ミル茶日記。

日々の出来事など

狂言と芝居

2012-02-27 23:42:08 | 芝居
15年ぶりくらいに狂言観ました

鶴見狂言会「隠狸/六地蔵」 サルビアホール 2/2(木)19:00~

野村萬斎さん主催の会です。
面白かった~
くだらない話を愛すべきまぬけな登場人物達が真剣に演じるという
感じなんですけど本当に笑えます
要はお笑いのコントみたいなもんですね。
1本の作品で大体30分くらいなのですが多分普通にお笑いのネタで
やったら15分くらいで終わる内容をものすごくゆっくりとした動作で
ゆっくりとしゃべるからそんなにかかってしまいます。
出てくる人は嘘をついて人をだましたり、隠し事をなんとかばれない様に
策を練ったりしますが抜けているので最後は結局ばれてしまい
「ごめんなさい~」と言って退場という展開です。
でもゆっくりやるからこそとぼけた雰囲気になり、悪人も全然悪くみえなくて
本当に微笑ましい笑いにつながっていました。

とてもリラックスして気分転換になって今後はもっと観たいと改めて思いました

そして一転こちら

ペンギンプルペイルパイルズ「ベルが鳴る前に」
本多劇場 2/20(月)19:00~


・・・面白いんですか?これ・・・
倉持裕さんの劇団初観劇で相当期待して相当楽しみにしておりましたが、
私には何処が面白いのか判りませんでした
少し寝てしまいましたし

奥菜恵さん以外は劇団員なのか客演なのかも分からなかったのですが、
なんだか下手に感じました。
観始めてすぐの予感。
この芝居はつまらない。
アンサンブルも活きてない。

私はそんな風に感じてしまいました・・・。

この劇団の公演もう一回くらい観てみますが次もダメだったらもう観ないでしょうね。

あ、でも今度「鎌塚氏、すくい上げる」っていうのやるそうです~
これは楽しみですね 


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キャラメル雑記

2012-02-18 00:37:35 | 芝居
キャラメルについて細かいこと色々あってそれに伴い
色々思うことがあったので雑記です

まず、最近やっと読み終わりました「流星ワゴン」。
キャラメルのクリスマス公演を観てから読み始めて2ヶ月かかりました。
「隠蔽捜査」で読書熱が再発してたのに「流星ワゴン」で失速
やはり好きなタイプの作品ではありませんでした。
でももしかしたらキャラメルで観なかったらもう少し面白く
感じたかも知れません。
原作の方が不思議なお話ながらも説得力があって、
自然と人の気持ちの動きが理解出来ました。
キャラメルの方はちょっと端折りすぎだったなぁというのが
読んでの感想となりました


そして今ドラマでやってる「ステップファザー・ステップ」。
元キャラメルの上川さん主演。
こちらは原作を先に読んでから臨みました。
1話目が一番面白かったかな。
2話目以降原作とかけ離れてきてもう別物とするしかないって感じです。
特に礼子先生が全然違って出すぎでむしろウザい存在
原作では双子は意外とクールだし「俺」はかっこ悪いながらもかっこいいし
礼子先生は可憐で謎めいてステキな存在だし、シンプルでおしゃれな作品でした。
それがベタベタな親子の絆メインの話になってしまってがっかりです
あと上川さんが無駄にかっこいい。
この役って役としてはかっこいいけどビジュアルはきっとそうでもない気がするのに
上川さんのかっこよさが目立ちすぎてる。
珍しく見続けていますが原作のことは早々に忘れて見るしかないって感じですね


そして「容疑者xの献身」再演。
近江谷さんが石神なんて~・・・
「サンタクロース」に出てからきっとまた出るに違いないとは思いましたが
意外と早かったですね。
石神大丈夫でしょうか。
確かに今の西川さんでは不安にはなりますが近江谷さんの石神は想像出来ない。
信用してない訳ではないですが主役のイメージは無いんですよね。
かといって刑事役で出てしまったら色々な役とかぶりますしね。(笑)
まぁ気持ちを切り替えて楽しみにします

で、余談。
先週くらいだったかな。
yahooニュースでこんな感じの見出し

「幸四郎長女が相棒俳優と交際」

確かこういうのありましたよね。
「幸四郎長女って松本紀保さんじゃないの、へ~誰と
と何気なく記事を見たら川原和久さんじゃないですか
私は「相棒」を見ていないので相棒俳優と言われてもピンと来なくて
川原さんと言えばショーマの役者さんでキャラメルのお兄さん的存在で
キャラメル作品の初代竜馬でとかそういう人です。
人気ドラマシリーズに出ているし名前がいつか認識されるのでしょうかね。
六角さんは認識されてますもんね。(←これ割と驚きでした
それ以外にも「相棒」って確か大谷さんとか山西さんとか
結構いい役者さん出ているんですよね~。


こんな感じかな

今はキャラメルは「トリツカレ男」やっていますね。
私は再来週観る予定です。 


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「ある女」

2012-02-13 22:55:31 | 芝居
ハイバイ「ある女」 
こまばアゴラ劇場 1/25(水)19:00~


今年の初観劇はハイバイでした
また当日券。
とあるブログでレビューを読み、「あ、ハイバイ今芝居してるんだ」と知りました。
私が観に行った芝居にはチラシは入ってなかったんですよね。
チェックもしてなくてうっかりでした。

そしてもうこの日観るしかない!と思って定時速攻帰りました。
今回のお芝居の主人公はダブルキャストで、岩井さんの出演日が
限られており気付いた日しか観るチャンスがありませんでした。
しかも岩井さんの一人のトークショーが終演後にあるっていうのも魅力的でしたし。

で、キャンセル待ちながらも何とか入れました。(よかったー)

タイトルの通りある女のお話。
ずるずる不倫して次第にお金をもらう様になっておかしな教室に通って
いつのまにか身体を売る商売みたいなことをして最後拉致の挙句レイプ
・・・となるところを何とか逃げて幕。って感じ。

岩井さんが女性を演じているせいかみじめな展開も凄惨な場面も
あまり感情移入しないで観られましたね。
でも岩井さんて何故女性役があんなにしっくり来るんだろうか。(笑)
お芝居の中身がどうっていうのは特に無く、私はやっぱり岩井さんが
見たいんだなって思いました。
なんだか好きなんですよね。
あの幸うすそうな陰気な顔と飄々とした感じが。(笑)
だから観られて良かったです。
アンケートにも連絡先書いたので次回確実にチケット取りたいと思います。

今回もトークショー楽しかったです
しかも一人トークショーでお客さんの質問に答えていくって形だった
のですがこういうのやってるってことは岩井さんは話好きなのかなって
感じるのですがどうなんでしょう。
そしてお客さんもなかなかいい質問ばかりでへ~って感じで聞いていました。
一つ笑っちゃったのが岩井さんはおばさんを演じるのが好きで、
しかも「ヒドイ目に遭うおばさん」をやりたいんだそうです。(笑)
変な嗜好ですね。さすがです。

演劇界にあまり詳しくない私なので(そういえば先日演劇関係の友達と
話をしてた時もたまにちんぷんかんぷんでしたねー)それ以外の質問
に関してはよくわからないなぁって思うことありましたが、
ハイバイは演劇が身近にある人が好む作品なのかなと思ったりもしました。
私はどちらかというとミーハーなので新しい劇団や役者さんの
開拓とかはあまりしないんですよね。(お金も限りあるし・・)
その中でハイバイを知ることが出来たというのは奇跡な気がします。

とりあえず今年の一発目でした
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「YOU SING, YOU WANT vol.11」

2012-02-11 00:15:49 | 音楽
2/7でブログ初めて3年経ちました
早いですね~。
更新ペースは遅いですが今後ともよろしくお願いいたします

では4年目の記念すべき一発目は一ヶ月も前のライブのレポです。

「YOU SING, YOU WANT vol.11」
Duo MUSIC EXCHAGE 1/12(木)19:00~


千綿さん主催のイベントに松ヶ下さんが出るということで行ってきました。
千綿さん、松ヶ下さん、里地帰君の対バンです。

まず里地帰君。

里ちゃん(と千綿さんは呼んでました。)は細身でおしゃれさん
ミュージシャンというよりショップ店員さんって感じです。
優しそうで繊細な感じでした。二胡の音色も優しくてピッタリでしたね。

で、今回とってもとっても嬉しいことがあって

里ちゃんのサポートで荒幡亮平君がキーボードを弾いたんです

・・・誰?って感じですよね

亮平君はご自身のユニット「para-e-sola(パライソラ)」主催のライブに
半崎美子さんが出てサポートしているのを見ていいなぁと思った人で
松ヶ下さんの次に好きなピアノ弾きさんです。

亮平君のブログにサポートすることを書いていなかったのでないだろうと思いつつ、
亮平君がサポートだったらなぁ~松ヶ下さんと共演して欲しいなぁ~なんて
ひそかに思っていたらやってくれました!!
きゃーー!!やったーー!!(松ヶ下さんとの共演はなかったけど・・・)

とは言え、登場した時、実は亮平君ということが判りませんでした

そうそう、よく考えたら私生で見たの3回目だったんです。
しかも2回目を見たのは一昨年の3月なのでなんともうろ覚えで。
ちょっと松坂大輔の若い頃に似てるかも?と漠然とは思っていたのですが
実際見て「???」ってなってしまっていました。
ありゃりゃ。ほんとに好きなのか?
でもキーボードを弾き始めた途端「あ!!亮平君!!」と気付く私。
顔で気付かなくても音で気付いてよかったよかった。(笑)

ライブに行くと色んなきっかけで好きになりますよね。
サポートだったり、イベントライブで知ったりと基本的に松ヶ下さんつながりが多いです、
というかそれしか無いのかも。

松ヶ下さんのサポートが無くても行く(半崎美子さん、伊藤多賀之君など。)
松ヶ下さんがサポートの時に行く(牧野由依さん、YASSさんなど。殆どの方がここですね。)
松ヶ下さんがサポートでも行かない(おっと

で、亮平君は松ヶ下さん→美子さん→para-e-solaなのでに入れてもいい気がします。
2008年12月のことです。

美子さんのサポートは松ヶ下さんがそりゃー一番良かったですけど、
亮平君もすごく良かったんですよー。
歌う人の気持ちを汲み取れる人です。若いのにたいしたもんです

そんな訳で里ちゃんのことは殆ど見ていませんでした。ごめんなさい。
亮平君の演奏をニヤニヤしながらガン見してしまいました。やばー。
でも、良かった~ホントに。

そして松ヶ下さん

黒のTシャツにチェックのシャツ、ジーンズでした。
お久しぶりの方が多いので知ってるといいなと思う選曲にしたそうです。

セットリスト
1Again
2傘
3月
4友情
5想い出の降る朝
6運命
7Pole Star
8Happiness?

うん、確かに定番曲ですね。

亮平君のピアノとは全然違いました。
こうして同じタイミングで聴くと楽器って本当に人によって音が違うんだなぁと実感しました。
松ヶ下さんのピアノを聴きながら同じ空間を共有することがとても幸せに感じました。

「月」の時淡い青でちょっとスモーク掛かった感じで薄明かりの月を眺めている様な
気持ちになりました。
またエコーがいい感じにきいてて気持ちよくてそのまま寝そうになりましたよ

そして千綿さん。

散歩に連れていてもらう前の犬の様に(あ、失礼しました)歌うことがすごく嬉しそうでした。

今回歌詞が結構頭に入ってきましたね。
「拝啓、風上の君へ」が特に耳に残りました。
え~と、「世界の最後のビスケットがあったら迷わず半分する・・・」みたいな
歌詞があって、『え~全部くれないの?』と心の中でツッコミを入れてみたり。(笑)
「何も引かずに何も足さずにそのままでいいよ」みたいな歌詞で
『そうだよね~』なんてしみじみ思ったり・・・。
初めて聴く曲は歌詞が入ってこないことが多いのですが千綿さんは違いましたね。
詞に魂がこめられているってことなのかな。

3/9に新しいアルバムが出るということでその中からの歌「愛文(ラブレター)」を
歌う前の説明で「本当にこういう気持ちだ」みたいなことを言ってて
別に私には関係無いのですがちょっと照れました。
ストレートな方なんですねぇ。

松ヶ下さんと里ちゃんがサポートした「モノクローム」。
松ヶ下さんが激しくかっこよかったですよ
射る様な鋭い目線、迫力の演奏。ツインボーカルか!?って程の歌いっぷり。
いや~ステキでした~
申し訳無いですが松ヶ下さんコーナーのどの曲よりもこの時が一番かっこよく見えました

千綿さんのコーナーが短く感じたのは気のせいでしょうか。
あっという間に終わり、あっという間にアンコール。
美空ひばりさんの「愛燦燦」を3人で。
松ヶ下さんの美声にクラクラしました。

そして物販です。
亮平君のCDも売ってるということで購入
サインもしてくれました。

で、物販のテーブルは

千綿さん 松ヶ下さん 里ちゃん

という並びだったのですが、

千綿さん 松ヶ下さん 亮平君 里ちゃん

って感じで並ばれてしまったので松ヶ下さんの横で亮平君のサインを
貰うことになってしまいました。(あうあう
でもにやけてしまいました。
ファーストアルバムも持っていますがそれはサインを貰っていないので今回初です。
お話したのも初めてです。

亮平君は最初いなくて物販のお姉さんが呼んできてくれたのですが
なんで自分に?って感じの戸惑いの表情たっぷりで、
でもちゃんと私の名前も書いてくれて握手もしてくれました。

松ヶ下さんの場合、緊張しすぎて握手のことをあまり覚えていられないのですが
亮平君は大丈夫でした。大きくてあったかい手でした。
para-e-solaのライブをしないのかと聞いたら今年はやる予定と言っていたので
是非行きます

あはは、亮平君のことばっかりになってしまった。(汗)

今日の一曲
 「モノクローム」  

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2011年観劇ベスト5

2012-02-01 00:16:28 | 芝居
早いもので1月も終わりです。
遅ればせながら2011年の芝居ベスト5です

1位 イキウメ「散歩する侵略者」
2位 M&Oplays プロデュース「鎌塚氏、放り投げる」
3位 「ろくでなし啄木」
4位 キャラメルボックス「水平線の歩き方」
5位 劇団☆新感線2011【夏】興行いのうえ歌舞伎「髑髏城の七人」

1位 イキウメ「散歩する侵略者」
 ダントツ一位です
 質の高い脚本と役者さんの確かな演技力で荒唐無稽なはずの物語が
 リアルなものに感じました。
 悲しく美しくピュアな作品でした

2位 M&Oplays プロデュース「鎌塚氏、放り投げる」
 これも脚本が素晴らしい。
 そして私的にはタイトル大賞です

3位 「ろくでなし啄木」
 濃密な3人芝居でした。
 勘太郎君今年勘三郎襲名するということで益々お父さんに似てくるのかな。
 藤原君は今蜷川作品出ていますね。観たいな。
 吹石さんも次の舞台期待したいです。
 そんな魅力ある3人のお芝居でした

4位 キャラメルボックス「水平線の歩き方」
 ハーフタイムシアターの中では好きな作品です。
 何より無理やりな設定や展開が無い。(笑)
 W岡田の空気感が好きですね

5位 劇団☆新感線2011【夏】興行いのうえ歌舞伎「髑髏城の七人」
 作品は大好き。髑髏城DVDBOXを衝動買いしてしまい、古田バージョンを
 また堪能してしまいました
 森山末来君、早乙女太一君は良かった。
 小池栄子の極楽太夫もステキだった。
 でも主演がやっぱり小栗旬君ってのはちょっと弱いですよね

今年はまだ1本しか観ていません。
観たい作品は沢山あるのですが当日券で観られるかなぁ。

 

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