機動警察パトレイバーもろもろ

機動警察パトレイバーの感想とパトレイバーの用語集
~心機一転お引越し~

祖父江元課長

2011-09-25 | パトレイバーの用語集

祖父江元課長とは後藤喜一隊長の悪知恵によって責任をとって免職、いや辞職した前の特車二課課長である。一応課長室には顔写真がある。

 

警視庁の警備部特車二課課長というそれなりの地位にいたのだから、福島課長の階級である「警視」レベルの警察官だったようである。特車二課の起こす様々な問題の責任を代表してとらされてしまったとされているかわいそうな人。

いったいどういう経緯で免職させられたのかはTV版と後期OVAはもちろんのこと、少なからず映像メディアでは明確に描かれていない。彼は犠牲になったのだ。

 
TV版17話「目標は後藤隊長」にて息子と一緒に登場した。よっぽど後藤隊長を恨んでいたらしく、以下のような嫌がらせをしていた。
・「死ね」と書いた脅迫状を送りつける
・ミニパトの上に植木鉢を落としパトランプを破壊する
・後藤隊長の天津丼の出前に変な味付けをして具で「バカ」と書く(食い逃げ詐欺をした疑惑もある)

・隊長の靴の中に猫のうんこを入れる(これの真偽は定かでない)

・特車二課に無言電話

・偽の110番

・レイバーキャリアの油圧ジャッキのオイルを抜く

・イングラムの戦闘中に乳母車を走らせ、野明の注意をそらして事故を起こせる

など地味に困ることをしていた。事実このいやがらせには後藤隊長も困惑していたようで、居眠りをしなかったり屋上で物思いにふけっていたのである一定の効果はあった模様。

最終的には自作レイバーにて特車二課に殴り込み復讐しようとしたが自作レイバーの自損によって失敗している。

そもそも整備工場を運営して、ポンコツレイバーを自作できる技術を持っている人物でもある。

このエネルギーを他に使えばいいのにという典型的な人。後藤隊長を恨む執念が半端ではなかった。

 

 

 

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