ミル茶日記。

日々の出来事など

「サウンド・オブ・ミュージック」

2016-02-24 23:49:42 | 芝居
五代さまのスピンオフドラマを作るそうで、さすがですね。
雁助さんのも作ってくれないかなぁ~
雁助が丁稚から大番頭になるまでの話とかどうでしょう、NHKさん。

さて、今年の初観劇(ミュージカル)の感想です

劇団四季ミュージカル
「サウンド・オブ・ミュージック」
四季劇場[秋] 1/13(水)18:30〜


評価:★★★★☆

4年前「オペラ座の怪人」を観た時は「四季は10年に一度くらい観たい」と
書いたのですがこんな早く観てしまいました。

だって、「サウンド・オブ・ミュージック」ですよ。
ジュリー・アンドリュースの映画と大地真央版のミュージカルしか観てないですが
多分映画版を何回も観たんだと思います。

「サウンド・オブ・ミュージック」「ドレミの歌」「わたしのお気に入り」が
歌われただけでじわっときてしまいました
温かく切なく楽しく、色々な要素が散りばめられた名作だと思います

子役の子がやけに小さくてこんな時間まで出ていて大丈夫なのかなと思って時計を見たら21時。
丁度カーテンコールの時間で幕が上がったら7人いた子供たちが1人を残していなくなっていました。
ってことは6人が15歳未満だったんですね

今回、お話は素晴らしかったんですけど役者さんがちょっと不満でした。
四季は役者で観るものじゃないとは言いますが、それでもなんだかちょっとです
まずマリアが出てきた時、小柄で子供っぽくてこんな人でいいのかと思ってしまったし、
大佐は歌は素晴らしいのですが母音法の発声があまりにもわざとらしくてそれが
気になって気になって集中できませんでした。
せっかくかっこいい役なのになぁと思いました。
子役達も長女は10代とは思えない肉付きの良さでしたし、小さい女の子達も結構強面ですし。
唯一末っ子がとってもかわいかったのでそれだけは良かったです。

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「BREATH」

2016-02-21 22:44:23 | 芝居
これでやっと去年までの感想をアップし終わります。
いや~ためてしまいました

CARAMELBOX 30th CHRISTMAS TOUR
「BREATH」
脚本・演出:成井豊
サンシャイン劇場 初日  12/10(木)19:00〜
           千秋楽12/25(金)14:00〜

評価:★★★★☆

すごくいい話しなのですが、惜しいって感じでした。
過去作品の設定とか登場人物とか出てきて面白い試みではありました。
でも「上手い!」とか「なるほど」とか思うほどの伏線も絡みも十分ではなく、
「ああ〜もう少しだなぁ」って感じでしたね
いいところまで行ってるのに〜って感じ。

「ラブ・アクチュアリー」の世界観だそうで私は見てないので比べられないのですが、
秋にやった岡部尚子さん脚本の「君をおくる」の影響を受けている様にも感じました。
岡部さん脚本は本当にすごく良く練られてていい脚本でした。
過去作品出演者を出すという縛りがあったことで脚本への制約が出来てしまったのかな。
クリスマスらしく暖かいお話でしたがそういう面が少し気になる作品となりました。

役者さんについてと役について

多田直人・岡内美喜子
 チラシの写真の印象からかもっとこの二人のラブストーリー中心なのかと思っていましたが
 そういう感じでも無かったですね。
 まぁこの二人が再会したことでパズルのピースが埋まったので重要ではありましたが、
 であればもっとドラマチック+説得力のある再会が良かったなぁと思います。
 多田君は芥山賞作家でしたが羽田圭介さんと似た理屈っぽさがありましたが、
 なんとなくキャラが弱い。
 あまり魅力的じゃない。
 もっと素敵な設定に出来たのではないでしょうか。 

大森美紀子・西川浩幸
 成井さんは柿本光介を出したかった様ですがどうしてなんだろう。
 大森さんがはるかをやった前提でのキャスティングでしたが、ちょっと無理やり感を感じました。

坂口理恵:阿部丈二
 坂口さんは何をやってもかっこいい
 今回はかっこ悪い役だけど阿部君との関係が微笑ましくて良かった。
 阿部君がキャラメル製作の仲村さんに見えました。

菅野良一
 菅野さん好きです
 いつからこんな愛すべきおじさんになったのかなぁ。
 力の抜け具合が絶妙で舞台上に自然に存在しあの体型なのに暑苦しくもなく
 天使と言われてもなんとなく納得出来る雰囲気で本当に貴重な存在だと思います。

畑中智行・林貴子(Red)・森めぐみ(Green)
 小林ラジオがハリマの創設者だったとはびっくりぽんですね。
 その孫?役でしたが何故スリなんだろう。その設定いらないと思います

三浦剛・石森美咲(Red)・金城あさみ(Green)
 クリコの旦那さんが売れない役者だったなんてこちらもびっくりぽんです。
 結婚してから売れだすとかあるのかな。
 別に一生舞台の役者さんでもいいと思いますが、先に死なれてしまうんですねぇ。
 しかし石森さんのクリコは石川さんのクリコに似てましたね。
 三浦君は優しい役も怖い役も出来るいい役者さんになりましたね。

鍛冶本大樹・大滝真実(Red)・小林春世(Green)
  私の中で次代のキャラメルの中心人物になると睨んでいるカジモン。
 やばい。かっこよかったです
 路線的にはちょっと大内さんかなぁ。
 色々な役が出来る人になって欲しいです。
 大滝さんって初舞台かな。
 結構良かったです。
 変な癖つかないで自然に成長してもらいたいですね。
 かわいらしいしこの方も次代の主役になれそうかも。

伊藤ひろみ(Red)・山崎雄也(Red)
 山崎君は初舞台?
 まぁ可もなく不可もなくですが声が大きすぎるのでまだ自分でコントロールできないのかな?
 伊藤さんはあまりおばあちゃんぽく無かったですね。
 こういう役は大森さんが合っているかも。

石川寛美(Green)・毛塚陽介(Green)
 初日の組み合わせだったせいか全然覚えてない
 多分可もなく不可もなくだったのかな?

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「林家たい平 19年目の芝浜」

2016-02-20 01:17:32 | 芝居
林家たい平 独演会
「林家たい平 19年目の芝浜」
東京芸術劇場 プレイハウス
12/21(月)9:00〜


評価:★★★★☆

林家たい平「反対俥」

勝手に最初は前座さんから始めるのかと思っていて急がずに行ってしまいました。
そしたらいきなりのたい平さんでびっくり
前座無しのことが今まで無かったのでフェイントです。

さて、「反対俥」何処かで聴いた気がする…と思っていたら千葉雅子さんがやったアレでした。
え〜全然違う!というかみじか!
噺の前に「短めなやつを」とは言っていましたが体力使うところまで行かずに終わりにして
しまっていたので全体としてはあまり魅力的な噺ではなくなっていた気がしました。
千葉さんの熱演は見事だったから尚更でした。

林家あずみ「三味線漫談」
 
前回見た時と同じ話しをしていて、それもあまり面白くなかったのでまたその話しかぁと思いました。

-中入り-

林家たい平「鰻の幇間」

面白い噺でした。
残念な味の鰻を一生懸命噛み切るところとか笑えましたね。

林家たい平「芝浜」

CDではさんざん聞いて芝浜祭りまで開催しましたが生で聴くのは初めてです。
キャラクターのイメージが頭に入っていたので「あれ、何か違うな」と思ってしまいました。
そりゃーやる人にやって違うのは判っているのですが、それでもその人なりの演じ方で
それぞれ魅力的なお噺になると思うのですがでもなんだか違いました。
たい平さんの芝浜は私好みではありませんでした。

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「ツインズ」「熱海殺人事件」

2016-02-14 09:34:10 | 芝居
さらっと芝居二つの感想です。

PARCO PRODUCE
「ツインズ」
作・演出:長塚圭史
出演:古田新太 多部未華子 りょう 石橋けい 葉山奨之
    中山祐一郎 吉田鋼太郎
PARCO劇場 12/19(土)19:00〜

評価:★★★★★

イヤ〜な話しでした。
いやなんだけど目を逸らせないというか。
今回アテ書きだそうで特に多部未華子ちゃんが怖かったです。

「熱海殺人事件」
作:つかこうへい 演出:いのうえひでのり
紀伊国屋ホール 12/25(金)18:30〜

評価:★★★★☆

風間杜夫さん平田満さん目当てで行きました。
そしたら意外にも中尾明慶が良くて驚きました。
つかさんの世界を堪能できるお芝居でした。

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2015年後半ライブリスト

2016-02-11 22:38:07 | 音楽
去年の後半に行ったライブリストです
感想を書くのはあきらめました

Bluem of Youth 20th Anniversary Tour
原宿クエストホール 10/10(土)17:00〜 

柴咲コウ
Ko Shibasaki Live Tour 2015 ”こううたう”
東京国際フォーラムA 10/17(土)18:00〜

-半崎美子「明日へ向かう人」発売記念ツアーファイナル2015-
赤坂BLITZ 10/23(金)19:00〜

新感線MMF
チームスマイル・豊洲PIT 10/29(木)18:00〜

松ヶ下宏之 BAND STYLE ONEMAN 不定期開催 アルバム選曲会議BAND STYLE
恵比寿swith 11/8(日)13:00〜

『松ヶ下宏之 BAND STYLE ONEMAN 〜Happy Birthday dear 俺! 2015〜』
渋谷RUIDO K2 12/13(日)19:00〜

今年も毎月何かがありそうです。
特に松ヶ下さんたら毎月ですよ。
嬉しい悲鳴です


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「夜の姉妹」「高学歴娼婦と一行のボードレール」

2016-02-04 23:36:13 | 芝居
12月に芝居のはしごをしました

「夜の姉妹」
脚本・演出:わかぎゑふ
出演:山本裕典/彩乃かなみ 佐藤永典/平野良 宮下雄也 原嶋元久/
    菊地美香 黄川田将也 八代進一/近江谷太朗 粟根まこと 他
品川プリンスホテル クラブeX 12/17(木)14:00〜


評価:★★★★★

「夜の姉妹」とは、劇団リリパットアーミー�20周年記念の際に上演された
劇作家・演出家である、わかぎゑふが作り上げたゴシックホラーの名作。

19世紀ドイツに存在したバーデン大公国に起きたとてつもない悲劇を、
なんと物語はそのままで、
男優と女優の配役をそっくり入れ替えた男女完全入替劇。
男性の繊細さと女性の大胆さを引き出し、悲劇をよりクローズアップする。


男性はより女性的に儚く、女性はより男性的に凛々しく
新たな悲劇が幕を開ける-------

あらすじ

19世紀初頭のドイツ、バーデン大公国。
そこへフランスからオペラ「椿姫」を書いた
アレクサンドル・デュマという女流作家がやってくる。
そこで、バーデン大公国の皇太子、ラインハルトに出会い、
やがて親友になっていく。
ラインハルトは恋人ローザとの結婚を
両親、特に母親のマルガレーテ王妃から反対されていた。
王妃と大公はラインハルトを跡取りにしたくないという動きもあり・・・

皇太子の身に起きたとてつもない血の悲劇。
巻き込まれた女流作家、デュマがこの謎に挑む!
                                (公式HPより抜粋)


男女入れ替えをすることにより、男性はより女らしく、女性はりりしく、
ファンタジーな世界を作り上げていました。
若い男性陣はほとんど知らない人だったけどチラシにテニプリ?とか
あったのでこの辺りに出ていた人達ですよね。
いやぁみんなかわいくてかっこよくて目の保養でした

脚本も演出もわかぎさんですが、これ演出の仕方で全然違う作品になりますね。
基本的にゴシックホラーなのでおどろおどろしく恐ろしいテイストにすることも
可能なのに随所に笑いが散りばめられていました。
近江谷さん、粟根さんが面白いのは勿論ですが、ヨゼファ役の人がすごく面白くて
誰なんだろうと思って後で確認したら黄川田将也君でした。
かっこいい上に面白いっていうのは舞台では強みですよね

女中役の近江谷さんは孤児の少年への愛情溢れる応対が温かくて大きくて
「時をかける少女」を思い出しました。
近江谷さんていつからこんな懐の大きい素敵な俳優さんになっていたのでしょうか。
テレビでは小物や胡散臭い役が多いのに〜。(笑)

山本裕典君は女装役の時はごつかったけど最後タキシード姿でカーテンコールに
出てきたときはあまりのかっこよさに目がハートになってしまいました。
特に好きではなかった俳優さんなのに相当舞台映えする方です。

そんなこんなで目の保養も兼ねた贅沢なお芝居でした。

猫のホテル「高学歴娼婦と一行のボードレール」
作・演出:千葉雅子
出演:平田敦子/森田ガンツ 市川しんぺー 佐藤真弓 村上航 千葉雅子
こまばアゴラ劇場 12/17(木)18:00〜


評価:★★★☆☆

初の猫のホテル観劇。
なんかつまんなかったなぁ
1時間15分だったけど退屈で長く感じました。
千葉さんの作品なので期待しちゃってたんですけどね。
平田さんはかわいかったけど。(笑)



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