NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

2009年(平成21年)業務終了のお知らせ

2009-12-28 19:10:37 | 東京湾の海

12月27日(日)の活動を最後に、本年全ての業務を終了致しました。

今年1年間、地方機関・行政機関・NPO支援機関・金融機関・当団体に体験航海などに参加された方々のご支援を頂き、無事業務を終了することができました。又当団体すぎなみ地域活動ネットホームページやブログをご覧頂いている皆様にもご支援やら、いろいろアドバイス頂き有り難う御座いました。ここに厚く御礼申し上げます。2010年が良き年でありますよう祈念しております。事務局


東京夢の島マリーナで官民合同パトロールを実施

2009-12-23 16:58:48 | ニュース

200912236 写真は個別に艇(夢の島マリーナ)のオーナーに指導する海上保安官・海上安全指導員

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12月23日(天皇誕生日)

天候 快晴 気温9℃(午前10:20現在江東区夢の島マリーナにて)

午前10:00~11:00左近川マリーナ

午前11:30~12:30 夢の島マリーナ

13:30~14:30東京湾マリーナ

以上3マリーナで東京海上保安部・(社)関東小型船安全協会東京支部海上安全指導員など・官民合同による海上安全指導を実施しました。写真は数班に分かれパトロールの事前打ち合わせする海上保安官・海上安全指導員

200912237

目的

東京海上保安部管内には大規模マリーナを有し、お台場海浜公園及び葛西臨海公園など臨海部観光エリアにおいて、年末年始の大型連休を利用して多数のプレジャーボート等によるマリンレジャーが活発化することが予想されることから、これらのプレジャーボート等の海難事故を未然に防止を図ること目的に、本日海上保安官・海上安全指導員ら数十名が3班に分かれ実施されました。

200912233 東京海難救助隊員3名がパトロール参加しました。


小型船用油水分離装置が国交省より型式承認された。

2009-12-20 12:02:39 | ニュース

船舶の油の排出について(主な概略)

平成19年1月1日油の排出基準が強化され100トン未満の船舶は油水分離装置の設置義務はないが、同装置を作動させなければビルジを排出が出来なくなりました。

実情は、小型船に合う大きさの油水分離装置がない為、小型船のビルジ等は廃油処理施設へ陸揚げするしかなかった。本年5月、小型船用の油水分離装置か国交省の型式承認を受けた。これにより小型船も同油水分離装置を使用すればビルジ等を排出することが可能となった。

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型式承認を受けた装置は以下の会社(現在1社のみ)

BMW-200S-FM ((株)ユニカス工業)

BMW-300S-FM ((株)ユニカス工業)

★注 枝番「-FM」がついていない製品は承認されていない。

★  油水分離装置の設置について、既設のビルジ排水ラインを使用する場合は、検査対象外で、新設で船体に排出口などの穴を開けたりした場合は検査対象。油水分離装置自体は検査対象外。「小型船舶検査機構」

★参考

海防法(抄) ・・・船舶からの油の排出の禁止

第四条 何人も、海域において、船舶から油を排出してはならない。ただし、次の各号の一に該当する油の排出については、この限りでない。

一 船舶の安全を確保し、又は人命を救助するための油の排出についてはこの限りでない。

二 船舶の損傷その他やむを得ない原因により油が排出された場合において引き続く油の排出を防止するための可能な一切の処置をとったときの当該油の排出。

前項本文の規定は、船舶からのビルジその他の油(タンカーの水バラスト、貨物倉の洗浄水及びビルジ(以下水バラスト等という))であって、貨物油を含むを含むものは除く。次条第一項において「ビルジ等という」の排出であって、排出される油中の油分(排出される油に含まれる油に含まれる前条第二号の国土交通省令で定める油をいう。以下同じ。)の濃度、排出海域及び排出方法に関し政令で定める基準に適合するものについては値適用しない。

3-5(略)

参考資料等詳細は下記(社)関東小型船安全協会ホームページで確認下さい。

http://www.shoankyo.or.jp/


年末合同パトロール実施ついてのお知らせ

2009-12-18 18:12:45 | インポート

目的

東京海上保安部管内には大規模マリーナを有し、お台場海浜公園及び葛西臨海公園等臨海部の観光エリアにおいて、年末年始の大型連休を利用して多数のプレジャーボート等によるマリンレジャーが活発化する事が予想されことから、これらプレジャーボート等の海難事故防止を図ることを目的に(社)関東小型船安全協会東京支部と東京海上保安部合同による安全パトロールを実施する。

実施日時

平成21年12月23日(水)(小雨決行・当日0680の気象にて判断)

1000~1100・・・新左近川マリーナ03-3652-1151(江戸川区役所)東京都江戸川区臨海町1丁目地先

1130~1230・・・夢の島マリーナ 03-5569-2710

東京都江東区夢の島3番地

1330~1430・・・東京湾マリーナ 03-3648-6454

東京都江東区新砂3-11-2

資料は(社)関東小型船安全協会東京支部.東京海上保安部提供


東京湾体験乗船クルーズ(海守会員限定)が開催されました。

2009-12-07 19:37:05 | 東京湾の海 航海日誌

12月6日(日)

天候 快晴 気温15℃(午前9:00現在羽田空港基地)風向南 風速微風 潮汐 高18:42低01:16高08:19低13:27日出06:36日没16:28(+19)標準港横浜

羽田空港基地→京浜島→東京灯標→東京港東航路→臨海大橋建設現場海域→西航路青海埠頭→船の科学館前→台場→晴海埠頭隅田川河口→レインボーブリッジ→大井埠頭→京浜島→羽田空港基地帰港・ 以上のコースを海守会員の皆さんと共に東京港北部海域を体験クルーズ、途中海洋観測の為京浜島北海域・東京灯標海域・西航路船の科学館前で(青海埠頭前面海域)海水の透明度測定・プランクトン等海水のサンプル採取し、定点観測を行いました。本日は各海域とも透明度は1.7m以上あった。午後1:00頃には気温18.7℃まで上昇(船の科学館前海域)採取した海水の水温計は17℃jまで指示していた。途中台場海域を見学→晴海埠頭を回り羽田基地に無事帰港しました。体験乗船の皆さんに採取した海水を海低の深さ別に振り分けて頂き本日の体験乗船を終了しました。写真は体験乗船された海守会員参加の皆さんと乗組員スタッフ画像をクリックすると拡大出来ます。海上安全指導員3名・環境カウンセラー1名環境専門職1名などスタッフ5名乗船・羽田基地待機スタッフ2名参加

★海水の採取を行う★深さ別に海水の分類作業をする海守会員

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