NPO法人東京海難救助隊パトロール艇(救助船)はばたきブログ

発航前の点検・見張りの徹底・ライフジャケットの常時着用・連絡手段の確保
海の安全運動(7月1日~8月31日)

平成20年度東京地区海の安全運動実施つづき

2008-06-19 12:26:45 | 東京湾の海

(2)自己救命策の徹底                                                    ①マリンレジャー愛好者、漁業・遊漁船関係者に対し、あらゆる機会を捉え、「救命胴衣の着用、携帯電話の携行、118番の活用」の三つを基本とする、事故救命策の確保の徹底を呼びかけ、安全意識の向上とその徹底を図る。②釣り愛好者の海浜事故はほとんど発生していないものの、釣り愛好者の人口は非常に多いものと考えられることから、不特定多数の釣り愛好者に対して「自己救命策の確保の徹底」を呼びかけ、安全意識の向上を図る。                                                                                                                           (3)京浜港東京区及びその沖合海域の新たな航行方法について 東京国際空港D滑走路建設工事の拡張に伴い、京浜港東京区及びその沖合海域、東京湾アクアライン付近海域における新たな航法が、昨年8月1日から運用されているが、依然として航行不適切航行船か認められることから、引き続き、新航法の周知徹底を図る。                                               (4)保安部による安全運動の推進①関係団体などが推進する安全運動、海難防止講習会、安全教室などに積極的に協力、関与し、効果的な安全運動の実施に努める。②管内マリーナや屋形船組合等を訪問し、リーフレット等を配布し安全指導等を実施するとともにポスターの掲示を依頼し、安全意識の向上を図る。③所属巡視艇によりマリーンレジャー愛好者が多く集まる海上公園等を巡回し、「自己救命策の確保の徹底」を呼びかけ、安全意識の向上を図るものとする。④京浜港東京区では東京国際空港D滑走路建設工事や新海面処分場建設工事等の大規模プロジェクトが多く行われており、多数の工事作業船等が昼夜従事していることから、これらの海難事故防止を図る為の現場点検や監督者等への安全指導を実施する。⑤港内管制室において、現在発信しているAISメッセージ(制限区域における管制船同士の行き会いに係る情報提供)の船側の確認状況について追跡調査のうえ、利用率の確認を行う。⑥訪船指導等に併せ、AISの常時利用及び適正入力等について指導するとともにAIS受信メッセージの利用普及に努める。                                                 

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