大峰山の近くにある洞川の龍泉寺へ行ってきた。
車で約4時間弱かけて。
どうしてそんなところへわざわざ行ったのかというと、
ご先祖様がこのお寺の境内に石碑をお供えしてあるので、
その石碑を見に行くことと、綺麗に磨いて苔や草をとってあげる事が目的。
大峰山というと、女人禁制の山。修験者が厳しい修行をする場所ということだけ知っている。
だから、少し不気味な先入観をもっていた。
でも行ってみると、とてもそんな不気味な雰囲気はなく、澄み切った空気と、水の湧き出す音や、せせらぎの音、神秘的で、とても落ち着く場所だった。
なでると軽く持ち上がり、叩いて持ち上げると重くなるという龍泉寺に古くから伝わる不思議な石。

信じられないのでチャレンジしてみた。なでると、重いなりにもまあ持ちあがった。そして叩いてから持ち上げようとすると、さっきより重い。
持ち上げられなかった・・・こわ~い。本当なんだ!
生き物に心があるように、石にも心がある。
常にこの石をなでるときのような気持ちで何事にも接することをこの石は教えてくれているのではないでしょうか。ということです。

9月なのに紅葉している紅葉もあれば、若葉のように緑の綺麗な紅葉もありました。

心字池から臨む大峰山系の山々。

修験者達は、こんな下駄と、杖を持って信仰厚い山に挑むのでしょう。