ミル茶日記。

日々の出来事など

「ヒア・カムズ・ザ・サン」

2011-07-14 23:22:14 | 芝居
気付けば更新しないまま一ヶ月経ってました・・・
あれ・・・

また書けないものが多いんでしょうね。
「銀河旋律」も終わったし、もうすぐサマーツアーも始まるし、
あっと言う間に夏なんですねぇ。 



「水平線の歩き方」と2本立てで初日は2本とも当日券で観ました。
今回から?なのか、当日券は先の公演の1時間前にまとめての発売となり
「ヒア・カムズ・ザ・サン」の分も18時から発売でした。
まぁ公演と公演の間が30分ですからそれだけでてんやわんやですよね。
そういう面でスムーズに事を運べるキャラメルボックスのスタッフってすごいなぁと思います。

キャラメルボックス2011ハーフタイムシアター「ヒア・カムズ・ザ・サン」 
サンシャイン劇場6/2(木) 20:30~


私、阿部君主演ってことで、相当、そーとー期待していました。

だけど蓋を開けてみると・・・

う~ん・・・

いまいち

物の記憶が見える主人公真也が意中の彼女カオルの父親と行動を共にし様々な記憶を辿る話。
しかし軸となるストーリーが弱い様に感じました。
なんだかテーマが伝わらずぼんやりした作品でしたね。

父親とカオルの架け橋になる存在の真也。
う~ん、そうだなぁ。
真也がカオルを好きだって設定は最初はいらないのかも知れません。

あ、そうそう、そのカオルさん。
なんと「ハックルベリー」のカオルさん。
そういうつながりがあるとは驚きでした。

「水平線」でもアベチカコが出ていますが、ま、それは強引な性格っていう
キャラで見ればどういう背景のある人なのかというのはさほど気になりません。

でもカオルさんに関しては「ハックルベリー」を見てるのと見てないのとでは
与える印象が全然違うのではないかと思いました。
しかも君原先生と別れてそんなに経ってない時期って設定なんですよね。
そういうタイミングで真也になびくはずがありません。
っていうか、なびいて欲しくない

だから結構難しい役だと思います。
何をやっても一本調子の岡内さんには無理でしょう。
真也も中途半端。
この程度の薄い役なら畑中君でも構いません。(←ひどい

阿部君にもっといい役をお願いしますよ~。
そういう意味では「銀河旋律」は楽しみでしたね。

そうだ。
忘れてはならないのが岡田達也さん
西川さんの代役。
「僕でよければ」と快諾した役。
もう一本の「水平線」で主役なのにこっちにも出るとはすごいなぁ。
しかもちょっとした役かと思ったら結構ヘビーな役じゃないですか。
とてもかっこよかったのですがこれ本当に西川さんがやるはずだったんですかね。
ものすごく達ちゃんにぴったりだったのですが。
なんかヤサグレ感と哀愁が漂った、それでいて永遠の少年って感じのお父さん良かったです
ちょっとイメージでは内田裕也って感じもしました。
「ロッケンロール」で済ませてしまう勝手さと勢いと愛嬌。
このお芝居で唯一良かったのはお父さん役を達ちゃんがやったということかと思いました。

そして2回目の観劇は前売り券にて。

キャラメルボックス2011ハーフタイムシアター「ヒア・カムズ・ザ・サン」 
サンシャイン劇場6/17(木) 20:30~


受けるイメージがこれだけ変わるのも珍しいのですが2回目を観た感想は
「面白かった」です。

「四月になれば彼女は」とか「TWO」とか色々混ざった様な作品でしたが
時間が経つ程にハリーの切実さが伝わってきて涙は流さなかったのですが
心の中が悲しさでいっぱいになりました。

出演者変えてやって欲しいです。
別の感想をまた持つかも知れません。
ハーフタイム再演第一候補でお願いします。


 
コメント
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