扉を開けて

今、楽しんでいること、
将来へ向けて考えること、
変形性股関節手術のこと、
折に触れて書いていきます。

3泊3日の旅 ~針江~菅浦

2012年08月26日 | 旅行

 針江生水(しょうず)のある町
町の中を縦横に堀のような川が流れる



家々には川端(かばた)と呼ばれる洗い場がある
湧水の流れを家に引き、鯉を飼い、そこで野菜や食器を洗う
残食を鯉が食べて水をきれにしてくれるという仕組みがある
美しい水に支えられた暮らしがある



しかし、堀を狭めて舗装道路を作った
観光客が観光バスで訪れる

友人が言った
「昔のままが良かったのに」
町の人が言う
「私たちにも暮らしがありますもの、道路作ったから
お客さん来てくれるし」

昔のままが良い
でも、便利な暮らしがしたい
観光客に来てもらいたい
地域を活性化したい

私たちは都会にいて、便利な暮らしをしている
水や電気がどのように作られているか、知識として知っていても
福島原発の爆発で明らかにされた
地方の苦悩や葛藤が身に沁みる
被災した方たちへの救済策よ、早く進めと願う

 美しい
くもり空と写真の腕が残念だ
ここでお住まいの方が羨ましい



友人の行きたかった菅浦から見る琵琶湖

湖の湖岸を背にして道路沿いを見ると新興住宅が並ぶ
作家遠藤周作が愛した菅浦がこんなになってしまったと
友人は残念がる

こんな古い家並みもあり、昔の面影が残っている

 打ち捨てられたようなこれは何だろうもある

以前私が、憤りを感じたのは
忍野八海だ、自然の中に点在する池の大小
中を覗くと、驚くほど透明で玉虫色かのように
薄緑と薄水色のように輝く水は富士山の伏流水だそうで
水だけ覗くには一見の価値はある
ただ残念なことに、土産物屋がぴったりとくっついて建っている
そこの地主さんか誰かは知らないけれど
もう少し離れて建てる配慮はできなかったものか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。