキングコース 桐生の吾妻山に登ってきました。

光明寺の裏側にある吾妻公園からの自然観察の森を経て吾妻山へ登ります。

吾妻公園の入り口にある池では、なんとオタマジャクシがこんなに・・・気持ち悪いのですが、こんなにいっぱいのオタマジャクシを見るのは初めてです。

 

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 木漏れ日を浴びながら緩やかなハイキングコースを歩きます。    

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途中、男坂・女坂と分岐しているところが2か所あって、勿論 女坂のルートを選んだのですが急勾配で気合を入れないと登れません。途中のトンビ岩で一休み!!

ここから頂上まで0.8Km  ここから上を見上げると岩場が多く初心者にはきつい!!

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途中お弁当を食べて・・・ゆっくりと上ってきたので山頂には2時をとっくに過ぎていました。標高481メートルとわりと低い山ですが、岩場の多い急な斜面を登るのでもう足が痛~い。

山頂やトンビ岩からは桐生市街を一望できます。桐生は機どころとして昔から絹織物のまちとして栄えたところで、織姫伝説が残っているところだそうです。

東京スカイツリーも見えるそうですが、この日は気温が高く遠くは霞んで見えませんでした。地元の人でこの山を毎日登っている人もいるそうですよ~。必死に登る私の横を傘をさして登るというより歩く女性がいました。その女性 暫くしてまた傘をさして涼しげな顔をして下りてくるではありませんか、おもわず夫と顔を見合わせて笑ってしまいました。あぁ もっと鍛えなければ・・・。


川口グリーンセンター

2012年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

お仲間と参加した春の散策は「川口グリーンセンター」です。車で行けばそう遠くはないと思うのですが、電車となると結構遠く感じますね~。京浜東北線の「南浦和」で武蔵野線に乗り換え、「東川口」から埼玉高速鉄道で「新井宿」にて下車。そこからウォーキングです。参加者130名余りと大勢です。

グリーンセンターは東京都と埼玉県の境を流れる荒川から北へ6キロと川口市のほぼ中央に位置するところで、このあたり380年余り 植木等の伝統を持つ安行の生産地が広がる武蔵野の自然林を残した丘陵地帯です。

広い園内は新幹線のようなミニ鉄道が走っていて、中央の広場には大噴水があり大きな温室もありました。夏はプール 冬はスケート場もあるそうです。

 

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眩しいくらい暑い日ですが大きな木々が柔らかな光に変えてくれています。

ちょうどバラ園ではバラの見頃を迎えていました。特に ここのバラ園では、宇宙を旅したバラが話題を呼んでました。1998年スペースシャトルディスカバリー号で宇宙飛行士の向井千秋さんと一緒に旅したオーバーナイトセンセーション。無重力の中でかぐわしい香りを放したといわれる宇宙バラがありました。その原木から挿し木したものでそうです。直径5センチほどのピンク色のバラでしたがそばにいるだけで香りが漂います。

 

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バラ園の向こうに北欧風な建物があって結婚式もできるそうです。昭和42年に埼玉国体が開催された折には現在の天皇陛下が宿泊されたそうです。

ウォーキングは写真撮影は難しいですね~。まぁ 今度ゆっくりときましょう。


5月のウォーキング 午後から

2012年05月15日 | インポート

伝通院・・・境内には家康公の母君や将軍家ゆかりの女性の墓が多くありました。本堂は昭和63年に、山門は総檜造りで新しいものでした。

立派なお墓で驚くばかりです。墓の入口に鳥居のようなものが・・・・案内の坂巻さんの話では、鳥居ではなくここをくぐるとき一礼をするためにではないかと云ってました。(写真を撮ったのですがアップしませんね)

 

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千姫・・・2代将軍徳川秀忠の長女 豊臣秀頼・本田忠刻の妻

孝子の方・・・三代将軍徳川家光公正室

その他 佐藤春夫 ・浪越徳次郎など著名人のお墓もありました。

 

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小石川植物園

徳川幕府の薬園で現存する日本最古の植物園でもあります。小石川療養所は貧民のための医療施設として開設された。山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」の舞台ともなってた。この井戸は 現在も残っていて、関東大震災のときには避難者の飲料水として役だったそうです。

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イロハモミジ並木はすっかり緑に覆われて・・・・きっと秋もいいでしょうね~。

メンデルのブドウの木・・・ 遺伝学の基礎を築いメンデルが実験に用いたブドウの原木。

ニュートンのリンゴの木・・・物理学者ニュートンが、リンゴの木から落ちるのを見て「漫遊引力の法則」を発見したという逸話は有名である。ニュートンの生家にあったその木、接ぎ木によっての科学に関係ある施設に譲渡され今なお大切にされている。この木は英国物理学研究所長から日本学士院長柴田博士に送られた枝を接ぎ木したものも

精子発見の大イチョウなど説明を聞きながら見学

 

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サクラ林ではさくらんぼの実がこんなに赤く大きくなっています。歩きながらちょっとお花を見つけました。

ユリノキ、ハンカチの木を見つけましたが花はすっかり終わっていましたね~。

 

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出口近くに建っています東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校の本館)を見学することができました。

都心とは思えない素晴らしいところがあるんですね~。

今日のウォーキング1万9千歩だそうです。平坦な道でしたが随分と歩きました。

 


5月のウォーキング 午前

2012年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム

5月のウォーキングは、文京区にある小石川後楽園、伝通院、小石川植物園と徳川家ゆかりの史跡散策です。

案内してくださるのは文京ふるさと歴史友の会のまち案内ボランティアの坂巻さんです。

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小石川後楽園・・・・江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、中屋敷として造ったもので二代藩主光圀の代に完成した庭園です。

後楽園の名は、中国の范仲淹「岳陽楼記」の「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」から、光圀が「後楽園」と命名したものです。

 

後楽園は大きな池を中心に、様々な風景の移り変わりが、平面的、立体的に生み出されるように造られた典型的な回遊式庭園となっています。

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うっすらとドームが見えますね~。

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九八屋とは・・・名前の由来は「昼は九分で夜は八分」 酒を注ぐのに盃を満ちるのはよろしからず、昼は九分夜は八分を宜しというものです。江戸時代の風流な酒亭を再現してあるようですが中は観ることはできません。            

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青嵐でしょうか~

ざわざわと風の強い日でしたが緑の風が心地いいですよ~。

 

 

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お昼は春日通りを通り中央大学後楽園校舎の食堂でいただきました。


御蔵のクマガイソウとイカリソウ

2012年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム

6日 さいたま市の天然記念物に指定されている御蔵地区にある尾島家の庭に咲くクマガイソウ(熊谷草)とイカリソウ(碇草)を見に行ってきました。

花との出会いはタイミングが大切ですね。ちょっと遅かったようです.。でも数えられるくらいでしたが咲いてくれてます。

クマガイソウは筒状の花をつける蘭の仲間で その花弁が平家物語に登場する源氏の武将 熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)に似ているところからつけられたそうです。うっそうとした雑木林の下では この花 提灯をともしたようにも見えますね~・・・

 

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イカリソウはメギ科の多年草で漢方薬として、また花の形や色合いが美しいことから観賞用になり かってはカタクリと並んで武蔵野を代表する草花だったそうです。花の先は細く突き出して船の碇に似ているところからこの名がつけられたそうです。

草むらの中で線香花火のように咲いていて それはそれは愛らしい花ですよ~。

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ユキモチソウという面白い花も見つけました。

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尾島家の庭には まだまだ いろんな小さな花も植えてあるんですよ~。

 

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尾島家ではクマガイソウやイカリソウの時期以外でも朝どりした新鮮野菜を売っています。夏にはブルベリーつみ・秋にはサツマイモや里芋ほりを楽しむことができるようです。