NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

7月の船舶海難発生状況について(2019)

2019-08-16 15:15:12 | 海の安全情報

2019/8/16 15:00第三管区発表による
7月に第三管区海上保安本部管内で発生した船舶海難の発生状況について(速報値)は以下のとおりでした。
●船舶海難発生状況概要
・船舶海難の発生隻数は27隻(昨年比1隻減)でした。
・小型船舶(20トン未満のプレジャーボート、漁船、遊漁船)による海難が16隻(昨年比5隻減)でした。
・発生隻数のうち、59%が小型船舶(20トン未満のプレジャーボート、漁船、遊漁船)でした。
●船舶海難内訳
・海難種類別発生隻数運航不能11隻(機関故障3隻、推進器障害・無人漂流各2隻)、バッテリー過放電・燃料欠乏・添え船技能不足・その他各一隻、衝突10隻、乗揚2隻・単独衝突・転覆・浸水・火災各1隻
・種類別発生隻数
プレジャーボート12隻(20トン未満)貨物船8隻、漁船3隻(20トン未満タンカー・作業船・遊漁船・その他各1隻)

運航者の皆様におかれましては、
(1)目視やレーダー等を活用した常時見張りの徹底 
(2)海図やGPS等による船位の確認 
(3)発航前点検(燃料。バッテリー、エンジンオイル、冷却水、船外機の取付状況の確認等)
(4)万が一の故障時に備え救助支援者の確保 
(5)最新の気象情報の入手を実施し、引き続き安全運航に努めていただきますようお願いいたします。
上記海の情報提供はMICS(ミクス)により海上保安庁より提供されているものです。


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公益社団法人関東小型船安全協会・東京支部海上安全指導員
海の安全情報リーフレット等提供 東京海上保安部・航行安全課
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