図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

『脳はなにかと言い訳する』

2006-09-28 | 本の紹介
 「空想の集合体」と著者ご本人が述べているように、最新の脳科学の研究成果を基に、大胆な仮説や想像をエッセイ風に書いたのが本書です。 「科学的事実」は「本当の事実」とは限りません。先に読んだ『論文捏造』を見てもそのことがよく判ります。一方、「科学的事実」を基に自由な想像を行なうことは、科学の発展にとって非常に重要です。この本はそのあたりの面白さを、分かりやすい事例、やさしい語り口で綴っています。 そ . . . 本文を読む