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覚書あれこれ

かつて見た映画、かつてやったマイナーゲームなどの覚書と単発ラクガキなどなど

どっちかというと哲学なんだけど

2008年08月01日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
世界のキタノの新しい映画のタイトル、『アキレスと亀』らしいですね。

アキレウスの名前はあるけど、どっちかというとゼノンの哲学の命題なのでギリシア神話とは関係ないかもしれないんですが、とりあえずメモっとく。

あるまげどーん

2008年07月17日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
『アルマゲドン』は見たことないけど、あの映画の音楽を担当していたハーディ・メルテンスという作曲家には



Aphroditeアフロディテ(クラリネット協奏曲より)
  

Medusa form Concerto for Clarinet and Band
メドゥーサ(クラリネット協奏曲より)


Poseidonポセイドン


などという曲があるらしいです。
なに?最近の音楽業界では神話から題材をとるのが流行ってんの??


ちなみに『ポセイドン』はしょっぱなにホルンの超絶技巧が入る、18分超の曲でした。
(聴いてみたの)
もうちょっと分かりやすく勇壮な方がわたしは好きですが、気まぐれでとらえどころのない
ポセイドンっぽいっちゃあそうかも。現代音楽には疎いので良く分かりませんでした。



  

英語の教材

2008年07月15日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
昔小学生くらいのころKU●ONの英語教室に通ってたんですが
(ちなみに、友達と喋るために通っていたため英語教育には全く役に立ちませんでした)
そこの教材の一つにペルセウスの神話が取り上げられてたんです。
ペルセウスはペルセウスだし、アテナ女神はアテナ女神なのに、なぜかヘルメスだけ



Quicksilver


になっていたのです。
クイックシルバーって何さ、クイックシルバーって……
と、子供ながらにつっこんだモノですが、
今回その思い出を掘り起こすにあたり、クイックシルバーについて調べてみたら
水銀のことで、素早く動くものや移り気な人に対しても使われる名称とのこと。
ちなみに、水銀はmercuryともいい、もちろんローマ神話のメルクリウスからきていて、それを考え合わせるとヘルメスをクイックシルバー呼ばわりすんのも理由のないことではないのね、などと、一つ勉強になりました。

『諸君、私はアガメムノンが好きだ』

2008年06月03日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

諸君、私はアガメムノンが好きだ
諸君、私はアガメムノンが好きだ
諸君、私はアガメムノンが大好きだ

 

ぶっとそうな眉毛が好きだ
小心さが好きだ
ヒゲが好きだ
ダメ親父っぷりが好きだ
ひそかなツンデレが好きだ

 

アルゴスの片隅で
トロイアの浜辺で
ミュケーナイの王城で
船陣前の広場で
オデュッセウスの心の中で

 

この地上に存在するありとあらゆるアガメムノンが大好きだ

 

弟に対して激甘な様子が好きだ
王杖を振り回して激昂する時など心がおどる

 

メタボ気味の腹回りが好きだ
無防備に大口を開けて眠る時など胸がすくような気持ちだった

 

若造の口答えにプンスカしている様子が好きだ
そんな場合じゃないというのにまだ対面を気にする時など感動すらおぼえる

 

軍師に睨まれてビクブルしている時などもうたまらない
悔しさにそのちょびヒゲを震わせるのは最高だ

 

女好きが災いして秘密兵器に激怒されたのを
ひそかに気に病んでテントの中で悶々としている時など絶頂すら覚える

 

本当はとってもさびしんぼうなところが好きだ
それが誰にもわかってもらえない事実はとてもとても悲しいものだ

 

ようやく第11歌で証明された武力が好きだ
なのに、嫌なおっさんとしか認識してもらえないのは屈辱の極みだ

 

諸君 私はアガメムノンを 世界一のブラコンを素でいく様なアガメムノンを望んでいる
諸君 私に付き従うアガメムノン好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なるアガメムノンを望むか 
糞の様なアガメムノンを望むか?
ひそかに乙女を心に秘めたヒゲ男爵のようなアガメムノンを望むか?


 

アガメムノン!! アガメムノン!! アガメムノン!!


 

よろしい ならばアガメムノンだ

 

だが、ギリ神しかも数少ないトロイア好きのネットワークの中でアンチ・アガメムノンの台風並みの逆風に耐え続けて来た我々には
ただのアガメムノンではもはや足りない!!
大アガメムノンを!! 一心不乱の大アガメムノンを!!

 

我々はわずかに小数
若く美しい英雄達や煌びやかな神々を愛好する一般の人々に比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千のヒゲ親父スキーだと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の世のツンデレ親父(40歳以上推奨)を心より愛でる集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、親父には食指が動かないなどとのたまうお小さい人々を叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう

 

連中にストライクゾーンは年とともに広がることを思い出させてやる
連中にお前も後数年すれば親父スキーだということを思い出させてやる
アガメムノンには奴らの哲学では思いもよらないミツバチが群がるような強烈なフェロモンがある事を思い出させてやる
1000人のヒゲ親父スキーの集団で 世界をヒゲ親父同盟会員で埋め尽くしてやる

 

 

目標 ひとまず、イドメネウスやアンテノールならまだいける、という中堅層の取り込み

 

アと聞いて思い出すのはアキレウスでもアイネイアスでもない、アガメムノンだ!作戦 状況を開始せよ

 

逝くぞ 諸君

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いや、そこまでアガメムノンが好きなわけでもないのですが、このサイトを知ってどうしてもやらずにはおれなかったのです。

これ、元ネタって『HELLSING』ですよね。(読み返してみたかったけど、もう売っちゃった)

ちょっとその気になるなあ。全世界にアガメムノンを!


ドクターマチュリンも読んでるんだぜ!

2008年05月30日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
フォレスター著『ホーンブロワー』シリーズに引き続き、オブライアンの『オーブリー&マチュリンシリーズ』にもホメロスの記述が出てきました。
なんだ?英国海軍士官は皆揃ってホメロス読者なんか(大喜び)?

今回は、主人公の一人である軍医のマチュリンが、地中海を航行した時に書いた日記の記述にホメロスが出てきました。以下抜粋。

「(ホメロスの土地とは言わぬまでも)ホメロスの海。ペリカン。猟師が仕方なく釣り上げるホオジロザメ。ナマコ。ユースポンジア・モリッシマ(ポギウスの言うところによると、これはアキレスが兜につけていたものと同じという)。」(C・『新任艦長、戦乱の海へ!(下)』P140より

さすがドクター、博識です。
ていうか、ユースポンジア・モリッシマってなんじゃ?(ナマコの後ろに書かれてるという事実が嫌な想像を掻き立てます。アキレウスは一体何を頭につけてたんだ…)

わたしなぞ、ポギウスさんが誰かも知りませんよ。