当日券にて観劇。(ネタバレ多数)
真心一座 身も心も 第三章
「『流れ姉妹 たつことかつこ』~獣たちの夜~」本多劇場 2/20(金)PM7:30~
第一章と第二章をほぼ忘れた状態で臨む第三章。
第三章のパンフレットで色々なことを知ったり思い出したり・・・。
というか、今まであまり気にしてなかった「レイパー」がレイプする人
という意味の造語と知ってびっくり
そっか、毎回ラバーと恋するたつこ、レイパーに陵辱されるかつこって
ことなのか、ふ~ん・・・
今回ゲストに関してはラバーもレイパーもマザーも誰がやるのか頭に
入っていなくて「ゲストがや」にだけ注目していた。
しかし「がや」ということには気にもとめていなくて普通の日替わりゲスト
だと思っていた。(気付いていないことが多すぎる・・・)
日替わりで高田聖子さん、峯村リエさん、粟根まことさん、中山祐一郎さんが出演。
とても迷った。どの人もいい!でも迷った挙句、粟根さんに決定
最初に通行人か何かの役で出てきて「あれ?もしや粟根さん?」と思ったら次から次へと
ちょい役で登場。で、あ~そっか、がやってそういうことかぁ、とやっと納得。
がや四人衆と基本同じ扱いなのね。でもそれよりも登場回数少ない気がする。ちょっと残念
でも牛の出産シーンで子牛として生まれてから立ち上がるまでのシーンはかわいかったなぁ
この役なら高田さんとか峯村さんも見たかったかも。
日替わりゲストは子牛が上手く演じられるかどうかにかかってると言ってもいいと思う。
すごい重要。(笑)
今回のゲストレイパーは高橋和也さん。
翻訳物とかの二枚目な役を何年か前に見た様な気がするけどそれ以来かな。
最近ではイ・ビョンホンの吹き替えをしているとか。
今回はすぐに感動して熱くなる純朴な牧場主の青年の役だった。
でも別れた妻のことでトラウマがあり、そこに触れた途端、
取り乱し泣き叫び果てはかつこへのレイプへとつながる。
(その前にお母さんへのレイプになりそうでちょっとキツかった)
思えばかつこがレイプされる相手は大概心に傷を持つ人ばかり。
そういう設定なんだね。
そういう人にかつこは惚れられて、そしてかつこも惚れる。
でも村岡さんも毎回体当たりで演じててすごいなぁ。
この役ってハードだよね~
で、ゲストラバーが中村倫也君。正直なところ、誰だか判らなかった。
ところが!!すっごく良かった!!
過去2回のゲストラバーは松重豊さんと相島一之さん。
松重さんは暴れ馬の様なたつこを受けとめ包容力もあり強くて優しい男性だった。
相島さんはどちらかというといつもの様に心の狭い情けないキャラ。(笑)
最後振られてたし、まあそれは仕方無い。
たつこを受け入れる様な懐の深さは無い。(相島さんゴメンネ)
やっぱり松重さんの様な大人の男性がたつこにはいいのかなぁなんて
思っていたが、意外や意外。この中村君。
20歳くらいの青年で、というか、見た目かわいくてまるで少年の様。
この子がすごく良かった。大阪のチンピラのボスらしいのだが
(経歴とか話の中には出てこないので何故ボスなのか判らないけど)
正体を隠した時の使いっぱしりの様な気の弱い雰囲気と、
冷酷なボスの顔の二つを上手く演じ分けていた。
こういうキャラ好きーなんか「BANANA FISH」を思い出す。
この少年の正体を一目で見破るたつこ。
たつこの度胸のよさと気性の荒さはなんだか回を追う毎に
グレードアップしている様に感じるのは気のせい?
それとも今回は殺したはずの母親との再会というテーマだったから
最初から気が立っていたってこと?
とにかくたつこは何処にいてもカリカリしていて誰に対しても喧嘩腰で
荒くれ野郎そのものだった。(それで獣たち?笑)
でも慎也(中村)といる時はなんとなく少し気持ちがほぐれている感じがした。
少―し優しい顔をしていた
まぁお互いそんな甘い関係は望んではいなかったとは思うが妙な結びつき
というか、相容れない関係なのに惹かれあってる様に見えた。
たつこに「もっとドデカイもの盗んでかたぎになれば?」と言われ、
その後は何故かたつこに付きまとう慎也。
最後にたつこの唇を不意打ちで奪って「じゃーね」と去っていく慎也。
硬直するたつこ。
ここも少女マンガっぽい!!
でもあんなかわいい男の子にチューされて千葉さん大丈夫??
(しかも何十回もあるだろうし。笑)
気性は荒いけど堅物だからこういうシチュエーションは苦手だと思う。
でもキスされても動じない様に見せていたけどたつこは内心バクバク
ドキドキしてるんだろうなぁと思うとかわいい
親子くらい年が離れてそうな2人だったけどある意味プラトニックというか、
微笑ましい恋愛だった気がする。
この中村倫也君。
パンフレットでプロフィールを見たら「トライアングル」に出てるそうで。
まだちゃんと確認してないけどもしやその他大勢の刑事の一人か!?
なんか一人無駄にかわいい顔した刑事がいるなぁとは思ってたんだよね。(笑)
でもセリフなんかなくて。あの子がきっと中村倫也に違いない。
あと、「ラストフレンズ」とか「ギラギラ」にも出てたとか。
どちらも途中で見るのやめちゃったせいか全く記憶に無~い。
この慎也が足を洗ってかたぎになった続編とかが見たいと思っちゃった。
今後要チェックな俳優さんです。
さて今回のメインである、初代ゲストマザーの木野花さん。
かつことたつこのお母さんでかつこのことはかわいいがたつことは憎しみあっている。
次に会ったらどちらかが死ぬまで戦うくらいの気合をみなぎらせる二人に挟まれ
悩むかつこ。(古い例えだが何となく麻宮サキとお母さんと美幸の関係に近い。)
しかし木野さんと千葉さん。本当に親子の様。
すごく迫力あるしこの親にしてこの子ありって雰囲気が自然と出ている。
実際他人なのに親子にしか見えない。
最後には結局二人は対面し、戦い、たつこの勝利。
でもとどめを差す直前かつこに「その人お母さんじゃないのよ!」と言われ
手を止めるたつこ。どうやら母親のふりをして二人に近づいたらしい。
黒幕はやっぱり末次ちゃん(愛しの河原雅彦さん)
河原さんも怪しげですごくいい
この姉妹は末次により翻弄されていると言っていい。
慎也を操っていたのも刑務所の所長を操っていたのもこの人。
出番は少ないのにすごく存在感があって胡散臭くて。
偶然の様に現れては意味深なことを言い去っていく。
かつこの保護観察になったのも偶然ではないのか?
この姉妹の過去とどんな関係があるのか?
三回もやっているのに謎が増えていくばかり。
それにしても今のペースだと第四回はきっと2年後?
たつこがまた恋をし、かつこがまたレイプされ、
谷村がにぎやかして、末次が神出鬼没に登場する。
次のラバーもレイパーも楽しみだ。
演じる方もやりがいあるんじゃないかな。
でもマザーが次回出るのか判らないが木野さん以上の
キワモノを探すのはなかなか難しそう。(笑)
真心一座 身も心も 第三章
「『流れ姉妹 たつことかつこ』~獣たちの夜~」本多劇場 2/20(金)PM7:30~
第一章と第二章をほぼ忘れた状態で臨む第三章。
第三章のパンフレットで色々なことを知ったり思い出したり・・・。
というか、今まであまり気にしてなかった「レイパー」がレイプする人
という意味の造語と知ってびっくり
そっか、毎回ラバーと恋するたつこ、レイパーに陵辱されるかつこって
ことなのか、ふ~ん・・・
今回ゲストに関してはラバーもレイパーもマザーも誰がやるのか頭に
入っていなくて「ゲストがや」にだけ注目していた。
しかし「がや」ということには気にもとめていなくて普通の日替わりゲスト
だと思っていた。(気付いていないことが多すぎる・・・)
日替わりで高田聖子さん、峯村リエさん、粟根まことさん、中山祐一郎さんが出演。
とても迷った。どの人もいい!でも迷った挙句、粟根さんに決定
最初に通行人か何かの役で出てきて「あれ?もしや粟根さん?」と思ったら次から次へと
ちょい役で登場。で、あ~そっか、がやってそういうことかぁ、とやっと納得。
がや四人衆と基本同じ扱いなのね。でもそれよりも登場回数少ない気がする。ちょっと残念
でも牛の出産シーンで子牛として生まれてから立ち上がるまでのシーンはかわいかったなぁ
この役なら高田さんとか峯村さんも見たかったかも。
日替わりゲストは子牛が上手く演じられるかどうかにかかってると言ってもいいと思う。
すごい重要。(笑)
今回のゲストレイパーは高橋和也さん。
翻訳物とかの二枚目な役を何年か前に見た様な気がするけどそれ以来かな。
最近ではイ・ビョンホンの吹き替えをしているとか。
今回はすぐに感動して熱くなる純朴な牧場主の青年の役だった。
でも別れた妻のことでトラウマがあり、そこに触れた途端、
取り乱し泣き叫び果てはかつこへのレイプへとつながる。
(その前にお母さんへのレイプになりそうでちょっとキツかった)
思えばかつこがレイプされる相手は大概心に傷を持つ人ばかり。
そういう設定なんだね。
そういう人にかつこは惚れられて、そしてかつこも惚れる。
でも村岡さんも毎回体当たりで演じててすごいなぁ。
この役ってハードだよね~
で、ゲストラバーが中村倫也君。正直なところ、誰だか判らなかった。
ところが!!すっごく良かった!!
過去2回のゲストラバーは松重豊さんと相島一之さん。
松重さんは暴れ馬の様なたつこを受けとめ包容力もあり強くて優しい男性だった。
相島さんはどちらかというといつもの様に心の狭い情けないキャラ。(笑)
最後振られてたし、まあそれは仕方無い。
たつこを受け入れる様な懐の深さは無い。(相島さんゴメンネ)
やっぱり松重さんの様な大人の男性がたつこにはいいのかなぁなんて
思っていたが、意外や意外。この中村君。
20歳くらいの青年で、というか、見た目かわいくてまるで少年の様。
この子がすごく良かった。大阪のチンピラのボスらしいのだが
(経歴とか話の中には出てこないので何故ボスなのか判らないけど)
正体を隠した時の使いっぱしりの様な気の弱い雰囲気と、
冷酷なボスの顔の二つを上手く演じ分けていた。
こういうキャラ好きーなんか「BANANA FISH」を思い出す。
この少年の正体を一目で見破るたつこ。
たつこの度胸のよさと気性の荒さはなんだか回を追う毎に
グレードアップしている様に感じるのは気のせい?
それとも今回は殺したはずの母親との再会というテーマだったから
最初から気が立っていたってこと?
とにかくたつこは何処にいてもカリカリしていて誰に対しても喧嘩腰で
荒くれ野郎そのものだった。(それで獣たち?笑)
でも慎也(中村)といる時はなんとなく少し気持ちがほぐれている感じがした。
少―し優しい顔をしていた
まぁお互いそんな甘い関係は望んではいなかったとは思うが妙な結びつき
というか、相容れない関係なのに惹かれあってる様に見えた。
たつこに「もっとドデカイもの盗んでかたぎになれば?」と言われ、
その後は何故かたつこに付きまとう慎也。
最後にたつこの唇を不意打ちで奪って「じゃーね」と去っていく慎也。
硬直するたつこ。
ここも少女マンガっぽい!!
でもあんなかわいい男の子にチューされて千葉さん大丈夫??
(しかも何十回もあるだろうし。笑)
気性は荒いけど堅物だからこういうシチュエーションは苦手だと思う。
でもキスされても動じない様に見せていたけどたつこは内心バクバク
ドキドキしてるんだろうなぁと思うとかわいい
親子くらい年が離れてそうな2人だったけどある意味プラトニックというか、
微笑ましい恋愛だった気がする。
この中村倫也君。
パンフレットでプロフィールを見たら「トライアングル」に出てるそうで。
まだちゃんと確認してないけどもしやその他大勢の刑事の一人か!?
なんか一人無駄にかわいい顔した刑事がいるなぁとは思ってたんだよね。(笑)
でもセリフなんかなくて。あの子がきっと中村倫也に違いない。
あと、「ラストフレンズ」とか「ギラギラ」にも出てたとか。
どちらも途中で見るのやめちゃったせいか全く記憶に無~い。
この慎也が足を洗ってかたぎになった続編とかが見たいと思っちゃった。
今後要チェックな俳優さんです。
さて今回のメインである、初代ゲストマザーの木野花さん。
かつことたつこのお母さんでかつこのことはかわいいがたつことは憎しみあっている。
次に会ったらどちらかが死ぬまで戦うくらいの気合をみなぎらせる二人に挟まれ
悩むかつこ。(古い例えだが何となく麻宮サキとお母さんと美幸の関係に近い。)
しかし木野さんと千葉さん。本当に親子の様。
すごく迫力あるしこの親にしてこの子ありって雰囲気が自然と出ている。
実際他人なのに親子にしか見えない。
最後には結局二人は対面し、戦い、たつこの勝利。
でもとどめを差す直前かつこに「その人お母さんじゃないのよ!」と言われ
手を止めるたつこ。どうやら母親のふりをして二人に近づいたらしい。
黒幕はやっぱり末次ちゃん(愛しの河原雅彦さん)
河原さんも怪しげですごくいい
この姉妹は末次により翻弄されていると言っていい。
慎也を操っていたのも刑務所の所長を操っていたのもこの人。
出番は少ないのにすごく存在感があって胡散臭くて。
偶然の様に現れては意味深なことを言い去っていく。
かつこの保護観察になったのも偶然ではないのか?
この姉妹の過去とどんな関係があるのか?
三回もやっているのに謎が増えていくばかり。
それにしても今のペースだと第四回はきっと2年後?
たつこがまた恋をし、かつこがまたレイプされ、
谷村がにぎやかして、末次が神出鬼没に登場する。
次のラバーもレイパーも楽しみだ。
演じる方もやりがいあるんじゃないかな。
でもマザーが次回出るのか判らないが木野さん以上の
キワモノを探すのはなかなか難しそう。(笑)