16日 国立新美術館で新槐樹社展が12日から16日まで行われ、知人でもあります後藤隆(埼玉県の画家)さんが出展なさっていました。国立新美術館は昨年11月にピカソ展に行ったきりで暫くぶりです。この日は暖かくコートなしでも大丈夫です。館内では加山又造展も開かれており森をイメージした新美術館は賑わっていました。
後藤さんの描かれた作品はイタリアのルッカです。後藤さんは屋根にこだわった絵をお描きになるようで、初めて作品に目をふれたときも屋根が印象てきでした。清くやさしいご性格が絵に現れているのか、色の使い方や技法も素晴らしく癒される絵画です。
17日、お茶のお稽古です。
今月でほぼ筒茶碗は終わりです。筒茶碗は名前の通り筒型になっていますので茶きんの扱いかたがいつもと少し違います。
筒茶碗 深き底より ふき上がり 重ねて内へ 手をやらぬもの
利休百首より
”先ずそこを拭いて、その後に縁を拭きなさい。普通に拭けば指や手が茶碗の内部に触れてしまいますよ”ということだそうです。このように教え始めの人にもわかりやすく和歌の形であります。掛物は前大徳寺和尚の「春雪」で、雪うさぎが描かれています。お菓子は外郎のようで名は「寒月」です。花「ボケと白椿」で白椿は唐子でしょうか、いつも持ち歩いているカメラを忘れてしまい携帯で撮りましたので花芯がわかりづらいです^^;。もうすぐ3月、桃の節句ですね~。どんなお菓子でしょうか、いまから楽しみにしています。(^_-)-☆